格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC257:メインイベント・ダスティン・ポイエー vs. コナー・マクレガー

ライト級5分5R。ポイエー2位、マクレガー4位。

両者フェザー級時代の6年半前に対戦して以来の再戦。その時は1Rでマクレガーの放ったパンチがポイエーの後頭部をかすめるようにヒットし、ダウンした所にパウンドを打ち込んでKOしている。

マクレガーはその後フェザー級王座を獲得。王座を保持したままライト級との史上初の同時二冠王となったが、そこからUFCでもコントロールできない存在となり、メイウェザーとのボクシングマッチで史上2位のPPV売上を達成したが、UFCでの試合を行わないままタイトルを剥奪されると、新王者が誕生するUFC223では選手の乗ったバスを襲撃。その時に王者となったヌルマゴメドフと半年後に対戦するが、テイクダウンからのパウンドで削られ最後はチョークで一本負け。その後は引退宣言と復帰を繰り返している。

ポイエーはマクレガーの試合を最後に先にライト級に転向すると、マイケル・ジョンソンにKO負けしただけで、10戦で8勝1敗1NC。王者ヌルマゴメドフの出場停止中にフェザー級王者ホロウェイと暫定王座決定戦で対戦すると、判定で完勝して暫定王座を獲得。しかし、やはりヌルマゴメドフにはチョークで完敗している。6月の再起戦ではダン・フッカーと対戦し、2Rにダウン寸前まで追い込まれたところから盛り返しての判定勝ち。

今後はコンスタントに試合をしたい、パッキャオとのボクシング世界戦もやりたいと語っているマクレガーだが、何をするにしても勝たなければ始まらない。

開始と同時に間合いを詰めようとしてレフェリーから「まだ始まっていない」と分けられるマクレガー。開始後すぐに間合いを詰めた。好戦的。パンチを打ち込んでいく。プレッシャーに圧されて下がったポイエーだが立て直すとタックル!テイクダウン。すぐにケージ際に移動するマクレガー。立った。クラッチを切って逆に押し込み肩パンチの打ち合い。入れ替えたポイエー。押し込んでシングルレッグに。また入れ替えて肩パンチを入れるマクレガー。離れた。マクレガーワンツー。ポイエータックルに入るが切られた。ジャブから右ももらったポイエー。ちょっとふらついている。マクレガーの左ボディ、ジャブが全部ヒット。ポイエーも右を返したがケージまで下がる。ポイエーカーフキック。マクレガーバックスピンキック。左もヒット。ホーン。

1Rマクレガー。

2R。ポイエーのカーフキックでバランスを崩したマクレガーだが右がヒット。しかしポイエーはカーフキックを入れていく。ボディを打ち込んだマクレガー。ポイエーのカーフキックをキャッチ。そのまま距離を詰めてパンチを入れる。マクレガーのパンチをかわすポイエー。マクレガーワンツー。しかしポイエー入れ替えるとケージを背負ったマクレガーにパンチのラッシュ!もらっているマクレガー!連打が入りマクレガーダウン!KO!

試合後、足を引きずっているマクレガー。カーフキックが効かされていたか。最後は足が効かなくなり棒立ちになってしまった。ポイエーはマクレガーの足が効いてないのを見て一気に勝負をかけた。

敗れたマクレガーは試合後にブランクが影響した、コンスタントに戦わないと駄目だ、また戻ってくるとコメント。

ここ2年で40秒しか戦っていなかったマクレガー。カーフキックにしても、年3試合くらいしていれば、その間に何度か蹴られることもあって、蹴ってくる相手への対処も考えることはできたはず。本人の言う通り、実戦から離れていたことによる影響の一つか。

 

UFC257:セミファイナル・ダン・フッカー vs. マイケル・チャンドラー

ライト級。フッカー6位。初参戦のチャンドラーはランク外。

メインの2人と同じく、フェザー級から上げてきたフッカー。フェザー級時代中堅クラスで勝ったり負けたりだったのが、2017年にライト級に上げてからは7勝2敗。前回は元暫定王者のダスティン・ポイエーと対戦し、2Rにパンチを効かせてKO寸前まで追い込んだが、そこからカムバックしたポイエーに粘られ判定負け。

