ヘビー級。ティブラ10位、イワノフ15位。
ポーランドのティブラはUFC10勝6敗。テイクダウンからのパウンドを武器に5連勝でランキングを5位まで上げたが、アレクサンダー・ヴォルコフにはタックルをすべて切られる展開で判定負け。前戦はキャリア無敗のアレクサンドル・ロマノフ相手に大幅なアンダードッグだったが、打撃に穴があるロマノフに2R以降タックルを切っての打撃でリードして判定勝ち。
今日引退したヒョードルにコンバットサンボで勝ち、戦極・Bellator・WSOFに参戦したイワノフ。Bellatorではトーナメント準優勝、WSOFではヘビー級王者となって鳴り物入りでUFCと契約したが、4年で3勝3敗、すべて判定決着という期待を裏切る戦績にとどまっている。約2年ぶりの復帰戦となった昨年5月の試合はランク外のマルコス・ホジェリオ・デ・リマ相手に膠着多めの泥試合の末、手数で上回り判定勝ち。
ミドルを入れたティブラ。飛び込みを狙うイワノフだが入っていけない。遠い間合いで蹴りを入れるティブラ。イワノフが詰めるとケージを背負う。ジャブを入れたイワノフ。右を当てたティブラ。右ハイ。手数が少ないイワノフ。間合いを詰めて左右のパンチを出したがヒットせず。ホーン。
1R手数でティブラ。
2R。左を当てたイワノフ。ティブラが出てきたところにパンチを合わせた。両者間合いに入らないままの打撃戦。ティブラがミドルを入れたが、足が低くローブローになってしまう。再開。イワノフワンツー。ティブラのパンチがヒット。そのまま出て行くが、イワノフが右フックを引っ掛けた。ホーン。
2Rは手数で五分のため微妙。
3R。ティブラいきなりタックル。ボディロックからテイクダウン狙い。こらえるイワノフからバックを奪う。寝かせてマウントに。背中を向けたイワノフからバックマウント。立とうとするイワノフだが、ケージ際でなおもバックコントロールを続けるティブラ。立てないイワノフだが、ティブラもコントロールするのみ。残りわずかで放してパンチを入れたティブラ。タイムアップ。
30-27、29-28×2の3-0でティブラ勝利。
グダグダの凡戦に終わった。