格闘技徒然草

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LFA138:第4試合・河名マスト vs. アレイジャ・ジョンズ

フェザー級

レスリング・グレコローマンU23世界選手権を制した河名は昨年7月にMMAデビューしたがKO負け。しかしそこから5連勝。前戦ではPOUNDSTORMで修斗世界ランキング1位の山本健斗デリカットにひたすら組んでバックを取る展開で完勝している。

ジョンズは昨年3月にLFAタイトルマッチでブルーノ・ソウザにスプリット判定負け。ソウザは代役で昨年UFCデビューしたが、ここまで2連敗となっている。ジョンズは1月に再起戦で勝利。バックボーンはレスリング。

パンチからすぐに組みに行く河名。ケージに押し込みに行くが、入れ替えたジョンズ。押し込む。押し返した河名がボディロックからバックに。得意の形。ジョンズスクランブルで逃れようとするがついていく河名。しかしジョンズ正対。押し込むジョンズ。肘。河名組んで投げを狙ったがスッポ抜けて離れる。ジョンズ左ハイ。残り1分。ワンツーを入れた河名だがジョンズのハイをもらい後退。効いたか。ケージまで下がった所にパンチを貰う河名。組み付くが引き剥がされる。ジョンズまたハイ。河名距離を取りしのごうとする。鼻血が出ている。詰めたジョンズがパンチを打ち込み効いた。しかしなんとかしのいでホーン。

1Rジョンズ。

2R。左をついこむジョンズ。また左ハイ。キャッチした河名。タックルに行くが切られてパウンドをもらう。しかし足を放さずなおも倒しに行く。が、倒せず。押し込んで膝を入れるジョンズ。ジョンズ首相撲。離れた河名。ジョンズ左ミドル。また左ハイ。もらったがキャッチ。そこから組んでボディロックしスタンドバック。倒したがジョンズスクランブル。バックキープをする河名だが、ジョンズスイッチで返して立った。河名なおも組んでいくが差し返したジョンズ。離れた。残り1分。ジョンズ左ミドル。左ストレートが顔面を捕らえる。また左ハイ。さらにパンチで出ると河名もらっている。グロッキー。シングルレッグに入ったが切られた。ジョンズの左がヒット。河名下がってなんとか逃げる。ホーン。

2Rジョンズ10-8。

3R。河名パンチで出ていく。心は折れていない。しかしジョンズ組んでケージに押し込む。シングルレッグからリフトして投げた。が、倒した瞬間にすぐ立ったジョンズ。またケージに押し込む。離れた。すぐ出ていく河名。パンチを貰ってもいるが手を出していく。ケージに押し込んでシングルレッグへ。しかし倒せず。ジョンズ左ハイから左ストレート。前蹴り。河名パンチで出る。またハイをキャッチしてタックルに入る河名だが残り45秒。ボディロックからスタンドバックについて投げた河名。が、ジョンズすぐに立つ。タイムアップ。

判定30-27×2、30-26の3-0でジョンズ勝利。

河名は得意のスタンドレスリングでほぼ優勢な場面を作らせてもらえず。スタンドバックを取ってもすぐにスクランブルで対処され、倒してもすぐに立たれた。完敗。しかし完全に劣勢の3Rでパンチで攻めに行った気持ちの強さは買いたい。