「Mr.Bellator」とも呼ぶべきチャンドラーは昨年UFCと契約したが、イベントの中止もありなかなかデビュー戦が決まらなかった。ヌルマゴ vs. ゲイジー戦のバックアップとして待機もしていたが、出場機会なし。D-1オールアメリカンレスラーで、現在34歳。オッズはアンダードッグ。

距離をキープしカーフキックを入れるフッカー。チャンドラー間合いを詰めていく。追いかけてボディブローを入れるチャンドラー。フッカーまたカーフキック。飛び込んだチャンドラーだが距離を取ってかわす。ケージ際をサークリングするフッカーを追いかけて右を入れるチャンドラーだが、フッカーのカーフキックがヒット!ちょっと効いたか。しかしチャンドラー飛び込んで右ボディ!返しの左フックがヒットしフッカーダウン!パウンドラッシュ!座った体勢で打たれるままのフッカーを見てレフェリー止めた!

チャンドラー、試合後のインタビューでメインで戦うマクレガー、ポイエーの2人を挑発。

UFC257:第9試合・ジェシカ・アイ vs. ジョアン・カルダーウッド

女子フライ級。アイ6位、カルダーウッド7位。

バンタム級では7戦で1勝しかできなかったアイだが、フライ級に落としてから3連勝でシェフチェンコのタイトルに挑戦したものの、2RハイキックでKO負け。再起戦ではヴィヴィアニ・アロージョに判定勝ちしたが5ポンドの計量失敗。さらに前戦でも、わずか0.25ポンドながら体重オーバーとなり、その上シンシア・カルヴィーヨに判定負けした。強制階級変更指令が出てもおかしくないが、今回もフライ級。手数で勝負するストライカー。

カルダーウッドもキックがバックボーンのストライカー。こちらはストロー級から階級を上げてから3勝2敗。前回、ジェニファー・マイアに勝っていればタイトル挑戦の可能性もあったが、ガードからの腕十字で一本負けし、勝ったマイアは昨年11月にタイトルに挑戦して判定負けしている。

パンチで出るアイ。カルダーウッドが組み付くが、アイがケージに押し込む。密着しパンチを入れたが離れる。パンチで出るアイ。カルダーウッドが首相撲から膝。アイまたケージに押し込むが離れた。また距離を詰めて首四つの体勢でパンチを打ち合うが、カルダーウッドが首相撲に捕らえるとアイはケージに押し込む。押し込んでボディブロー連打。離れた。カルダーウッドがタックルに入ると首を抱えてアッパーを打ち込むアイ。ホーン。

1Rアイ。

2R。どんどん距離を詰めてパンチを入れるアイ。カルダーウッドが顔面に前蹴りを入れるが下がらないアイ。カルダーウッドがニータップでテイクダウンしたが、カルダーウッドすぐ立たせた。疲れが見えるカルダーウッド。間合いを詰めてパンチを打ち込むアイ。膝、ミドルを入れたカルダーウッド。カルダーウッドのバック肘に合わせてタックルに入りテイクダウンしたアイ。残り30秒。上からパウンドを入れるアイ。ホーン。

2Rもアイだが大きい差はない。

3R。アイがタックルでケージに押し込む。ブレイクを掛けても良い展開が続いていたが止めない。残り2分すぎでようやくブレイク。スタンドでパンチを入れるカルダーウッド。アイがタックルに入るが切った。ミドル、ジャブを入れるカルダーウッド。首相撲に捕らえる。ボディに膝。アイ離れた。アイがバック肘から首相撲。密着しての打ち合いからアイがタックルに入るが切られた。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でカルダーウッド勝利。

ケージで押し込んでいたのはアイだったが、カルダーウッドの手数が取られた。

UFC257:第7試合・マリーナ・ホドリゲス vs. アマンダ・ヒバス

女子ストロー級。ホドリゲス8位、ヒバス10位。

24歳から格闘技を初めて28歳にプロデビュー、そこから3年でUFCデビューを決めたホドリゲス。UFCでは2勝1敗2分け。前回は初代女子ストロー級王者カーラ・エスパルザにテイクダウンされる展開で、足関を凌いでのパウンドで攻める場面もあったが、スプリット判定でMMA初黒星。ストライカーだが、テイクダウンされると下から攻めようとして下の展開が長くなるのが欠点。

