格闘技徒然草

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Road To UFCシーズン2エピソード1:第1試合・トップノイ・キウラム vs. ニャムジャルガル・トウメンデムベレル

フライ級ワンマッチ。

RIZINにも出場したトップノイ。昨年はトーナメント一回戦でLFAフライ級王座にも挑戦した堀内佑馬に判定勝ち。しかし準決勝で優勝したパク・ヒョンソンに1R一本負け。今回はワンマッチでの出場となる。30歳。

モンゴルのニャムジャルガルは、今年3月のGLADIATORで、RIZINにも出場した王者NavEからわずか7秒でKO勝ちしてインパクトを残した。25歳でキャリア6戦は全試合フィニッシュ勝利(2KO・4一本勝ち)。代役などで本戦に出場すれば、鶴屋の大いなるライバルとなりそうだが。

いきなりパンチで出たニャムジャルガル。トップノイ距離を取るが、ケージを背負った所でニャムジャルガルタックル。シングルレッグ。こらえて肘を入れたトップノイ。離れるニャムジャルガル。クリンチアッパーを入れたニャムジャルガルだがトップノイがパンチを返す。ニャムジャルガルの右がヒット。一瞬崩れたトップノイ。右目からも出血。詰めてケージを背負わせるニャムジャルガルだが、トップノイ大振りのパンチを放つ。ニャムジャルガルパンチ・前蹴りで出るとタックルへ。ボディロックからサバ折りテイクダウン。マウントになっている。亀になり立ち上がるトップノイ。ニャムジャルガルすぐにハーフバックについたが、股下から抜けて逃れたトップノイ。残り1分。ニャムジャルガルタックル。ケージでこらえるトップノイ。シングルレッグで倒したが残り30秒。肘・パウンドを落とす。残りわずかで起き上がってタックルに入ったトップノイ。ニャムジャルガルがバックにつこうとしたが下に落ちた。ホーン。

1Rニャムジャルガル。

2R。じわじわ詰めるニャムジャルガル。トップノイワンツー。ヒット。笑みを見せるニャムジャルガル。トップノイ左ミドル。左。手数で上回ってきた。ニャムジャルガル大振りのパンチで出ていく。またケージを背負ったところでタックル。シングルレッグで倒そうとしたが、トップノイが倒して上に。が、ニャムジャルガル膝十字!完全に伸びているが耐えているトップノイ。外れた。バックからパウンドを入れるトップノイ。ニャムジャルガルちょっと消耗したか。寝かせたトップノイ。ニャムジャルガル下からホールド。疲れて凌ぐだけになっているか。が、密着して細かいパウンドを入れるだけのトップノイを見てレフェリーブレイク。ニャムジャルガル大振りのパンチで出る。トップノイシングルレッグ。しかしニャムジャルガルがスクランブルで上になりがぶる。ニンジャチョーク。外れた。クリンチアッパー連打。トップノイがパンチを放った際に前のめりにバランスを崩した。トップノイがバックにつこうとしたが前に落ちる。ホーン。

2Rニャムジャルガルの膝十字がニアフィニッシュで取られるかどうか。取られなければトップノイ。

3R。大振りのパンチで出るニャムジャルガル。しかし冷静にかわしてカウンターを入れたトップノイ。トップノイまたシングルレッグに。テイクダウン。ニャムジャルガル、下からホールド。ブレイク待ちか?逃げる動きがない。トップノイも密着していて攻められず、ブレイクがかかる。すぐ出ていくニャムジャルガル。またシングルレッグ。疲れもあって簡単に倒されたニャムジャルガル。しかし下の時間をこれ以上使いたくないニャムジャルガル、ケージ際まで移動し立とうとする。首をギロチンに抱える。トップノイ回転して外すが、その隙をついて立った。トップノイすぐタックル。倒されたニャムジャルガルだが、下から肘。立ったニャムジャルガルが投げた。下から蹴り上げるトップノイ。バックにつこうとするニャムジャルガル。チョークを狙うが足のフックがない。外れた。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28の2-1でニャムジャルガル勝利。

序盤の勢いは良かったニャムジャルガルだが、大振りのパンチを見切られるとスタミナ切れし、簡単にテイクダウンを許してしまった。本戦出場させなかった判断が正解だったか。

敗れたトップノイは判定に納得行かない表情。2Rのニアフィニッシュが評価されたのか、3Rテイクダウンからコントロールだけでダメージがないとみなされたのか?どちらにせよ、割れるのはおかしくない内容だった。

 

1Rは三者ニャムジャルガル、2Rと3Rは両方割れている。