格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFC on ESPN25:メインイベント・ジョン・チャンソン vs. ダン・イゲ

フェザー級。チャンソン4位、イゲ8位。

前回、昨年10月にランキング2位のブライアン・オルテガと対戦し、UFC初のフルタイムとなり判定負けしたチャンソン。オルテガはホロウェイ戦で初黒星を喫した後の試合だったのでオッズはフェイバリットだったが、1R・2Rと立て続けにダウンを奪われ、その後も攻めて行ったものの、動きが落ちたこともあり踏み込めずにジャッジ三者フルマークの完敗。今回は下位ランカーのイゲ相手にアンダードッグとなっている。前回は韓国でトレーニングしたが、今回はアメリカのファイトレディで試合に向けてのトレーニングを行っている。

大学時代はレスリングで活動し、柔術は黒帯、試合ではボクシングで打ち合いKOするというオールラウンダーのイゲ。ローカル時代はパンクラスハワイ大会で中島太一に敗れたのが唯一の黒星。コンテンダーシリーズを経てUFCデビューすると、初戦こそフリオ・アルセに判定負けしたが、そこから6連勝。しかし初メインとなったカルヴィン・ケイター戦では、序盤にテイクダウンを奪われ、打撃戦では手数で劣り、後半はテイクダウンを狙うも切られる展開で判定負け。前回はギャビン・タッカー相手に22秒でKO勝利し再起を果たしている。

ジャブ、ローで牽制するチャンソン。イゲのろーにパンチを合わせる。イゲがパンチで飛び込んだがかわしたチャンソン。カーフキック。四つに組んだチャンソンだが離れた。鋭いワンツーを放ったイゲ。じわじわ出るチャンソンに左のダブルがヒット。チャンソンワンツー。間合いを詰めてタックル。テイクダウン。ハーフからガードに戻したイゲ。三角を仕掛けるがチャンソン胸を張ってディフェンス。イゲが下から蹴ったが距離を放さず立たせないチャンソン。ハーフで押さえ込んだ。足を抜いた瞬間にバックを狙ったチャンソンだが、前に落として立ったイゲ。スタンドへ。残り1分。イゲパンチで飛び込む。チャンソンのジャブに左フックをあわせる。ホーン。

1Rチャンソン。

2R。チャンソンのワンツーがヒットしバランスを崩したイゲ。立て直す。ジャブを当てていくイゲ。踏み込んだチャンソンにワンツーを合わせていくイゲ。しかしまたチャンソンの右がヒット。イゲタックル。ケージでこらえたチャンソン。離れる。チャンソンカーフキック。パンチからタックルに入ったイゲ。ケージでこらえるチャンソン。残り1分。チャンソン入れ換えてシングルレッグ。イゲはキムラを狙ったが、それをまたいでバックに回ったチャンソン。ホーン。

2Rチャンソン。右まぶたをカットしているが、イゲの頭が当たった模様。

3R。イゲ出てきた。そのタイミングに合わせてタックル。テイクダウン。イゲ下から肘。チャンソンも上からパウンド。ガードのイゲに肘を入れていく。後転させてバックを狙う。四の字バックからチョーク。腕を掴んで防いだイゲ。しかしまたチョーク。また防いだがバックから逃げられない時間が続く。残り10秒でチョーク。外したイゲ。ホーン。

3Rチャンソン。

4R。フィニッシュが必要になったイゲ。パンチで飛び込む。チャンソンは距離を取りジャブを入れていく。ケージに押し込んだイゲ。出てくるイゲにジャブを合わせていくチャンソン。右の大振りで牽制。前に出てパンチから右ミドルを放ったイゲだが、チャンソンキャッチしてテイクダウン。下からカットした目を狙ってパンチを放つイゲ。足をサバいてパスしたチャンソン。肘を落とす。ホーン。

4Rチャンソン。ここまで冷静に対処しておりスタミナ切れもなさそう。

5R。イゲのパンチは下がってかわすチャンソン。ジャブを入れていく。イゲ前に出て左がヒット。ワンツー。チャンソンタックルへ。バックに回り背中に飛びついたが足が絡めず落ちる。イゲがパンチで出ると逆にタックル。しかし潰された。バックを取ったチャンソン。四の字バック。チョークを防いでいるイゲだが時間がどんどん過ぎていく。バックキープに徹したチャンソン。タイムアップ。