ヒバスはUFCデビューから4連勝中。勝った相手には柔術世界王者マッケンジー・ダーンや、ペイジ・ヴァンザントなどのビッグネームも含まれている。前回はフライ級だったが、今回またストロー級に戻している。柔道・柔術がバックボーン。

間合いを詰めるのはヒバス。サークリングして距離を取るホドリゲス。下がりながらワンツー。ヒバスタックル。ボディロックしてテイクダウン成功。ホドリゲスのガード。インサイドからネッククランク。男子ヘビー級ならこれで決まることもあるが…。放した。またネッククランク。放すと今度はホドリゲスがハイガードに。胸を張って解除したヒバスが上からパウンド。ホーン。

1Rヒバス。

2R。前に出たヒバスだがホドリゲスのカウンターの右が顎を打ち抜きダウン!ホドリゲスパウンド連打!レフェリーのハーブ・ディーンが間合いを詰めたためストップと思い立ち上がったホドリゲスだが、間合いを詰めただけで止めてなかった。ヒバス立ってホドリゲスがパンチを打ち込むと効いていて打たれるヒバス。スタンドの状態で今度はハーブ・ディーン割って入りKO。

1Rはグラウンドでヒバスが攻勢だったが、女子最軽量級らしからぬ一発のヒットでホドリゲスが試合をひっくり返した。

UFC257:第8試合・アンドリュー・サンチェス vs. マフムート・ムラドフ

ミドル級。

TUF23ウィナーのサンチェス。UFC5勝3敗。勝った試合のほとんどはテイクダウンからの塩漬け、負けた試合は漬けきれずに後半スタミナ切れしてのKO負けだが、前戦ではパンチでダウンを奪ってからの鉄槌連打でUFCで初めてのフィニッシュ勝利をしている。

ウズベキスタンのムラドフは昨年何度か試合が組まれていたが、様々な理由でキャンセルとなり、1年以上のブランク。11月にも試合が組まれていたが、新型コロナウイルスに感染し欠場となった。UFCデビューから2連勝中。KO勝ちが多いストライカーだが、試合中のアピール(挑発行為)がやけに多いのが玉にキズ。

長身のムラドフ。ムラドフがパンチで距離を詰めてタックル。ケージに押し込むが離れた。カーフキック。飛び込んでワンツー。カーフのフェイントでカットしようと左足を上げたサンチェスにムラドフがタックル。しかし倒せず。またカーフキック。ムラドフ飛び膝を放つがパンチのカウンターを入れたサンチェス。ムラドフタックル。サンチェス止めた。ホーン。

1Rムラドフ。

2R。カーフキックを蹴られている左足をやや引きずっているサンチェス。再開。サンチェスが間合いを詰める。ケージ際まで詰めてタックルに。しかし受け止めたムラドフ。離れる。パンチを打ち込むムラドフ。飛び込んでワンツー。サンチェスもワンツーを返す。1Rほどには手数の差がないが、ムラドフやや失速か。飛び蹴りから右を打ち込んだムラドフ。さらにまた右。ホーン。

2R微妙だがややムラドフか。

3R。距離を取るムラドフ。サンチェス間合いを詰めが、バックステップでかわすムラドフ。サンチェス飛び込んでワンツー。しかしムラドフのオーバーハンドの右をもらいぐらついた。ムラドフラッシュ!ケージを背負ってガードを固めるサンチェスだが、ムラドフのパンチに打たれる一方となりレフェリーストップ!

