格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN42:オッズ/予想と展望

ティーブン・トンプソン 2.40
ケビン・ホランド 1.61
ブライアン・バーバリー5.20
ハファエル・ドス・アンジョス 1.19
マテウス・ニコラウ 1.26
マット・シュネル 4.20
タイ・トゥイバサ 2.85
セルゲイ・パブロビッチ 1.47
ジャック・ハーマンソン 1.57
ロマン・ドリーゼ 2.50
エリク・アンダース 2.85
カイル・ドーカス 1.47
ニコ・プライス 1.71
フィリップ・ロウ 2.20
アンジェラ・ヒル 2.00
エミリー・デュコテ 1.83
クレイ・グイダ 2.45
スコット・ホルツマン 1.59
マイケル・ジョンソン 3.55
マルク・ディアケイジー 1.33
ダレン・エルキンス 4.70
ジョナサン・ピアース 1.22
トレイシー・コルテス 1.91
アマンダ・ヒバス 1.91
ナタン・レビー 1.51
ヘナロ・バルデス 2.65
マルセロ・ロホ 2.35
フランシス・マーシャル 1.65
ヤスミン・ハウレギ 1.33
イステラ・ヌネス 3.55

3月ぶりの客入れファイトナイト。今年のUFCは、全42大会のちょうど半分がAPEXでの無観客(正確には、数十人程度はチケットを売って入れている)開催。すべて有観客開催のBellatorが19大会なので、実はあまり差がない(ただし、1大会の観客動員数はUFCが常に1万人以上なのに対し、Bellatorは半分くらいは数千人規模での開催)。

客入れするだけあって、いつもはメインのみくらいしかいないランカーが、今回は12人も出ている。チケット収入がない分だけAPEX大会では経費節減している。もはや観客も全員ノーマスクで声出しにも一切制限がないアメリカで、来年もAPEX大会が続いていくところを見ると、APEXでの開催はコロナ対策ではなく、できるだけ安く多くの試合を組むためにやっているように思われてならない。

今回のメインは2タイムタイトルチャレンジャーのスティーブン・トンプソンと、ノーランカーだがウェルター級では負け無しのケビン・ホランドの対戦。

ローキックなしのアメリカン・キックボクシングがバックボーンのトンプソンに対し、ホランドもストライカー。ホランドは9月にキャッチウェイトでダニエル・ロドリゲスと対戦予定だったが、同大会でネイトと対戦予定だったハムザト・チマエフが大幅体重オーバー。カードがシャッフルされ、計量後に急遽まったく違うタイプのチマエフとの対戦にシャッフルされ、チマエフに秒殺一本負けした。よほどショックだったのか、試合後には引退を表明している(数日で撤回)。

距離を取って蹴りを入れていくスタイルのトンプソンだが、最近は相手に対策されることが多くなり、最近の戦績も負け越してきている。39歳で衰えもある。それだけに、チマエフ相手に完敗だったホランドにもアンダードッグとなっている。

しかしトンプソンの連敗は、いずれもテイクダウンを奪われての負けで、相手がゴリゴリのグラップラー・バーンズとムハマドで相性も悪かった。本来はテイクダウンディフェンスも強い選手。対するホランドは、テイクダウンディフェンスが穴で、逆に自分からテイクダウンに行くことはあまりない。必然的に打撃勝負になるだろう。年齢と勤続疲労で打たれ弱さが心配になるものの、打撃のみならトンプソンが上か。

トンプソン判定勝ちと予想。

第1試合はいつもより遅めの朝9時から。全15試合で、プレリムは3時間で9試合も組まれている。速報します。

修斗221127:メインイベント・清水清隆 vs. 山内渉

フライ級。清水の引退試合

ジャブを放つ清水だが、山内のワンツーがヒット。前蹴り、左ハイ。タックルに入った清水だが、がぶってパンチ連打を入れる石井。動きが止まっている?殴られる清水だが、仰向けになりガードを取る。山内パウンド。レフェリーストップ。

清水はストップに納得いかない様子だが、タックルを切られた後に、うつ伏せで殴られて打たれ続けた場面があったので、レフェリーに危険と判断されても仕方ない。タックルを切られた際にマットに頭を打った?