48-47、49-46×2の3-0でチャンソン勝利。

慎重に安全運転に徹したチャンソン。UFCで初めての判定勝ち。勝った試合ではすべてボーナスを獲得していたが、今回はボーナス獲得ならずか。

UFC on ESPN25:セミファイナル・アレクセイ・オレイニク vs. セルゲイ・スピヴァク

ヘビー級。オレイニク15位、スピヴァクはランク外。

43歳で現UFC最年長男性ファイターのオレイニク(最年長は女子バンタム級のマリオン・ルノーで、オレイニクより5日早く生まれている)。MMA75戦59勝15敗1分け。UFCでは8勝6敗で、7戦連続でフィニッシュ勝利していたが、昨年5月のファブリシオ・ヴェウドゥムとのグラップラー対決では、禁止薬物使用での2年の出場停止開けのヴェウドゥム相手にコロナでのロックダウン中ということもあってバッドコンディションによりグダグダの内容で判定勝ち。その後、デリック・ルイスとクリス・ドーカスにパウンドを打ち込まれての連続KO負け。今回負ければランキングからも外れるし、年齢的にリリースの可能性も高い。

対するはウクライナ人ファイター・スピヴァク。なお、オレイニクはウクライナ生まれだが現在はロシア国籍、スピヴァクウクライナ国籍だが、生まれはモルドバ。オレイニクより17歳の年少。UFC戦績3勝2敗で、ランカーとの対戦はUFCデビュー戦以来。デ本来、オレイニクとウォルト・ハリスが対戦する予定で、オレイニクが別の試合に出場することになったため、スピヴァクUFCデビューすることになった。なお、ハリス戦は開始直後にパンチのラッシュをもらいダウンしパウンドを打たれてKO負けで何もできず。テイクダウンからのパウンドで攻めるスタイルで、勝った試合ではいずれも3回以上のテイクダウンを奪っている(一方、負けたマルチン・ティブラ戦では簡単にテイクダウンを取られてもいる)。

詰めていくオレイニク。距離を取るスピヴァクを追いかけてケージに押し込んだ。しかし引き剥がしたスピヴァク。距離を取りパンチを入れていく。大振りの右で牽制。間合いがつまり両者パンチを振り回す。離れたスピヴァク。パンチで出ていくオレイニクだが、ケージに詰まらずサークリングするスピヴァク。オレイニクスタンドで組み付くがまた引き剥がした。オレイニクシングルレッグ。ケージで耐えるスピヴァク。離れる。どんどん出ていくオレイニクだが、スピヴァク距離を取りつつパンチを合わせていく。またケージに押し込んだオレイニクだが引き剥がされる。やや動きがスローダウンしてきたオレイニク。スタンドでバックに回った。後方に倒れ込んでバックマウント。残り1分。チョークをディフェンスするスピヴァク。オレイニクマウント!得意のスカーフホールド。が、外れた。逆袈裟でボディを殴る。ホーン。

1Rオレイニク。

2R。じわじわ出るオレイニク。右を打ち込んだ。スピヴァク下がりながらパンチを打ち込む。ガードを佐賀ているオレイニク。左右のフックを振り回す。パンチを合わせるスピヴァクだがケージに押し込まれる。スピヴァクが上腕でアゴを押すとオレイニクは引き込み。オレイニクガードから三角。サバかれた。引き込んだが疲れているか。スピヴァクハーフから肘、パウンド。もらっているオレイニク。ガブリの体勢からスピヴァクアナコンダ。回転してギロチンに移行。が、外れてオレイニクが上に。しかし残り30秒。足を抜いてマウント。オレイニクまたスカーフホールド。絞めたが時間がない。ホーン。

2R最後マウントを取ったがスピヴァクのラウンドか。

3R。スピヴァクのスピードも落ちている。パンチを入れていくスピヴァク。オレイニク完全にガードを下げた構えからパンチを打ち込む。ケージに詰めたオレイニクがタックルへ。脇を差して耐えるスピヴァク。がぶってパンチを入れる。オレイニク、立ち上がるスピードが遅く、その間殴られる。しかしまた押し込んでタックル。スピヴァク切って膝。左右のパンチを振り回すオレイニク。ヒット。また組んだ。シングルレッグに。また引き込み気味に下に。ハーフ。残り1分。上のスピヴァクも攻めが足りない。上下で弱々しいパウンドの打ち合い。タイムアップ。

