格闘技徒然草

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UFC on ESPN41:セミファイナル・ネイト・ランドワー vs. ダヴィッド・オナマ

フェザー級。両者ノーランカー。

ロシアやカザフスタンなどで行われたM-1チャレンジのアウェイ環境でキャリアを重ねたランドワー。UFCではハーバート・バーンズとジュリアン・エロサにいずれもKO負けして2勝2敗。なぜかセミに抜擢されている。15勝のうち、KOが8勝で、一本勝ちは1試合のみ。本来は先週ズバー・ツフゴフと対戦予定だったが、ツフゴフがビザの問題で入国できずに、急遽オナマに変更になった上に、1週間スライドとなった。

ウガンダ出身のオナマはUFCデビュー戦もまた直前で代役出場が決まり、オッズでは大幅なフェイバリットだったが、組まれてバックからコントロールされる展開で完敗。MMA唯一の黒星を喫している。しかしそこから2試合連続フィニッシュ勝利。大器の片鱗を見せると、今回もまた緊急出場での参戦で、今回もオッズはフェイバリットになっている。

リーチを活かしてジャブを入れていくオナマ。飛び込むランドワーにワンツー。右を打ち込むオナマ。ワンツーがヒットしランドワーフラッシュ気味にダウン。すぐ立ったランドワー。また飛び込みワンツーがヒットしランドワーダウン!マウントになりパウンド。終わったかに思えたがランドワー凌いだ。しかしすぐにオナママウント。またパウンド。背中を向けたランドワー。バックマウントからパウンド。仰向けに。ランドワー反転して上に。オナマ足で距離を取り立った。ラッシュで疲れがあるオナマ。テイクダウンを狙ったが倒せず。離れる。打撃戦でホーン。

1Rオナマ。

2R。手を出していくランドワー。ヒット。打ち勝っているランドワー。オナマやはり疲れがあるか。タックルに。しかし四つからスタンドバックを取られた。がぶりから膝を入れるランドワー。アナコンダ!が、スッポ抜けた。ランドワーバックに回りチョーク。振りほどいて立つが、ランドワー休まず出る。オナマ疲れている。タックルを切ったランドワー。がぶりからアナコンダ。外れたが、立ち上がりが遅れてランドワーに上を取られる。ランドワーマウント。亀になるオナマにパウンド。しかしランドワーも疲れでパウンドに力ない。オナマ立った。ランドワー組んでテイクダウン。パウンド。亀のオナマにパウンド。マウント。が、ランドワーも疲れている。ホーン。

2Rランドワー10-8。オナマは果たして戦えるのか。

3R。両者消耗しているが、スタミナがあるのはランドワー。パンチを入れるオナマだが、ランドワー首相撲から膝。ケージに押し込んでまた膝。オナマタックル。切られて下になるが、ランドワー付き合わず立たせる。また首相撲。膝。頭を抱えて膝を着いたオナマだが、ランドワーまた立たせた。オナマ最後の力を振り絞りパンチを打ち込む。が、連打で完全にガス欠。止まったところにランドワーがパンチの連打。オナマ打ってこいとアピール。もはや立っているのが精一杯。タックルに行くがランドワースタンドバック。離れ際に左ハイ。オナマまた溜まったエネルギーを放出してパンチ連打。が、組みに行ったところで下に。ランドワーサイドから腕を極めようとするが、放して自ら立ち上がりスタンドへ。ランドワー最後にラッシュ!突進してパンチを打ち込み倒れ込んだランドワーにパウンド!タイムアップ!

28-28、29-27×3のマジョリティでランドワー勝利!

会場はスタンディングオベーション

1R圧倒していたオナマだが、緊急出場でコンディションが整っていなかったのか、早々にガス欠。それでも要所で復活してきてあわやの場面を作った。ランドワーもかなり疲れていたが、最後まで気持ちは切れず。