清水「腹いっぱいの現役生活でした。結果は出せなかったですけど、忘れられない1日でした」とマイク。

修斗221127:セミファイナル・石井逸人 vs. 藤井伸樹

環太平洋バンタム級タイトルマッチ。

ジャブで出る石井。カーフキックを入れた藤井に石井が右フック。またカーフに右を合わせた石井。藤井タックル。受け止めた石井が首投げで投げた。袈裟固め。うつ伏せになり立った藤井。脇を差したが放して殴る。石井のカーフキックで足が流れた藤井。ジャブのダブルから右を放つ石井。藤井詰めてケージを背負わせる。ボディを入れた藤井だがジャブを返す石井。右を入れた石井。藤井はジャブを当てる。残り1分。パンチの打ち合い。左右のパンチを打ち込む石井。出て行くが、ホーン後に藤井のパンチがヒットし、一瞬膝が崩れた。不可抗力だとは思うが。

2R。またカーフキックを蹴る藤井。カーフの蹴り合い。藤井また詰めるが石井タックル。スタンドバック。しかし藤井正対。逆にバックに回りパンチを入れる。石井離れたが、藤井シングルレッグ。こらえた石井だが藤井バックに。石井バックを取らせてキムラ。そのまま仰向けに倒れ込むが、外して上を取った藤井。パウンド。うつ伏せになった石井のバックに回りチョーク。しかし下に落とした。藤井下から蹴って立つ。石井タックル。倒されたが寝かされない藤井。肘・パウンドで削る。藤井バックに回りチョーク!なんtか顎の上で耐えている石井。残りわずかで殴りに切り替えた藤井だが石井正対して上になり殴る。ホーン。

3R。石井飛び膝を放ったがかわされた。石井の右がヒット。藤井打ち返すが相打ちになり後退。石井四つになると足をかけて倒しに行く。離れ際に肘を入れた石井。両者消耗している。藤井のアッパーに右を合わせた石井。ワンツーからタックルに入った石井だが、藤井入れ替えてシングルレッグでテイクダウン。すぐ背中を向けて立とうとする石井だが、藤井バックについた。足のフックは防いでいる石井。藤井三角にチェンジ。三角に捕らえられたまま殴る石井だが、藤井も三角で下から殴る。首の後ろを抱えてタイトにした藤井だが外れた。藤井すぐ立つ。膝を入れる石井。パンチで出る石井。両者フラフラになりながら打ち合うが、石井タックル。切られてバックを取られる。しかし両足フックしておらず下に落とされた。立った藤井。打ち合いでタイムアップ。ホーン後に倒れ込んだ石井。

30-27藤井、29-28石井、29-28藤井。藤井が激闘を制し環太平洋新王者に!

修斗221127:第8試合・新井丈 vs. 大竹陽

フライ級。

パンチで詰める新井。大竹下がりながらサークリング。下がりながら左。しかし新井が出てパンチを当てるとバランスを崩し下になった大竹。ケージを使って立った大竹。また出る新井。大竹下がりながらパンチを当てるが、新井は構わず出る。テンカオを入れた大竹。どんどん詰める新井。飛び込んでワンツー。右フックはかわした大竹。ジャブ、前蹴りを当てる大竹。左ハイ。新井の右が入り大竹ダウン!パウンド!レフェリーストップ!

修斗221127:第7試合・後藤丈治 vs. 須藤拓真

バンタム級

詰める後藤。須藤はロー、ミドル。後藤も左ハイを放ちヒット。飛び込んで足関を狙うフェイントを見せた須藤。後藤遠い間合いから蹴りを入れ、須藤が蹴り返すとバックステップでかわす。またハイ。ケージを背負った須藤にボディ。また左ハイ。須藤低空タックルからアンクルピック。足を抜かれて距離を取れる。またタックルから引き込み。付き合わない後藤。後藤左ハイから左ストレート。ホーン。

2R。またケージを背負う須藤。ボディにパンチを連打すると須藤シングルレッグから引き込み。上半身を押さえこむ後藤。足を抜こうとするが須藤内ヒール。足を抜こうとする後藤だが抜かせない。完全に極まりレフェリーストップ。

後藤は膝靭帯を損傷したか。

UFC282:ライトヘビー級王者イリー・プロハースカが負傷により長期欠場。タイトル返上となり、メインはブラホヴィッチ vs. アンカラエフの王座決定戦に。

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sports.yahoo.com

12月10日のUFC282でライトヘビー級王座の初防衛戦を予定していたイリー・プロハースカが練習中に肩を負傷。非常に大きな怪我で、手術が必要となり、復帰まで最低半年はかかるとのこと。プロハースカはUFCと相談の上、タイトルを返上することを決めたとのこと。