3Rはスピヴァク。微妙な2Rがどちらに入るか。

三者29-28でスピヴァクがランカー超え。

が、終始消極的で、疲れたオレイニクの引き込みに救われての勝利だった。

最年長オレイニクはこれで3連敗。後半はスタミナ切れ。

UFC on ESPN25:第10試合・マルロン・ヴェラ vs. デイビー・グラント

バンタム級。ヴェラ15位、グラントはランク外。

一時5連勝していたヴェラだが、ソン・ヤドンには微妙な判定負けで連勝ストップ。次戦のショーン・オマリー戦では、オマリーに足の負傷があってパウンドでKO勝ち。前回は元フェザー級王者のジョゼ・アルドと対戦し、2Rにケージに押し込んで攻めたが、3Rにバックを取られて逃げることができず判定負け。エクアドル生まれの28歳。エクアドル国内ではペプシの広告看板に登場している。

グラントは2013年のTUF18でデビューしたベテランだが、8年間でこれが8戦目。2019年から現在3連勝中で、2試合連続でのKO勝ち中。キャリアでのKOは13勝で3回だけだが、そのうち2戦が直近の試合で、いずれも一発で相手の意識を飛ばしてる。本来は一本勝ちが多いグラップラーなのだが、急にストライカーとして覚醒している。

両者は2016年、ともにUFC2戦目で対戦しており、その時はグラントが判定勝ちしている。常にグラントが上になる展開で、ヴェラにはグローブ掴みの反則もありフルマークでグラントが勝利している。

ロー、サイドキックを放つグラント。先に手を出していく。バックスピンキック。積極的。グラントペースの打撃戦が続いていたが、3分すぎにグラントのミドルをキャッチしたヴェラがテイクダウン。引き込み気味に下になったグラントだがすぐ立った。また打撃を入れていく。カーフキックを入れるヴェラ。グラントは距離を取って入ってくるところに先にパンチを合わせていく。ヴェラ出ていくが距離を取ったグラント。ホーン。

1Rグラント。

2R。ヴェラ出る。左ボディから右フック。先に手を出していく。パンチの距離での打ち合い。ヴェラ首相撲から肘の連打。グラント頭部をカット。ヴェラがギアを上げてきた。至近距離での肘。しかしグラント内股でテイクダウン。グラントのガード。三角。抜かれるとオモプラッタを狙ったが上をキープするグラント。サイド。下の展開が長いヴェラ。亀から立とうとしたところにグラントギロチン!外した。残り40秒で上になるヴェラ。後転して立とうとしたグラントだがヴェラ立たせずパウンド・肘。連打を打ち込みタイムアップ。

2Rヴェラ。

3R。グラントタックル。切ったヴェラ。亀で止まったグラントからバックマウント。体を伸ばしてチョーク!正対して外したグラントだがヴェラマウント。肩固め。外れた。グラント立った。右をヒットさせたグラントだがヴェラが逆にケージに詰めると左ボディ。さらに肘。組んでテイクダウン。ハーフ。三角をしかけたグラント。ヴェラ立って外すとまた上に。パウンド。グラントガードで凌ぐ。下からキムラを狙ったグラントだがヴェラマウント!背中を向けたグラントにチョーク!ギリギリ入っていないか。残り10秒で外れた。ヴェラのマウントでタイムアップ。

29-28、29-27、30-26の3-0でヴェラがリベンジ達成。

前半は五分の内容だったが、2Rにヴェラがスタンドで肘を入れてからははっきりとヴェラが攻勢に。3Rはチョークでタップアウト寸前だったので10-8を入れたジャッジも2名いた。

UFC on ESPN25:第9試合・ジュリアン・エロサ vs. チェ・スンウ

フェザー級

UFCから2度リリースされているエロサ。最初はUFCデビューだった石原夜叉坊にKO負けしリリース。ローカルで2年間経験を積み、コンテンダーシリーズで勝利して再契約したが、今度は3連敗でリリース。しかし昨年コロナ禍での人手不足により再び出戻り。わずか3日前の試合決定だったが、UFC1勝0敗のショーン・ウッドソンにダウンを喫する厳しい展開から、3Rにダースチョークを決めて逆転勝ち。さらに2戦目はパンチでぐらつく場面もあったが、飛び膝を打ち込んでダウンを奪い返し56秒KO勝ちで2連勝。

TOP FCフェザー級王者からUFC入りしたスンウ。長いリーチからの打撃が武器だが、残念ながら寝技がザルで、デビューから2連敗。地元韓国大会では打撃を打ち込みまくってUFC初勝利を挙げると2戦目はユーセフ・ザラルに判定勝ちして星を五分に戻している。

思い切りパンチを打ち込んでいくスンウ。エロサのローにパンチを合わせる。スンウの飛び込んでのワンツーがヒットしエロサダウン!追い打ちのパウンド!レフェリーストップ!

