格闘技徒然草

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RIZIN.37:総評

判定が多い試合が続いたメインで、伊澤がきっちり一本勝ち(しかも寝技が強い相手から)。あとの3人は全員完勝だったが、フィニッシュできそうで出来なかった。特に浜崎は1Rを見る限り腹を攻めればすぐ終わりそうだったのに、その後ボディ攻めがなくなったのは、足を痛めたりしたのだろうか。

準決勝は浜崎とRENAが同門で、伊澤と浜崎は直近で2連戦しているので、自動的に伊澤 vs. RENA、浜崎 vs. パク・シウだろう。今日の様子を見る限り、パク・シウの決勝進出も十分可能性がある。

個人的なMVPは武田。武田は急遽試合が決まって、直前で大減量しての出場だったがアップセットを起こした。この勝ちは大きい。逆にケースの出場は先に決まっていたのだろうか。武田に接近戦に持ち込まれ、撃ち合いになると先に消耗してしまった。

他に印象に残ったのは所。負けたが、44歳で現在のトップ選手相手に十分見せ場を作った。所がすごいという思いが半分と、UFCを目指している神龍が圧倒できなかったことにがっかりする思いが半分という試合だった。