ランキング2位のヤン・ブラホヴィッチと、当初プロハースカと再戦が予定されていたグローバーテイシェイラに王座決定戦のオファーしたものの、テイシェイラはその試合を拒否。かわって、ランキング3位で現在9連勝中のマゴメド・アンカラエフが、ブラホヴィッチとの王座決定戦に出場することに。

テイシェイラがブラホヴィッチとの王座決定戦を拒否した理由については不明だが、試合まで期間がない中での変更であることと、プロハースカへのリベンジを優先したからではないか、とUFCサイドは推測している。

UFC on ESPN+73:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:該当なし

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ナタリア・シウバ、ジャック・デラ・マダレナ、ムスリム・サリコフ、ケネディ・エンジーチュクー

メインが当日に消滅するという非常事態。セミがそのままメインにスライドしたが、ノーランカー同士(クテラバに至っては負け越しでリリース間際)の試合がメインになってしまう。最近のApex大会は限られた客しか入れない、中継もESPN+で視聴率を気にすることがないせいか、露骨に捨てカードが並んでいる大会が多い。ランカーがメインのみ、それもタイトルに絡まないレベルの試合とかで、ナンバーシリーズのプレリムの方が豪華だったりする。突発的にメインが消滅するということは、非常事態ではあるが過去にも何度か発生しているので、こういう時のために攻めてセミとメインくらいはまともなカードを組んでくれたらいいのだが。今日のメインは、今後ランキングに入ってきそうなエンジーチュクーがしっかりフィニッシュして勝ったことでどうにか形になったが。

注目は3試合連続1RKOとなったジャック・デラ・マダレナ。パンチの的中率が高く、殺傷能力もある。2月にUFC284が行われるオーストラリア・パース在住のため、次回は地元でランカー挑戦か。

第1試合のナタリア・シウバもUFC2連勝。寝技が強いブレダ相手に苦戦したものの、警戒しつつも手は出していて、最後はバックスピンキックで派手なKO勝ち。盛り上がっていない女子フライ級で今後が期待できそうな存在。

UFC on ESPN+73:メインイベント・ケネディ・エンジーチュクー vs. イオン・クテラバ

ライトヘビー級。メイン消滅により、急遽メインカードに昇格となったが、予定通り3Rマッチとして行われる。両者ともにノーランカーで、初のメイン。

ナイジェリアのエンジーチュクーはUFC4勝3敗。キャリアが浅く、グラウンドに穴があり連敗していたこともあるが、それまでテイクダウンを奪われるだけだったエンジーチュクーが、前戦は5度もテイクダウンを奪い、パスガードもして完勝。グラップリングが向上しているところを見せた。

メインに出る予定だったスピバック同様、東ヨーロッパのモルドバ出身のクテラバ。人口400万人の小国だが、UFCセミとメインに選手を送り込んでいる。UFC戦績は13戦して5勝のみ、現在2連敗中(過去6戦で1勝のみ)。と、セミ抜擢(その後メイン昇格)とはいえ負ければリリースの可能性もある。バックボーンはグレコ・柔道・サンボ・コンバットサンボだが、16勝のうち12のKOがある。

パンチから組み付いたクテラバ。スタンドバック。正対したエンジーチュクーだが四つでクテラバが外掛けテイクダウン。マウントになっている。なんとかハーフに戻したエンジーチュクー。フルガードに。インサイドから肘を落とすクテラバ。エンジーチュクーは足で引き剥がし立ったが、すぐ組み付くクテラバ。首投げでテイクダウン。袈裟固め。Vクロスアームロックを狙ったが、首を抜かれてバックを取られる。クテラバ立ってキムラの体勢。足を踏むクテラバ。ホーン。

1Rクテラバ。

2R。パンチで攻めるエンジーチュクー。クテラバのタックルにカウンターの膝。ローブローがあったが即再開させるエンジーチュクー。パンチで出る。テンカオまたタックル。切った。また膝。さらにパンチを打ち込みアッパーでしゃがみ込むようにダウンしたクテラバ。バックからパウンド連打。クテラバが立とうとして崩れたところでレフェリー止めた。