ダウンの時点で止めてもいい倒れ方。ワンツーの右はヒットしていなかったが、返しの左フックがアゴにヒットしていた。スンウこれで3連勝。英語を学んでいるということで、試合後のインタビューは自らの英語で受け答えする。

UFC on ESPN25:第8試合・ウェリントン・トゥルマン vs. ブルーノ・シウバ

ミドル級。ブラジル人対決。

トゥルマンはまだ24歳だが、18歳でプロデビューし20戦のキャリアがあるベテラン。柔術黒帯。UFCデビュー戦はカール・ロバーソン相手にバックを取り続け、チョークを仕掛けるなど優勢ながら、不可解な判定負け。2戦目はマルクス・ペレス相手にスタンドでバックキープし、手数はすくなかったものの判定勝ち。昨年10月に試合が組まれていたものの、新型コロナウイルスに感染し、後遺症のために欠場。今年2月には肺炎となりまた欠場し、約10ヶ月ぶりの試合。

ブルーノ・シウバは2014年、TUFブラジル3に出場したがトーナメント初戦でKO負けしUFCと契約ならず。その後、ロシアのM-1でミドル級王者となり、19年にUFCと契約したが、USADAのドラッグテストに引っかかり、デビュー前に出場停止に。今回ようやく処分が明けてUFCデビューとなる。31歳でMMA19勝6敗。

いきなりタックルに入ったトゥルマン。ケージ際でバックを取ると、ケージを蹴って離れて投げテイクダウン。バックに乗るが、落とされ逆にバックを取られる。トゥルマンバックを取られた体勢からキムラを仕掛ける。キムラから大外刈り。倒されたがすぐ立つシウバ。立ち際にトゥルマンがスタンドでバックに付いた。また投げるがすぐ立つシウバ。また投げる。背中に乗ったトゥルマン。そのままチョークを狙う。前に落とそうとするシウバ。落ちた。トゥルマンガード。シウバインサイドからパウンド。ヒットしている。またパウンド。右腕で足をすくって返そうとするトゥルマンだが、パウンドをもらい効いた!意識が飛んでKO!

シウバ、2年越しのUFCデビュー戦で1RKO勝ち。トゥルマンはインサイドからのパンチで意識を飛ばされKO負け。ガードで不用意にパンチを貰いすぎた。

UFC on ESPN25:第7試合・マット・ブラウン vs. ディエゴ・リマ

ウェルター級。

17年にディエゴ・サンチェスにKO勝ちした試合で「これが最後になる」的なコメントで引退を匂わせていたブラウンだが、その後も何事もなく現役続行。しかし直近2戦では、当時無敗の新星ミゲル・バエザにKO負け、歴戦のダメージで引退間際となっているカーロス・コンディットに判定負けで2連敗中。今年1月に40歳となっている。

前Bellatorウェルター級王者ドゥグラス・リマの弟ディエゴは、TUFで準優勝後に一度リリースされた後、オールスターTUFに出場し、またも準優勝となり、UFCデビュー戦も岡見に押さえ込まれて連敗。しかしそこから3連勝。2月にベラル・ムハマド戦で初のランカーへの挑戦を果たしたが、スタンドの打撃で押され続ける展開で判定負け。ATT所属で兄同様カーフキックが武器。

カーフキックを入れていくリマ。ピンポイントでふくらはぎにヒットしている。間合いを詰めていくブラウンだが距離を取られてカーフを蹴られる。飛び込んだところにタックルに入ったリマだが倒せず離れる。しかしまたカーフキック。詰めていくブラウンだが手が出ない。ホーン。

1Rリマ。

2R。また出ていくブラウンにカーフキックを入れるリマ。首相撲に捕らえたブラウンだが逆にケージに押し込んだリマ。タックル。こらえたブラウン。リマまたタックル。またケージで凌ぐブラウン。離れる。間合いを詰めたブラウン。オーバーハンドの右がビッグヒットしリマ失神!KO!