ムラドフ、UFC3連勝。

UFC257:第6試合・アルマン・ツァルキャン vs. マット・フレヴォラ

ライト級だったがツァルキャンが1ポンドオーバーしキャッチウェイトに。

もともとはフレヴォラ vs. オットマン・アツァイター、ナスラット・ハクパラスト vs. ツァルキャンのカードだったが、計量当日にハクパラストが体調不良で欠場が決定。アツァイターはUFC2連続秒殺KO勝利していたが、許可されていない外部の人間をファイトアイランド内に呼び込んだとしてリリースされている。結果、残ったフレヴォラとツァルキャンが急遽対戦することに。

ツァルキャンはUFCデビュー戦はイスラム・マカチェフに敗れたが、そこから2連勝中。まだ24歳。ジョージア出身でロシア在住。

昨年、3回試合が組まれていたが、すべてキャンセルとなったフレヴォラ。1年3ヶ月ぶりの試合に。UFC2勝1敗1分けで、現在2連勝中。初戦は無駄にアグレッシブに攻めるスタイルでスタミナ切れしていたが、連敗して以降はテイクダウンから固める手堅いスタイルになっている。

レヴォラの蹴りに合わせたタックルでテイクダウンしたツァルキャン。立ったフレヴォラにしつこく食らいついていく。また倒した。ケージで立つフレヴォラ。ツァルキャンが四つから足をかけてテイクダウンを狙うが倒せず。離れた。パンチで出るツァルキャン。フレヴォラ回転肘。ツァルキャンパンチからタックル。フレヴォラが投げで返したが、ツァルキャン倒されずに上を狙う。フレヴォラも立ってスタンドに。ツァルキャンが打撃で出る。ジャブ。フレヴォラも出ていくが、ツァルキャンがカウンターの肘をヒット。残り1分。やや大振りのフレヴォラ。間合いを詰めてミッがヒット。さらにパンチからタックルに入るが切られた。ホーン。

1Rは打撃のヒットでツァルキャン。

2R。ツァルキャンがパンチからタックルへ。レッグマウントを狙う。ケージで立った瞬間にまた倒した。今度は寝かせることに成功。フレヴォラのガード。立ち上がってパウンドを落とすツァルキャン。フレヴォラは後転して立ったが、ツァルキャンなおもボディロック。またテイクダウン。シングルレッグマウント。細かいパンチを入れる。肩足を取られたまま立ったフレヴォラだが、ツァルキャンが軸足を払ってテイクダウン成功。ツァルキャンが首を狙うとフレヴォラが下になってディフェンスするがサイドを取られる。なんとかハーフに戻す。ツァルキャンは肩固めを狙うが時間がない。トップキープしてパウンドを入れるツァルキャン。ホーン。

2Rツァルキャン。

3R。前に出てきたフレヴォラだがツァルキャンがタックルでクリーンテイクダウン。しかし今度は抑え込まれる前に立った。ツァルキャンが間合いを詰める。シングルレッグ。倒した。フレヴォラがクローズドガードからギロチンを狙ったが外れた。後転して亀になったフレヴォラにギロチン。回転して抜けて立った。が、ツァルキャンタックルからテイクダウン。バックマウント。チョーク。反転して抜けたがまた亀に。サイドへ移行。フレヴォラはもう凌ぐのみか。クォーターマウント。ハーフバックになりチョークを狙うが正対し外した。タイムアップ。

30-27×2、30-26の3-0でツァルキャン勝利。序盤はタックルを切って凌いでいたフレヴォラだが、徐々に差がついていった。

UFC257:第5試合・ブラッド・タヴァレス vs. アントニオ・カーロス・ジュニオール

ミドル級。タヴァレス14位。

UFCでのキャリアが10年となるベテランのタヴァレスだがまだ33歳。戦績12勝6敗と、中堅以上の戦績は残している。4連勝でランキングも一時は一桁に入っていたが、2年半前に当時期待の新星だった現王者のアデサニヤと対戦。当時はまだオッズでは互角だったが、試合ではアデサニヤの打撃に削られ続ける展開で判定負け。さらに、前戦は当時21歳のプロスペクト・エドメン・シャバージアンと対戦し、1RKO負けでキャリア二度目の連敗となっている。

ACJは2014年にTUFブラジル3ヘビー級トーナメントでにMMAキャリア3戦で参加し優勝したが、TUF後はライトヘビー→ミドルまで落とし、ミドルではここまで6勝3敗1NC。5連勝しランキング入りしたが、イアン・ハイニッシュとユライア・ホールに連敗してランク外に落ちている。UFCミドル級での6勝のうち5勝がチョークでの勝利というグラップラー

