格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1香港大会きまぐれ速報

フジテレビ721観戦です。途中で途切れたりするかもしれません。
地上波中継はPM9時からなのでネタバレ注意。
デニスvsキム・ドンウック
アジアGPリザーブマッチ。ドンウックは去年のアジアGPでデビューしたはずだが1年たっても全然成長していない。素人かと思った。体格差で押す場面もあったが、ローをカット出来ず足を破壊されKO負け。藤本相手に判定まで行ったドンウックをきれいにKOしたデニスはそこそこできるのか?
武蔵vsパク・ヨンス
テコンドーのヨンスはオープニングファイトには出た経験があるらしい。プロはこれがデビュー戦。そんな選手がGPに出てしまっていいのか。何て言うのは今さらか。
ローが武蔵の急所に入りタイムストップ。再開直後にまた急所ヒット。のたうち回って苦しむ武蔵。回復が難しいと言うことで第4試合後に組み直されるとのこと。かなりダメージが大きいようだが、再開しても出来るのか?このまま棄権した方が、主催者推薦でGP出場のチャンスがありそうだが。
ランディ・キムvsワン・チャング
ワンチャンは「散打王者で、それ以外全く情報がない」未知の強豪との触れ込み。まあ散打の選手で大成した選手はいないから、ある程度想像はつくが。
ワンチャン、ローは結構強かった。ランディが弱すぎなのかもしれないが。ランディは格闘技歴自体が1年未満なんだから仕方がないか。
藤本vs石洪堅
また散打か。体格と勢いはすごい石。すぐクリンチになってしまうが、藤本がしがみついてるのもある。冷静にさばいてはいるが、やや押され気味の藤本。やりにくそうだ。見過ぎの藤本だったが、2R残り30秒で右フックをヒットさせダウン奪取。判定勝ち。KOで勝たなければいけない相手だったと思うのだが。日本のエース、トップという自覚はないのか?
金vs戦闘竜
一回戦では一番注目している試合。戦闘竜が体格差を活かして前に出るが、金のハイキックが顔面にヒット。前のめりに崩れ落ちる戦闘竜。KO勝ち。さすがという感じ。
武蔵vsパク
ダメージが残っている武蔵だが怒りで打っていく。さすがに強烈なローは打てなくなったのか、パクは引き気味。2R、コーナーに詰めた武蔵が左右のフックをヒットさせ完全KO。引き返していく武蔵だが、突如倒れたパクに向かっていってレフェリーやセコンドに制止される。武蔵史上希に見るきれいなKO勝ち。ダメージは感じさせなかったが、この後の試合は大丈夫か?
アーツvsペタス
ペタスはアーツとやらせるくらいならアジアGPに出した方が良かったのでは?ロープ際でペタスのパンチラッシュ。守勢になるアーツ。アーツもパンチ・膝で攻める。向かっていくペタスだが、アーツのパンチでダウン。立ち上がりなおも向かっていくペタスに、アーツの右ハイがクリーンヒット。KO。全盛期のアーツのようなKOシーンだった。
金vs藤本
体格差はあまり感じない。組み合いになってもパワー負けしない金。膝から引き倒して藤本ダウン。ボディが効いているようだ。膝を嫌がって倒れる藤本、ダウンを取られ2ノックダウンで負け。ダウンじゃないとアピールしていたが、嫌がって自分から倒れていたのだから言い訳は効かないだろう。ブランク&短すぎる準備期間&体格差を乗り越え、日本最強の男をKOしてしまった金。もちろん凄いのだが、どちらかといえば今のジャパンのレベルが低すぎるという証明になった気がする。
武蔵vsワン
ワンチャンの攻めに守りに入る武蔵。が、膝がまた急所にヒット。倒れる武蔵。セコンドがタオル投入。最初のダメージが大きすぎたか。ワンチャンがセコンドのタオル投入によるTKO勝ちということになったのか?反則が原因なのでは?まあ武蔵が試合前からダメージを負っていなければ続行不可能になるほどのヒットではなかったので、それでワンチャンの負けになるというのも変か。なにやら協議中。やっぱり裁定の問題か?谷川Pがレフェリー陣と協議してる。反則行為によるダウンの後なのでタオル無効、3分間のインターバルが取られるとのこと。いやいや、もう無理と言っているのだから無理でしょ?3分で回復するダメージとも思えないし。勝ったと思ったワンチャンが怒って控え室に引きこもり。現在説得中。
ワンチャン試合放棄。武蔵勝利・・・。これはびっくりの裁定。なんというか・・・。「反則休憩中のタオルは無効」って良くわからない。選手のダメージの大きさによってはすぐ医者に見せた方がいい場合だってあるはず。武蔵はドクターからも止めると言われていたのに。ルール通りなのだとしても後味が悪い結末になってしまった。ワンチャンは膝が急所には入っていないと怒っていたようだ。
CMばかり流れている。休憩中っぽい。現地で暴動が起きてないだろうな。
武蔵は金的ダメージ、金は眼下底骨折でなんと決勝両者ドクターストップ。そして敗れた藤本とワンチャンによる決勝戦が行われることに・・・。もう何が何だか。武蔵のストップはそりゃそうだろという感じだが。
バダ・ハリvsピーター・グラハム
この試合が一番ハイレベルで面白い試合になりそう。
意外にも静かな展開。前回はバダ・ハリがアグレッシブに攻めまくっていたのに。距離を取って戦うバダ・ハリ。3R、ミドルからボディでダウンを奪う。グラハムは最後に飛び回し蹴りを出したものの、不発。判定でバダ・ハリ
バダ・ハリが大人の戦いをしたということだが、面白くはなかった。
チェ・ホンマンvsゲーリー・グッドリッジ
改めて見ると身長差が凄い。ホンマンはリーチを活かして膝・パンチ。GGは飛び込んでのフックを狙っているが、入っていけない。パンチ連打で固まるGG。そこに膝・パンチのラッシュからさらにパンチがヒット。立ったままお人形さんみたいになったGGを見てレフェリーが止めた。「立ちながら失神してましたよ!」(谷川P)。
ホンマン、全く危なげなく完勝。とりあえずGP出場者の面目は保てた。
GP決勝
藤本vsワン・チャング。
パンチでいきなり突っ込んでいき、ぶん投げるワン。体格ではワン。前に出て打っていくが、すぐクリンチになってしまう。藤本もクリンチが多い選手だし。前に突っ込むワン、逃げる藤本。逃げながらもカウンターでパンチもヒットしている。ワン、顔面のガードが甘いか。パンチにばしばし入ってふらつくワン。動きが止まったところにまた顔面ラッシュ、ダウンを奪う。カウント9で立ち上がったワン(ファイティングポーズは取っていなかったが・・・)だったが、そこにまた藤本がパンチラッシュでKO勝ち。
金に負けたのはいただけなかったが、最後はきっちり締めた。ワンも体格は良く、中国人の選手にしては良かった。
ドタバタが酷かったが、内容的にはそんなに悪くもなかった・・・が、やはり一部レベルが低すぎ。武蔵はケガによる棄権ということで、主催者推薦で復活があるか?それはいいが、開幕戦で藤本vs武蔵の再戦を組んで、無理矢理決勝に日本人を送り出そうとするのは止めて欲しい。