ずっとペースを握られた展開から一発逆転KO!

UFC on ESPN25:第6試合・アレクサ・カムール vs. ニコラエ・ネグメレアヌ

ライトヘビー級。

カムールは元ヘビー級王者ミオシッチのスパーリングパートナー。プロデビューから2年・キャリア5戦(全勝全フィニッシュ)でUFCと契約し。初戦は打撃の手数で上回り判定勝ち。昨年9月の2戦目は25日前にコンテンダーシリーズで勝ったばかりのウィリアム・ナイトとの対戦となり、テイクダウンを奪われる展開でMMA初黒星。

ルーマニアのネグメレアスはルーマニアローカルでは9戦全勝で、19年3月にグーカン・サキの代役としてUFCデビューしたが、UFC0勝2敗のサバルベク・サファロフ相手に見せ場は足関で仕掛ける場面くらい。テイクダウンを奪われる展開で判定負け。ローカル時代は全フィニッシュ勝利していたが、対戦相手のレベルが不明。ともにMMA初黒星を喫してからの再起戦となるが、ネグメレアスはまずUFCレベルにあるかどうかが問われている。

パンチで出るネグメレアヌ。距離を取るカムールがジャブ、蹴りをヒットさせる。パンチがヒットしたカムールだがネグメレアヌもらってもかまわず出てy学にパンチをヒットさせる。ネグメレアヌの右がヒット。組んだカムールだがネグメレアヌがボディロックしテイクダウン。立ったカムール。離れる。また出ていくネグメレアヌ。ジャブは当たるがかまわず出るネグメレアヌ。またネグメレアヌのパンチを貰った。ディフェンスは甘いが打たれ強いネグメレアヌ。逆に大振りになったカムールがパンチを貰って効かせられる。ホーン。

1Rネグメレアヌ。

2R。どんどん出るネグメレアヌ。カムール下がりながらパンチをヒットさせる。右がヒット。しかし下がらないネグメレアヌ。押し込んだネグメレアヌ。膝を入れていく。カムールこらえているが時間が過ぎていく。残り1分半で離れた。両者疲れたのか見合い。出てくるネグメレアヌにパンチをヒットさせるカムール。下がりながらパンチを入れていくカムール。ホーン。

2Rはややカムールか。

3R。詰めていくネグメレアヌ。どんどん出る。カムールタックルに入るが切られた。下がりながらパンチをヒットさせるカムール。組んで押し込んだネグメレアヌ。テイクダウンを狙ったがカムールこらえた。離れるとまた出ていくネグメレアヌ。パンチを貰っても出ていく。ケージに押し込む。押し込んで太ももに膝。これがどれだけ評価されるかは不明だが…。レフェリーブレイク。ネグメレアヌのケージつかみに注意が入るが残り30秒。カムールのワンツーがヒット。タイムアップ。

29-28ネグメレアヌ、29-28カムール、29-28ネグメレアヌ。スプリットでネグメレアヌ勝利。

ヒット数ではカムールだったが、ネグメレアヌが下がらずに打ち込んだパンチの方がダメージが有るように見えたジャッジが多かったか。

UFC on ESPN25:第5試合・村田夏南子 vs. ヴィルナ・ジャンジローバ

女子ストロー級。ジャンジローバ13位、村田はノーランカーだがなぜか赤コーナー。

村田のUFC2戦目。デビュー5戦目でフライ級契約で中井りんと対戦し、チョークで一本負けしてから8連勝中。昨年11月のUFCデビュー戦では全ラウンドでテイクダウンし上をキープする展開で判定勝ち。

村田と同じくInvictaストロー級王者のジャンジローバ(村田の2代前で、UFCと契約したことで返上している)。柔術バックボーンのグラップラーで、16勝のうち13の一本勝ちがある。UFCでの2勝も一本勝ち。前回は柔術世界王者マッケンジー・ダーンとの対戦で、寝技勝負になると思いきや、終始スタンドの展開となり判定負け。

