格闘技徒然草

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UFC on ESPN46:第5試合・ジョン・カスタネーダ vs. ムイン・ガフロフ

バンタム級

カスタネーダはUFC2勝2敗。UFCデビュー戦で敗れた後、2連続フィニッシュ勝利し、前回はダニエル・サントスに1R3度のダウンを奪い勝利目前としたものの、攻め疲れで2Rに失速し、逆転KO負け。バックボーンはレスリング・柔術。31歳。

タジキスタンのガフロフはUFCデビュー戦。ONEで3勝3敗の成績を残した後、2019年にUFCと契約したが、ONEの契約が残っており試合は消滅。その後、契約切れを待って2021年にコンテンダーシリーズに出場したもののスプリット判定負け。昨年からLFAに出場し、10月にバンタム級王座決定戦で勝利しタイトルを獲得した(なお、バンタム級の歴代王者は全員UFCかBellatorと契約している)。今回はマテウスメンドンサの代役でUFCとの契約が決まった。テイクダウンからのパウンドが武器で、18勝中10KO・7一本勝ち。27歳。

ガフロフタックル。切ったカスタネーダ。離れる。ミドルを入れるガフロフ。さらに右オーバーハンド。踵落とし、バックスピンキック。カスタネーダのミドルをキャッチしたガフロフ。テイクダウンを狙ったが、放してパンチ連打。バックスピンキックをボディに入れたガフロフ。パンチから組み付いたガフロフ。離れるカスタネーダ。しかし左ハイがヒット!ガフロフぐらついた。さらにパンチを打ち込むとダウン!上になるカスタネーダに下からホールディングして凌ごうとするガフロフ。残り1分。スクランブルで上を取り返したガフロフだが、カスタネーダ立ち上がりスタンドに。ガフロフ回復したのかパンチで出る。右を放つカスタネーダ。ホーン。

1Rカスタネーダ。

2R。ガフロフが左右のフックを振り回し出る。右ハイ。ケージに詰めて左右のパンチを振り回す。大振りだが攻勢。カスタネーダのタックルは止めた。カーフキックをもらって一回転したカスタネーダだが、四つに組むとテイクダウン。背中を向けたガフロフからバックマウント。チョークを狙ったが、ガフロフ立ってカスタネーダ離れた。ガフロフ左右のフックラッシュ。しかし頭から突っ込んだところでバッティング。ガフロフ減点1。これは痛い。再開。カスタネーダのハイをキャッチしたガフロフがテイクダウン狙い。こらえたカスタネーダだがガフロフスタンドバックに。カスタネーダ前転して足関を狙うが上から押さえ込むガフロフ。しかしカスタネーダ立った。ガフロフ左右のフック。大振りだがヒット。カスタネーダもパンチをヒットさせる。詰めるとタックルへ。しかしガフロフこらえる。スタンドバックに回るカスタネーダだが正対したガフロフ。ホーン。

2Rはガフロフだが減点があり9-9。

3R。シングルレッグでケージに押し込んだガフロフ。放してパンチを打ち込むとまたタックルへ。カスタネーダスイッチで凌いだ。離れる。今度はカスタネーダがタックルからケージに押し込む。バック肘を入れて離れる。カスタネーダが打撃で出る。ガフロフまた左右のフック連打。そこからタックルへ。切ったカスタネーダがケージに押し込む。カスタネーダダブルレッグから抱え上げてテイクダウン。残り2分。ガフロフ疲れもあるか。ハーフに。ガフロフ亀になり立ち上がるが、クラッチを放さないカスタネーダ。スタンドバックに。テイクダウンをケージつかみでこらえたガフロフだが、カスタネーダテイクダウンに成功。ハーフからマウントへ。亀になったガフロフ。カスタネーダチョークを狙ったがタイムアップ。

三者29-27でカスタネーダ勝利。減点関係なし。

ガフロフ、大振りの左右のフックがけっこうヒットしていたが、3Rはやや失速し、最後はテイクダウンも取られて判定負け。