1Rはテイクダウンされ劣勢だったエンジーチュクーだが、2Rはタックルをしっかり切って打撃を入れ勝利。

初のメインに抜擢されたクテラバだが、直近7戦では1勝のみで、これで3連敗。リリースされてもおかしくない成績に。

UFC on ESPN+73:セミファイナル・チェイス・シャーマン vs. ワルド・コルテス・アコスタ

ヘビー級。

シャーマンはUFC3連敗でリリース→コロナのドサクサで再契約し勝利。そこからまた4連敗したが、なぜかリリースされず7月に5度目のチャンスが与えられると、同じくUFC1勝4敗のジャレッド・バンデラとの最弱決定戦で、3RKO勝ちしてギリギリ生き残った。2週間前にジョシュ・パリジャンとのUFC最弱決定戦2が組まれていたが、相手のパリジャンが当日のメディカルチェックに引っかかり欠場となり、試合消滅。

アコスタは8月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約し、3週間前にUFCデビュー戦が組まれて勝利したばかり。前回もいきなりセミ前で、UFC最弱のジャレッド・バンデラ相手に打撃で攻めて判定勝ち。が、相手のバンデラのレベルを考えると期待外れの内容だった。バックボーンは野球、ボクシング。

ジャブを入れて出ていくアコスタ。シャーマンもジャブを入れるとカーフキック。体勢を崩したアコスタ。ワンツーを入れる。シャーマンはロー。シャーマンワンツー。詰めていくシャーマンだが、手を出しているのはアコスタ。ローを入れたシャーマン。アコスタキャッチしてケージまで押し込むが、自ら離れる。シャーマンまたロー。カットしていないのでダメージが蓄積してそう。前に出たアコスタをかわしてスタンドバックに。正対したアコスタに膝。パンチで引き剥がすアコスタ。ジャブ。アコスタがパンチで飛び込んだところで組み付いてボディロックからテイクダウン。ホーン。

1Rヒット数でアコスタ。しかしシャーマンもローやテイクダウンで突破口が見えている。

2R。アコスタジャブで出る。ヒットしている。下がるシャーマン。ワンツーがヒット。アコスタラッシュを仕掛けた。シャーマン組んで凌ぐ。離れた。ワンツー。フルスイングの右。また右がヒット。前蹴り。しかしシャーマン効いたそぶりを見せない。左フックもヒット。シャーマンはローを返す。シャーマンタックル。切られる。パンチはヒットしているアコスタ。連打を入れるがシャーマン凌いだ。ミドルを入れたアコスタ。シャーマンローブローをアピールするがレフェリー認めず。パンチ連打で出ていくアコスタだが、攻め疲れかパンチで体が流れている。荒っぽいパンチ連打。ヒットしているがシャーマン凌いでいる。クリンチ。ホーン。

2Rアコスタ。ここまで来たらフィニッシュして欲しいが。

3R。シャーマンがパンチを打ち込む。頭を振ってかわすアコスタ。疲れでガードが下がっているが、手を出すアコスタ。ワンツースリーがヒット。右フックでぐらついたシャーマン。しかし追い打ちで倒せず。逆にシャーマンが出てきた。アコスタの左がヒット。完全にガードが下がっているアコスタだが、そこからパンチを出していく。残りわずかでシャーマン出ていくが、仕留めるには至らず。タイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でアコスタ勝利。

しかし前回に続き、UFC最下層の相手をフィニッシュ出来ず。

UFC on ESPN+73:第9試合・アンドレ・フィアリョ vs. ムスリム・サリコフ

ウェルター級。

今年1月にUFCデビューしたばかりで、前半だけで4戦したフィアリョ。UFC記録の年間5勝(タイ記録で計10人いる)の更新が期待されたが、6月のシンガポール大会で敗れてからは5ヶ月のブランク。まあこれでも早い方だが。パンチの重いストライカーだが、シンガポール大会では中堅の実力者・ジェイク・マシューズ相手に距離を詰めてもパンチwもらう展開でKO負け。

キング・オブ・カンフーの異名を持つ、散打世界選手権優勝経験のあるサリコフ。UFCデビュー戦はアレックス・ガルシアに一本負けしたが、そこから5連勝でランカーのりー・ジンリャンに挑戦。しかし散打の本場中国のジンリャンにパンチを効かされKO負けし、連勝がストップした。ただし、試合直前にビザの問題があり、取得のために対応する必要があって十分な調整ができなかったとのこと。38歳。散打ストらしいサイドキック・バックスピンキックを武器としている。