間合いを詰めるジャンジローバ。村田距離を取る。ジャンジローバのパンチが入りちょっとバランスを崩した村田。飛び込みのフェイントを見せるジャンジローバ。村田も下がるのをやめて打ち返していく。前に出て組んだジャンジローバだが、村田が組み勝ってケージに押し込み膝。ジャンジローバ引き込み。村田インサイドからパウンド。下から腕十字を狙う。ディフェンスしている村田。腕十字!腕が伸ばされたが体をまたいで防いだ村田。またガードに戻したジャンジローバだが、パウンドを落とすと三角を狙っていく。村田がパスを狙うと脇を差してスイープを狙うジャンジローバ。村田ギロチンに抱えたがホーン。

1Rジャンジローバ。下からの攻めが厄介なので、村田はあまりグラウンドに行きたくないか。パンチを貰った右目付近が腫れている。

2R。またジャンジローバがパンチで出ていく。村田ケージまで後退。右目の腫れが酷いが、視界はどうか。ジャンジローバの右をもらった村田。またプレスされケージまで下がる。ジャンジローバの右ハイがヒット。村田タックル。組んでケージに押し込む。1Rはここから引き込んだジャンジローバだが、村田が自ら離れた。右をヒットさせるジャンジローバ。村田手が出ない。ケージに詰まったところで連打をもらう。またパンチを入れたジャンジローバ。残り1分。また右をもらった。村田がケージを背負ったところでパンチを入れるジャンジローバ。ホーン。

1R終了後、村田の左腕をドクターがチェック。続行不能でレフェリーストップ。

村田、左腕がかなり痛そうで、コール時にレフェリーが腕をつかもうとするも嫌がる。2Rは一方的でタックルにも行かなかったが、1Rの腕十字はギリギリで凌いだものの、かなりのダメージを負っていたのか。

UFC on ESPN25:第4試合・ケイオス・ウィリアムズ vs. マシュー・セメルスバーガー

ウェルター級。

UFCデビューから2試合とも30秒以内でKO勝ちしていたウィリアムズだが、昨年12月のミシェウペレイラ戦ではフルタイムの判定。前半は打撃で手数を入れていたウィリアムズが攻勢だったが、後半ペレイラにテイクダウンを奪われる展開で僅差判定負け。やや底を見せた。

セメルスバーガーはUFCデビューから2連勝中。UFCを目指すために大学を中退すると、プロデビューから3年でUFCと契約。初戦は危なげなく判定勝ち、2戦目は16秒でKO勝ちと連勝。しかし相手のレベルが低かったため、まだ実力がつかめていない。

間合いを詰めるウィリアムズ。ケージに詰めて連打。またケージまで追い込むとラッシュ。もらってバランスを崩しかけたセメルスバーガーだが持ちこたえた。ウィリアムズ押し込んで膝を入れる。セメルスバーガー鼻血。ウィリアムズ離れた。飛び込んで3連打を入れるウィリアムズ。ディフェンスが甘めに見えるが。セメルスバーガーはカーフキック。またパンチで飛び込んだウィリアムズ。残り1分。やや落ち着いた展開に。セメルスバーガーが出てパンチを出していく。最後に飛び込んだウィリアムズ。ホーン。

1Rウィリアムズ。飛び込んでの連打は読まれつつあるがどうか。

2R開始と同時にまた連打するウィリアムズ。しかし連打の最中は顔が開き勝ち。セメルスバーガーが右をヒット。落ち着いているウィリアムズ。じわじわ出る。ウィリアムズまた連打で出る。組み止めたセメルスバーガーだがウィリアムズがケージに押し込む。膝。離れる。セメルスバーガーの右ハイがヒット。また落ち着いた展開に。ウィリアムズは時折連打を入れる。残り1分。1Rは落としているセメルスバーガーだが、明確にはラウンドを取れていない。そのままホーン。

2Rもウィリアムズか。

3R。ウィリアムズのパンチはガードしてパンチを打ち返すセメルスバーガー。前に出ていくがウィリアムズ連打で押し返す。セメルスバーガーカーフキック。ちょっと嫌がった素振りを見せるウィリアムズ。ウィリアムズが飛び込んで連打するのにセメルスバーガーも打ち返す。プレスするセメルスバーガーだがフィニッシュが必要というのは理解しているのか。残り1分。手数を増やしているセメルスバーガー。ウィリアムズの飛び込んでのパンチはしっかりガード。ウィリアムズは距離を取って無理に打ち合わない。セメルスバーガーが出てきたところで四つに組み止めてタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でウィリアムズ勝利。

