・ファイト・オブ・ザ・ナイト(10万ドル):ミハル・オレクシェイチュク vs. マルク・アンドレ・ベリオー
・パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(10万ドル):マリオ・バティスタ、ヤクブ・ヴィクワチ
・フィニッシュボーナス(2万5000ドル):ニコライ・ヴィリテンニコフ、ダスティン・ジャコビー
メインはバティスタが完勝。4連勝のオリヴェイラは失速が早かった。超減量&ハイパーリカバリーが武器の一つとなっているが、今回は調整がうまくいかなかったのかもしれない。階級を上げるのも手ではある。
セミでは堀口がフラッシュダウン以外は大きなピンチはなく完勝。組みではアルバジがスタンドバックのポジションを長く維持していたが、堀口が凌いでそれ以上有利な体勢は作らせなかった。ただ、事前に堀口が圧倒的に優勢であることは大方の共通認識だったので、この結果で評価が大きく上がることもなさそう。フィニッシュできなかったが、手を痛めたのと、マットが滑ってステップが踏めなくなったことも影響したか。
フライ級タイトル戦線は、ヴァンの3月までの防衛戦はなさそうな情勢。当初、トランプ大統領が「UFCホワイトハウス大会では8~9試合のタイトル戦が行われる」と言っていたが、実際には全試合でも6~7試合とのこと。前後の大会を考えても、ホワイトハウス大会だけでタイトル戦を5試合・6試合と組むことはないのではないか。そうなると、フライ級王座戦はホワイトハウス大会では組まれず、4月か5月になる可能性が高い。
前王者パントージャの回復が早い場合は、ヴァン vs. パントージャの再戦と、同日に次期挑戦者決定戦でケイプ vs. 平良というカードもあるかもしれない。
ヴァン vs. ケイプ or 平良が組まれるとして、同日にタイトル戦が組まれなかった方の試合も組まれるか、あるいは挑戦者に何かあった場合のバックアップファイターとして待機に回る可能性もある。堀口は手を痛めたかもしれないとのことで、ここに絡むのは準備期間が足りないか。今月末(日本時間では3月1日)のモレノ vs. カヴァナの勝者あたりとの対戦が現実的か。
残り1秒でタップアウト勝ちしたヴィクワチはPOTNを受賞。スコアカードによれば、判定になってもヴィクワチの勝ちだったが、タップが認められたことで10万ドルのビッグボーナスを獲得した。ただ、ガフロフ相手にかなり押されていたことも確かなので、これからランカークラスまで勝ち上がっていけるかは微妙。
ガフロフのセコンドのメラブは、「ホーンが鳴ったのに放さないから、抗議の意味でタップしたんだ」という擁護をしていたが、リプレイを見ると、少なくともタップしようとしたのはホーンが鳴る前だった。なお、メラブは過去にリッキー・シモンと対戦した際、シモンのギロチンに1分間耐え続けたが、試合後に意識が朦朧としていた(落ちてはいない)ことを理由に、一本負けにされている。その時の裁定は疑問だったが、今回のストップは仕方がないだろう。