格闘技徒然草

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UFC on ESPN+72:第2試合・カルロス・カンデラリオ vs. ジェイク・ハドリー

フライ級だったが、カンデラリオが2.5ポンドオーバー。

5月に平良のUFCデビュー戦の相手を務めたカンデラリオ。その時も最初の計量で失敗していたが、再計量でクリア。しかし今回はオーバーに。平良戦では寝ても立っても劣勢で、終盤はポジションを取られパウンドでKO寸前まで追い込まれたが、なんとか判定まで持ち込んだ。バックボーンはボクシングで、重いパンチが武器。

ハドリーは平良 vs. カンデラリオと同じ大会でUFCデビュー。メインカードで元RIZINのアラン・ナシメントと対戦したが、テイクダウンを許して下からの仕掛けも防がれての完敗で、MMA初黒星を喫した。8勝1敗の26歳。

ともにUFC初戦で敗れてからの2戦目。

プレスしてパンチを打ち込んでいくカンデラリオ。ハドリーも打ち返す。右を入れたカンデラリオ。今日は積極的なカンデラリオ。ガンガン攻める。ハドリーなかなか手が出せない。ジャブから左。ケージ際まで下がらせた。ハドリーのパンチをもらうが構わず出る。右ミドル。ハドリーも手数を増やしてきた。ワンツー。ミドルを返すカンデラリオ。ハドリー左ボディ。ハドリーがプレスしてきた。カンデラリオが打ち返すが下がってかわした。逆にケージを背負わせるハドリー。左ボディ。膝を返すカンデラリオだが左ボディをもらった。両者激しく撃ち合い1R終了。

1Rは後半盛り返したハドリーのラウンド。

2Rも開始から打撃戦。ミドルを入れたカンデラリオ。ハドリーがバランスを崩したところで組んだが、引き剥がすハドリー。パンチで出る。左ボディ。右ボディ。パンチの距離で手数の多い打ち合い。また左ボディを入れたハドリー。カンデラリオシングルレッグ。テイクダウンしたがハドリー三角。クラッチすると下から肘連打。絞めにいきつつ肘を入れる。クラッチが深く外れない。カンデラリオなんとか耐えている。深く入ってタップアウト!

両者とも敗れてからの2戦目だったがアグレッシブだった。打撃戦でハドリーのボディが効いて、カンデラリオがタックルに来たところで得意の下からの仕掛けで勝利。

カンデラリオは体重オーバーした上にフィニッシュ負け。コンテンダーシリーズでも敗れているのでこれで3連敗。序盤の打撃は良かったが、結局打ち負けてしまった。