積極的に手を出すフィアリョ。飛び込んで左。ワンツー。距離を取り様子見しているサリコフ。ジャブを当てたフィアリョ。ワンツー。さらにパンチをヒット。サリコフバックスピンキックからシングルレッグへ。テイクダウン。フィアリョのガード。立ち際にパンチを入れたサリコフ。さらにボディにバックスピンキックをヒット。フィアリョ出てきた。首相撲に捕らえるサリコフにアッパー。左を打ち込む。ケージを背負ったサリコフ。押し込むフィアリョだがサリコフ入れ替える。膝を入れ離れたフィアリョ。ホーン。

1Rややサリコフ。

2R。フィアリョが出ていく。前蹴りで止めるサリコフだが詰められ下がる。またバックスピンキック。ジャブを入れたフィアリョ。サリコフのバックブローがヒット。動きが止まったフィアリョにパンチからバックスピンキック。フィアリョ立て直し出ていく。詰めたフィアリョだがサリコフのジャブ、前蹴りをもらう。飛び込んで右を入れたサリコフ。フィアリョぐらついた。出てきたフィアリョにパンチを打ち込むが、ふらついてそのままスリップダウン。上になったサリコフが強烈なパウンド。下からホールドしてなんとか凌いだ。サリコフもラッシュで疲れたのか、インサイドで休んでいる。肘・パウンドを入れるサリコフ。残りわずかでさらにパウンド。ホーン。

2Rサリコフ。

3R。サリコフ左ハイ。ケージを背負ったフィアリョにバックスピンキック。ボディにヒットし、一瞬しゃがみ込んだフィアリョ。すぐ立ったがコンダは頭部にバックスピンキック。動きが止まり、追撃のパンチを入れたところで、レフェリーは続行不能と判断し止めた。

ダウンはしていなかったが、最後は防戦一方で、勝負あったと見られても仕方がないか。サリコフ復活勝利。

UFC on ESPN+73:第8試合・ジャック・デラ・マダレナ vs. ダニー・ロバーツ

ウェルター級。

UFC3戦目となるジャック・デラ・マダレナ。UFCデビュー戦は代役でキャリアも浅い相手に秒殺KO勝ちしたものの、差がありすぎて実力が良くわからなかったが、前戦はUFC5勝2敗・ロシア・ダゲスタン共和国出身のラマザン・エメエフと対戦し、ケージにつめてのボディでダウンを奪い、パウンドでKOした。それが評価されたか、オッズは今大会一番のフェイバリット。

ダニー・ロバーツはUFC7勝5敗のベテラン。ランキングには入れないが、UFCで勝ち越している中堅の実力者。こちらもラマザン・エメエフと対戦し勝利しているが、内容はメディアのジャッジの殆どがエメエフを支持する内容でのスプリット判定勝ち。それでも2連勝でランカーのフランシスコ・トリナウドとの対戦経験を手に入れたが、打撃で一方的に攻められてKO負け。

ガードを固めて出たマダレナ。ワンツーがヒット。なおもプレスしていく。ジャブで止めようとするロバーツ。右を入れたマダレナ。ケージに詰めてラッシュ!パンチを打ち込むとテンカオ。クリンチして凌いだロバーツ。左を入れたマダレナ。返しの右でロバーツダウン!パウンドを入れる。腕をつかんで防いでいるロバーツ。立った。なおもプレスするマダレナ。ロバーツのワンツー・ハイを腕でブロック。首図もうから膝。ジャブがヒット。ロバーツタックルに入った。ケージでこらえるマダレナ。入れ替えて離れた。すぐまた詰めるマダレナ。ケージ際でパンチを顔面・ボディに打ち込むとロバーツは半ば嫌倒れのようにしゃがみ込みダウン!KO!