両者は昨年3月に試合が組まれていたが、両者ともに負傷欠場し、昨年は試合をしていない。

ジャブを打ち込んでいくACJ。パンチの連打からシングルレッグへ。ケージでこらえるタヴァレス。諦めて放したACJ。ACJがパンチからタイミング良くタックルに入る。またこらえたタヴァレス。ケージに押し込んだ。倒せず離れる。カーフキックを入れるタヴァレス。ワンツー。ACJもパンチを打ち返すと、右オーバーハンドからタックルに。受け止めたタヴァレス。ACJが押し込み膝を入れるがローブローでブレイク。再開後すぐにホーン。

1RACJ。

2R。打撃で出るタヴァレスにACJがタックル。初めてテイクダウン成功。しかし距離を作り立つタヴァレス。ACJは立ち際にタックルに入るがタヴァレスはケージでこらえた。離れた。ジャブで出るタヴァレス。ACJがシングルレッグに入るがまた切られた。残り1分。タヴァレスのワンツーがヒット!ぐらついたACJがタックルでしのごうとするが切られた。が、立ち際のタヴァレスの前蹴りがローブローに。タイムストップ。再開するがホーン。

2Rはパンチを効かせたタヴァレス。

3R。打撃で先手を取るタヴァレス。ACJは下がりながらジャブ。タックル。尻クラッチしたがケージで耐えるタヴァレス。差し返してこらえる。ACJが足をかけて倒そうとするが倒せない。ブレイク。ACJのパンチからタックルも切って膝を入れるタヴァレス。ジャブを打っていく。ローに合わせてタックルに入り、クラッチまではできたACJだが、タヴァレスはまたケージを背負ってこらえる。そのままタイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0でタヴァレス勝利。

UFC257:第4試合・ジュリアナ・ペーニャ vs. サラ・マクマン

女子バンタム級。ペーニャ7位、マクマン9位。

ペーニャはTUF18ウィナー。前戦はランキング1位のジャーメイン・デ・ランダミーとの対戦で、勝てば次期王座挑戦権を手に入れられるところだったが、打撃のデ・ランダミー、寝技のペーニャという展開から、タックルに入った所をギロチンに捕まり一本負け。その前にやはりランキング1位のヴァレンチーナ・シェフチェンコと対戦した時も、ガードからの腕十字で一本負けしており、タイトル挑戦に届きそうで届かない。

2004年のアテネオリンピックレスリング63kg級銀メダリストのマクマンだが、もう40歳。テイクダウンからの押さえ込みが武器だが、テイクダウン後下から極められることも。6月にアスペン・ラッド戦が組まれていたが、ラッドが膝前十字靭帯を損傷し試合が消滅したため、約1年ぶりの試合となる。

左右のパンチを入れるマクマン。ペーニャもパンチで出るが、マクマンがダブルレッグへ。両足を畳んでテイクダウン。背中を向けたペーニャ。片足フックしハーフバックに。ペーニャ立った。マクマン離さずケージに押し込む。またテイクダウン。サイド。ハーフ→ガードに戻したペーニャ。マクマンはインサイドから密着したままパウンドを入れる。ホーン。

1Rマクマン。

2R。パンチで距離を詰めるペーニャにマクマンタックル。テイクダウンしたがペーニャ下からギロチン。そのままスイープを狙ったが外された。下から肘・パンチを入れるペーニャ。さらにハイガードから三角狙い。肘を引いてディフェンスするマクマン。マクマン密着して肘。背中を向けたペーニャ。またハーフバック。首を狙ったが正対して立ったペーニャ。マクマン組んで押し込みながら膝。残りわずかで離れ際にペーニャのパンチがヒット。ホーン。

2Rマクマン。

3R。ペーニャが打撃で出る。マクマンのタックルは遠くて切られた。ペーニャ押し込む。四つに組んだマクマンが入れ替えて逆に押し込むが、ペーニャが外掛けテイクダウン!サイド。マクマン疲れたか?シングルレッグに入るマクマンだが、切られてパウンドをもらう。亀になるマクマン。バックから殴るペーニャ。両足フックしバックマウント。仰向けになり四の字バック。チョーク。チョーク。喉元に入っている。引き手を掴んで耐えていたマクマンだが深く入ってタップ!

