格闘技徒然草

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PANCRASE329:第5試合・中村勇太 vs. 林源平

ウェルター級。中村5位、林はライト級7位で、今回から階級転向。

40歳、九州の柔道・柔術強豪中村。パンクタスでは貴重な重量級だけに、王座経験者や後の王者にバンバン当てられ、一時は7連敗も喫したが、2019年から初の連勝。が、のちの王者菊入には打撃でぐらつかせたものの、自身も打撃をもらいふらふらとなった展開から2RパウンドでTKO負け。さらに3月にはプロデビュー戦の21歳髙橋攻誠にパンチを効かされダウンしKO負け。

林は普段90kgある体格からライト級に落としていて、2020年にはヤン坊との暫定王座決定戦にも出場。しかしそこから葛西・金田一にも敗れて3連敗。パンクラスでは2014年のネオブラ決勝での佐藤天戦以来のウェルター級となるが、実は2018年にはさらに上のミドル級で当時王者の新村と対戦したことがある。キックがバックボーンのストライカー。

パンチ・膝で出る林。右ハイ。テンカオ。中村、自分から出ることが出来ない。林の右ハイがヒット。間合いがつまりパンチの打ち合いから中村のパンチがヒット。一瞬ぐらついた林。中村くんでケージに押し込む。クラッチさせないように防いでいる林。残り40秒でクラッチした。投げを狙ったがこらえる林。中村後ろに倒そうとするがギリギリこらえた。

1R三者中村。

2R。林のパンチで中村ダウンするがすぐに立って組み付く。ケージに押し込むが、林首相撲に捕らえて膝。中村放して肘。林右ハイ・右ミドル。さらにワンツー。林が打撃で攻め込む。ヒットし効いている中村。右がヒット。動きが止まっている中村。パンチから右ハイ。倒れない中村。林またパンチから右ハイ。パンチの連打で中村ダウン!上になった林だが、中村下から足関。しかし回転して足を抜いて離れる林。スタンドへ。残り1分。林の右でまたダウンした中村。パウンドを入れたが立たせた。林がパンチを打ち込んでいく。なんとか凌いでいる中村も手を出していく。ホーン。

2R二者林10-9、一者林10-8。

3R。林の右ストレートがヒット。また右が入ってダウン。レフェリー止めない。パウンドを入れる林だが離れて立った。林がパンチを入れていく。ジャブ。また右ハイ。残り1分。林仕留めに行かない。中村も出られずタイムアップ。

29-28×2、29-27の3-0で林勝利。

判定まで粘ったが、3Rのダウンで止めていいと思った。