勝ったウィリアムズだが、序盤の爆発力ある連打を凌がれると苦しくなる。セメルスバーガーはUFC初黒星。後半はセメルスバーガーの攻めを見切っていたが、フィニッシュが必要な状況で狙いに行く素振りがなかったのがもったいない。

UFC on ESPN25:第3試合・ジョシュ・パリジャン vs. ロッキー・マルティネス

ヘビー級。

パリジャンはTUF28に出場していたが、トーナメント初戦でKO負け。UFCと契約できず、ローカルで戦績を積んでいたが、昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、11月にUFCデビュー。動きがスローな上にすぐスタミナ切れして、UFC0勝1敗のパーカー・ポーターに判定負け。

現DEEPメガトン王者でRIZINにも6回出場(4勝2敗)しているマルティネスだが、昨年UFCと契約すると、簡単にテイクダウンを奪われる展開で2連敗中。

パンチから出てすぐに組んで押し込むマルティネス。押し込みながらパンチを打ち込んでいく。離れた。ジャブを入れるパリジャンだが、マルディネスすぐにプレスしてまた押し込んだ。密着した状態でパンチを打ち込むマルティネス。アッパー、肘を入れるマルティネス。離れ際にパンチを入れてまた組み付く。アッパー。離れたところにパリジャンのワンツーが入ったが、マルティネスまた押し込んだ。離れたパリジャン。マルティネスのパンチが顔面にヒット。今度はパリジャンが押し込み。首相撲から膝を入れるが肘を返して離れたマルティネス。前に出てアッパー。また離れるが、パリジャン早くも消耗しているか?左ミドル。マルティネスどんどんプレスしていく。パンチを打ち込みまた押し込むとダブルアンダーフック。膝をボディに入れるパリジャン。マウスピースを吐き出していたパリジャン。疲れているか。しかし前に出ていく。マルティネスは距離を取るが、残りわずかでパリジャンが前に出てパンチを打ち込む。ホーン。

1Rマルティネス。マルティネスのパンチを貰って顔が腫れているパリジャン。

2R。このラウンドも前に出て詰めるマルティネス。組んで押し込んだが、入れ替えたパリジャン。四つから足をかけて倒そうとするがこらえるマルティネス。押し込んでボディに膝。またテイクダウン狙い。若干ケージつかみ気味で防いだマルティネス。押し込まれた体勢からパンチを入れていくマルティネス。しかしパリジャンの膝がローブローになりブレイク。すぐに前に出て押し込むマルティネス。両者バテ気味。離れた。疲れがあるが手を出していくパリジャン。リーチに劣るマルティネスはまた距離を詰めるが、パリジャン入れ替えて逆に押し込むとパンチ・膝。残り1分。パリジャンシングルレッグ。こらえたマルティネス。スタンドでギロチン。そのまま倒れて絞めるが、パリジャン前転して外すと立った。ホーン。

2Rパリジャン。両者疲れがあるが、どちらに余力があるか。

3R。両者疲れているが手が出る。間合いを詰めるマルティネスにステップして距離を取りジャブを入れるパリジャン。マルティネス、1Rのようにすぐ押し込むことが出来ない。パリジャンが足を使って詰めさせない。しかしパンチで飛び込んだマルティネス。押し込むがパリジャン首相撲で入れ換えた。逆に押し込んだパリジャンがテイクダウンを狙うがこらえた。マルティネスまた入れ換えるが、パリジャンが四つからテイクダウンを狙いまた押し込む。押し込まれながらもパンチを入れるマルティネス。パリジャンシングルレッグからダブルレッグに行くが、こらえたマルティネス。離れたパリジャン。マルティネス出ていくが、距離を取りパンチを入れる。しかしパリジャンの前蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。押し込んだマルティネス。パリジャン首相撲から膝を入れて入れ換え逆に押し込み。倒せず離れたパリジャンだが、距離を詰めてくるマルティネスにパンチを入れる。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでパリジャン勝利。