2Rまでリードしていたマクマンだが、序盤テイクダウンを取れても、フルラウンド制しきれずにスタミナ切れで終盤一本を取られてしまう最近の負けパターン。

UFC257:第3試合・カリル・ラウントリーJr. vs. マルチン・プラフニオ

ライトヘビー級。

ムエタイがバックボーンのラウントリーは、K-1ファイターのグーカン・サキをKOしたことがある。ここまで4勝4敗1NC。ランカークラスには苦戦が続いている。

ポーランドのプラフニオは極真世界大会出場経験があるものの、UFCデビューからは3試合連続1RKO負け。3戦目はUFC1勝3敗のマイク・ロドリゲスと対戦し、首相撲からの肘をもらいKOされた。ここまで負けているのに4度目のチャンスが与えられるのが意外。

ステップしてパンチを入れていくラウントリー。間合いを詰めていくプラフニオ。ワンツー。ミドルを入れたプラフニオ。ラウントリーもパンチを返す。左ミドル。ラウントリーの左がヒット。また左ミドル。プラフニオの右ミドルに左を合わせる。ホーン。

1Rラウントリー。プラフニオ、UFCで初の2Rに。さすがに今回は慎重なのか。

2R。プレッシャーを掛けてきたラウントリー。また左ミドル。距離を詰めたプラフニオに左フックを合わせる。口が開き気味のプラフニオ。ボディストレートを入れていく。プラフニオの右にラウントリーの右がカウンターで入り膝をついたプラフニオ。すぐ立つ。明らかにダメージが合ったがラウントリーは仕留めに行かず。ホーン。

2Rラウントリー。

3R。攻めていくラウントリー。プラフニオもミドルを返し打ち合う。プラフニオタックル。切られた。右を打ち込むプラフニオ。プラフニオが左右のパンチで出る。そこからタックルに入るがこれは切られる。プラフニオ手数が増えてきた。ラウントリーは疲れがあるのか、このラウンドは手が出ていない。逆にギアを上げてきたプラフニオ。タイムアップ。

三者29-28でプラフニオがUFC初勝利。

会場からは客入れ後初となる判定結果へのブーイング。1Rは手数ではプラフニオだったので、十分あり得る判定だが。

UFC257:第2試合・モフサル・エフエロフ vs. ニック・レンツ

150ポンド契約。本来は先週ニック・レンツとマイク・グランディが対戦予定だったが、グランディのセコンドが新型コロナウイルス陽性となり欠場。急遽、エフロエフが1週間遅れでレンツと対戦することになった。リミットも直前のため本来のフェザー級リミットから5ポンド重い。

MMA13戦全勝、UFCでも3連勝中のエフロエフ。前回は修斗RIZIN王者の斎藤裕に勝っているマイク・グランディを相手に終始動き続け、テイクダウンされても即スクランブルで脱出し判定勝ち。最後まで運動量が落ちない無尽蔵のスタミナを持つ。

ベテランレンツはライト→フェザー→ライトから2度目のフェザー級転向。2009年にUFCと契約し、今年で12年目となる。D-1レスラーでテイクダウンと打撃が武器。36歳でUFC戦績は14勝8敗1分けだが、現在はチャールズ・オリヴェイラ、アーノルド・アレンに連敗中。

レンツ距離を取りタックル。組んで足をかけて倒したが、エフロエフは倒され際に入れ替え上に。レンツ下からギロチン。けっこう深い。エフロエフ下になり足のロックを外して凌いだ。がぶりから頭部に膝を入れたレンツだが、エフロエフが投げてテイクダウン。膝を割ってパスを狙うエフロエフだが、レンツまたガードからギロチン。足をロックさせないようにしてディフェンスしているエフロエフ。離したレンツ。ハーフに。パウンドを落としていくエフロエフ。落としながらパス。なおもパウンドを打ち込む。レンツが立ったところでホーン。