マダレナ、3試合連続での1RKO勝ち。よほどパンチが見にくいのか、ほとんどのパンチがヒットしていた。中堅のロバーツに完勝したので、次はランカーと組んでほしい。

UFC on ESPN+73:第7試合・チャールズ・ジョンソン vs. ジャルガス・ジュマグロフ

フライ級。

LFAでのフライ級王座決定戦では日本の堀内佑馬に僅差判定勝ちしたジョンソン。今年7月にUFCデビューしたが、相手はトッププロスペクトの30連勝男・ムハマド・モカエフで、終始コントロールされ続けての完敗。手足が長いストライカーで、タイガームエタイ所属。

カザフスタンのジュマグロフはここまで1勝4敗。マネル・ケイプには1RKO負け。前戦はUFCデビューから2連勝中のジェフ・モリーナとの対戦で、タックルからスタンドバック奪う展開で警戒したモリーナの手数が減ったこともあり、完勝かと思われたが、まさかの判定負け。メディアのジャッジもほぼジュマグロフを支持する内容で、2022年の誤審・オブ・ザ・イヤーものの内容だったが、ジュマグロフには無事6度目のチャンスが与えられることになった。ローカル時代には現ランカーのタギル・ウランベコフにも勝利している。

打撃戦でジョンソンの手が目に入りタイムストップ。が、リプレイで見ると指ではなく手のひら。指で突くのは反則だが、手のひらなら合法では?ジョンソンも手のひらだろとアピール。ともかく、ドクターチェックを終えて続行。打撃で出るジュマグロフ。ケージに詰めてボディブロー。ミドルを入れたジョンソンだが、キャッチして倒したジュマグロフ。グラウンドには行かず立たせるとまたパンチを打ち込む。右がヒット。詰めてパンチ連打を入れるジュマグロフ。またボディ。ワンツーを入れたジュマグロフ。出て行くが、ジョンソンのローがローブロー。今度はちゃんと入っている。タイムストップ。再開。出ていくジュマグロフ。右をヒット。左ボディから右。右を打ち込むとそのあまmタックルに入ったジュマグロフ。ダブルレッグ。こらえるジョンソンからスタンドバック。ジョンソンオーバーフックして払腰で投げ離れる。激しい打撃戦。ジュマグロフのジャブがヒット。ジョンソンはバックスピンキック。右ハイ。ジュマグロフまた左ボディから右フック。ホーン。

1R手数でジュマグロフ。

2R。出てきたジョンソン。ジュマグロフ下がりながらも手を出す。手数ではジュマグロフ。ジョンソンやや狙いすぎか。またアイポークをアピールしたジュマグロフだが、レフェリー続けさせる。ジュマグロフがケージに詰めてパンチを入れる。そのままタックルへ。押し込んで膝を入れると今度はジュマグロフの膝がローブローに。完全に急所にヒットしている。荒れた試合になってきた。再開。手を出すのはジュマグロフ。ジョンソンは前手で距離を測るが攻撃が出ていない。ローをキャッチして倒したジュマグロフ。ジョンソン背中を見せて立った。正対。逆にボディロックするとケージに押し込み膝を入れていく。投げを狙ったジュマグロフ。そこから入れ替えて押し込むと両者ダーティボクシングでパンチの入れ合い。ホーン。

2Rもジュマグロフ。

3R。開始直後のジョンソンの前蹴りがまたローブロー。再開。インローを蹴るジュマグロフ。右足を痛めた?気にしているジョンソン。右足をダンダン踏みつけているジョンソン。大丈夫だと言い聞かせているのかもしれないが、明らかに動きがおかしい。それでも出ていくジョンソン。パンチを入れた。ケージに詰めたジョンソン。足は回復したのか?パンチを打ち込んでいく。ジュマグロフワンツー。ジョンソン詰めていくとパンチを入れる。ジュマグロフのパンチは空振り。ジョンソンがケージに詰めて打撃を入れる。ジュマグロフタックルに。受け止めて逆にケージに詰めたジョンソン。パンチを入れて離れる。残りわずかで、終わってないのにハグを要求するジョンソン。タイムアップ。最後は諦めたのか?

29-28ジョンソン、29-28ジュマグロフ、29-28ジョンソン。スプリットでジョンソン勝利。

ジュマグロフは嘘やろという表情。手数では3Rともジュマグロフだったが…。ただ1R序盤のアイポークアピールは合法な攻撃だったので、試合を止めたレフェリーの判断は待ち上がっていた。

ジョンソンは3Rにインローで足を痛めたところからスイッチが入り攻めて行ったが、内容的には負けに等しい。

スコアカード。1R三者ジュマグロフ、3R三者ジョンソンで、2Rが割れた。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは9割ジュマグロフ。2試合続けて勝利を盗まれた格好に。公式戦績は1勝5敗となったが、次のチャンスはあるのだろうか。