今回は距離を詰めてのパンチから押し込みで優勢な場面は作ったマルティネスだが、2R以降は逆に入れ換えられ押し込まれるようになり、前に詰めてもステップされパンチを貰う展開で敗れた。これで3連敗。

mmadecisions.com

メディアのジャッジでは有効打で上回ったマルティネス支持が多いが、4度目のチャンスは与えられるか。

UFC on ESPN25:第2試合・ジョアキム・シウバ vs. リック・グレン

ライト級。

シウバはここまでUFC4勝2敗。ムエタイ・ボクシング・柔術の経験があり、重いパンチが武器。TUFブラジル4では途中敗退したが、公式戦では無敗のまま、TUF3位決定戦でUFCデビュー。そこから3連勝するも、ヴィンチ・ピチェル相手に両者スタンドで手数が少ない展開のまま判定負け。前回はドイツのハクパラストに2Rパンチを貰い初のKO負けを喫した。1年10ヶ月のブランク明け。

グレンはWSOFフェザー級王者を経て16年からUFCに出場。ここまで3勝3敗ですべて判定(3勝のうち2勝はスプリット判定勝ち)。幼少期はモトクロスバイクに興味を持っていたが、14歳でボクシングを始め、高校からはボクシングを学び、MMAは友人宅の地下室で独学で学んでMMAプロデビューしている。ローカル時代には後のUFCファイターでRIZINライト級GPにも出場したジョニー・ケースに勝利している。こちらも2年7ヶ月ぶりの試合。

シウバが飛び込んだところにグレンのパンチがカウンターでヒットしダウン!がぶってパウンド連打するグレン。シウバが立とうとしたところにパンチを打ち込み続けるグレン。シウバまた崩れてレフェリー止めた!

グレンUFCで初のフィニッシュ勝利。ディフェンスの甘さをつかれたシウバ、2試合連続のKO負け。

UFC on ESPN25:第1試合・ケイシー・オニール vs. ラーラ・プロコピオ

女子フライ級。

オーストラリアのオニールはローカル5戦全勝の戦績で2月にUFCデビュー。父がMMAプロモーションを運営しており、そこでキャリアを積んで王座を獲得している。JEWELSストロー級王者の元野美樹にも勝利している。UFCデビュー戦はシャナ・ドブソン相手にテイクダウンからパウンドで圧倒しKO勝ち。まだ23歳。

プロコピオは19年、なぜか上海で同じブラジルのカロル・ロサ相手にUFCデビュー。タックルを切られる展開で、打撃のヒットは上回ったが僅差判定負け。2戦目は元ランカーのモリー・マッキャンにタックルからのテイクダウンで判定勝ち。

打撃戦から組み付いていったオニール。ボディロックからテイクダウンを狙うがプロコピオも差し返す。肘を入れて離れたオニール。また組んでいくオニール。首相撲から膝を入れて離れる。打撃で出るプロコピオ。オニールも打ち返す。また組んだ。プロコピオが崩しながらケージに押し込むとボディに膝。ボディロックから投げてテイクダウン。サイド。ガードに戻したオニール、足で浮かせて立った。残り1分でプロコピオがタックル。ケージで耐えたオニールだがプロコピオ押し込んでまた膝。足をかけて倒したプロコピオだが、オニール尻もちの体勢から足をすくって上に。ホーン。

1Rほぼ差がない。テイクダウンしたプロコピオのラウンドか。そこから何をしたわけでもないが。

2R。打撃戦からプロコピオタックル。テイクダウン。オニール下から仕掛ける。プロコピオが離れたところで下から蹴り上げ。押さえ込みに行くが、オニールまた下から足で浮かせて距離を作り立つ。プロコピオまたタックル。倒しきれず、引き込み気味に下に。オニールがハーフで押さえ込むと肘を入れる。ガードに戻すプロコピオ。プロコピオ下から仕掛けるがオニールサバいてパス。プロコピオ外ヒール。オニールも足関へ。アンクル。先に起き上がったオニール。上から肘。ホーン。

2Rオニール。

3R。オニール組んで足をかけてテイクダウン。下から腕十字を狙うプロコピオ。パスしていくオニール。プロコピオ亀に。オニールは下から両足でプロコピオの右腕を固定しバックからパウンド・肘を入れる。ホールドされて動けないプロコピオ。オニール腕のロックを外すとバックへ。バックマウント。プロコピオ背負って立つが、背負われたままチョークに入ったオニール。がっちり入った。倒れ込むプロコピオ。落ちた!

オニール、2試合連続での一本勝ちで無敗をキープ。前座レベルではあるが、2試合ともきっちりフィニッシュしての勝利。