1Rエフロエフ。しかしレンツのギロチンがニアフィニッシュと判断されればレンツもありうる。

2R。スタンドで手数を出していくエフロエフ。レンツは足のステップがない。レンツ距離を詰めてタックル。1Rと同じように足をかけて倒すと今度はギロチン。スピンして外して立ったエフロエフがタックルに入るとレンツまたギロチン。またスピンして立ったエフロエフ。打撃を入れていくエフロエフ。組もうとしたレンツだが引き剥がされる。スタミナ切れか、レンツ動きが落ちている。レンツタックル。受け止めたエフロエフ。レンツまたギロチン。首を抜かれた。エフロエフのパンチを貰っているレンツ。レンツがタックルに入るがホーン。

2Rエフロエフ。

3R。動きが落ちないエフロエフに対し、完全に消耗しているレンツ。ステップもない。エフロエフがスタンドでパンチを入れていく。レンツも打ち返すが、エフロエフにステップされると追いつけない。レンツタックルへ。シングルレッグ。エフロエフガブッてパウンド。立った。スタンドでどんどん手数を出していくエフロエフ。レンツはガードも下がり気味。パンチを常に連打で打ち込んでいくエフロエフ。タイムアップ。

29-28レンツ、29-28エフロエフ、29-28エフロエフ。スプリットでエフロエフ勝利。

2R・3Rがレンツに入る要素はないと思ったが割れた。1Rはギロチンでチャンスを作ったレンツだが、組みの仕掛けをスクランブルで逃げられ、打撃をもらって消耗していくと、ペースが落ちないエフロエフとは徐々に差がついていった。

UFC257:第1試合・アミル・アルバジ vs. ジャルガス・ジュマグロフ

フライ級。アルバジ15位。

イギリスのアルバジは、昨年7月のファイトアイランドシリーズで、直前の欠場選手の代役として1週間前に出場が決まった。相手も初参戦のマルコム・ゴードンで、タックル→マウント→返され際の三角で一本勝ち。が、初参戦同士だったので、UFCでどれくらいのレベルにあるかは不明。前回は直前のためフライ級ファイター同士でのバンタム級戦だったが、今回は本来のフライ級での試合。

カザフスタンのジュマグロフはアルバジの試合の1週間前にUFCデビュー。ローカル時代は現UFCファイターのタイソン・ナム、元UFCファイターでタイトル挑戦経験のあるアリ・バガウティノフに勝利している。UFC初戦はUFC1勝2敗のハウリアン・パイパと対戦し、スタンドでプレッシャーに圧されて下がる展開で判定負け。

パンチを強振していくジュマグロフ。しかしアルバジがプレッシャーをかけて出ると下がる。アルバジタックル。テイクダウン。ジュマグロフはケージ際で立つ。離れた。ジャブを入れていくアルバジ。ジュマグロフは距離を取ってカーフキックを入れていくが、またスタンドでプレスされ下がる。ジュマグロフタックルで飛び込んだ。テイクダウン。しかし30秒しかない。密着したままパウンドを入れるジュマグロフ。ホーン。

1Rアルバジ。

2R。アルバジがまた打撃で出ると圧されて下がるジュマグロフ。カーフキックを入れるアルバジ。効いてる。パンチで出ていくアルバジ。ケージ際まで下がるジュマグロフ。大振りのパンチを放つジュマグロフだがガードされる。またカーフキックをもらうジュマグロフ。大振りのパンチは空振り。残り1分。打撃でリードしているアルバジは攻めてこいとアピール。ジュマグロフタックル。切られた。またタックル。がぶったアルバジ。ジュマグロフ立ったがホーン。

2Rアルバジ。

3R。アルバジのタックルを切ったジュマグロフだが、アルバジそのまま打撃で距離を詰めるとケージに追い込みシングルレッグで倒した。クローズドガードを取るジュマグロフ。まずはパウンドで削るジュマグロフ。ハーフに。パスしてサイド。背中を向けたジュマグロフから仰向けで両足フックしバック。足のフックを外して正対し立ったジュマグロフ。残り1分。逆転を狙い打撃で出るが、アルバジは冷静に距離を取りジャブ。タイムアップ。

判定フルマークでアルバジがスタンド・グラウンドともにペースを握り勝利。

ジュマグロフは今回もスタンドでプレッシャーを受け下がってしまい、ペースを握られての負け。