格闘技徒然草

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UFC on ESPN+69:第7試合・マイク・デイヴィス vs. ヴィチェスラフ・ボルシェフ

ライト級。

デイヴィスはUFCデビュー戦がいきなりギルバート・バーンズという不運で一本負けしたが、そこから2連勝中。9勝中7KO・1一本勝ちで、前回はUFCデビュー戦のメイソン・ジョーンズ相手にキャリア初の判定勝ち。

アルファメール所属のロシア人・ボルシェフはUFC1勝1敗。キックがバックボーンで、初戦はボディでダウンを奪ってKOしたが、2戦目はマーク・ディアキーシー相手に実に11度のテイクダウンを奪われ判定負け。穴が見えた。

デイヴィスが打撃で出る。ジャブからアッパーがヒット。アッパーを返すボルシェフ。カーフキック。デイヴィスパンチからタックル。テイクダウン。ボルシェフ下から蹴って立つ。立ち際にまたタックル。スタンドバックに回ったデイヴィス。膝を入れてテイクダウン。後ろに倒し寝かせようとするが、ボルシェフ立って離れた。パンチで出るボルシェフ。ケージに詰めてパンチを打ち込むが、デイヴィスまたタックルでテイクダウン。寝かせるとマウント!肘・パウンド。ハイマウントに。肘。パウンド。シザースで返そうとしたが打たれているボルシェフ。止められてもおかしくない。ケージを蹴って亀になったが、再びマウントに戻る。が、残り15秒でケージを蹴って反転したボルシェフ。ホーン。

1Rデイヴィス10-8。しかし最後は仕留められそうなところを逃したという印象。

2R。パンチで出るボルシェフ。カーフキック。足が流れるデイヴィス。ボルシェフの右がヒット。デイヴィス攻めがないがスタミナ切れか?しかし間合いを詰めたデイヴィスがタックル。テイクダウン。ガードを取るボルシェフ。パスしたが押さえ込めず立たれたデイヴィスだが、立ち際にタックルでまたテイクダウン。マウントに。肩固め。しかし浅いと見て自らマウントに戻る。残り1分。パウンド。亀になったボルシェフ。股下から逃げるが、すぐにまたタックルからテイクダウン。上からパウンドを落としホーン。

2Rデイヴィス。

3R。打撃で攻めるボルシェフ。ハイ。左ミドル。デイヴィス右ミドル。プレスしていくボルシェフ。左ボディからワンツーを入れたが、デイヴィスのタックルで倒された。ハーフ。ガードに戻したボルシェフ。下で時間が過ぎるボルシェフ。残り1分でようやく立ったが、その瞬間にまたタックルでテイクダウンされる。残り10秒でデイヴィスがチョークに入るが、正対して外したボルシェフ。タイムアップ。

29-28、30-26×2の3-0でデイヴィス勝利。

デイヴィス勝ったがフィニッシュできた試合。ポジションを取っても簡単に逃げられすぎる。

ボルシェフは前戦で露呈したテイクダウンディフェンスの問題がまったく改善されておらず、今回もそこをつかれて敗れた。このままではUFCで戦うには厳しい。