格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

DEEP TOKYO IMPACT 2025 6th:メインイベント・越智晴雄 vs. 杉山空

ストロー級タイトルマッチ。

両者オーソドックス。蹴りを放った際にスリップした杉山から上を取る越智だが、杉山すぐ立った。右が入り越智ダウン!上を取った杉山。越智はケージを使いすぐ立つと、杉山もスタンドに戻す。カーフを蹴る杉山。ワンツースリー。越智もパンチを返すが、距離があり空振り。杉山が飛び込んでパンチを入れる。杉山ジャブから左ハイ。組みに行った越智だが、杉山が組み止めて四つでクラッチし、スタンディング肩固めの体勢に。正対した越智が外掛けテイクダウンを狙うが、こらえた杉山が上を取る。すぐ立った越智だがケージに押し込む杉山がボディにヒザ。離れた。残り1分。越智が詰めるが、杉山は左ハイを放つ。ゴング。

1R杉山。

2R。飛び込んだ越智。杉山はサークリング。また飛び込んだが杉山がバックステップで距離を取る。逆に杉山が飛び込んでパンチをヒット。四つに組んだ越智。ケージに押し込むが、差し返した杉山。ブレイクがかかる。杉山カーフキック。首相撲を狙った杉山に越智が両脇を差して外掛けテイクダウン狙い。ケージでこらえる杉山。後ろに倒そうとしたが、杉山しのいだ。逆に上を取った杉山。ハーフ。パウンドを入れた杉山は立ち上がりサカボ。越智も立ち上がりタックルに入ったががぶって切りバックに回る。スタンドでバッククリンチからヒザ。越智は正対するが、杉山がケージに押し込んで膝を入れる。またブレイク。越智の飛び込みに杉山はまたバックステップでかわす。ゴング。

2Rも杉山。

3R。詰める越智。四つに組んだが杉山こらえる。両脇を差しているが、押し込むのは杉山。またブレイク。ステップで距離を取り左ハイ。詰めてきた越智に四つで組んだ杉山がケージに押し込んだ。両脇を差した杉山だが、またブレイク。右を入れた杉山。残り2分。詰めてきた越智に杉山がタックルでテイクダウン。越智は首をギロチンに抱えているが浅い。越智が起き上がりギロチンを狙うが、杉山は立ち上がって振りほどく。また四つで組んだ杉山がスタンディング肩固めでバッククリンチの体勢。正対した越智だがケージに押し込む杉山。離れた。越智がパンチを入れて杉山を押し倒す。足でパウンドを阻む杉山。越智がサカボを狙うが杉山が蹴り上げで防ぎ立った。タイムアップ。

判定30-27×4、30-26の5-0でMMA3戦目でDEEPストロー級王者に。

UFC on ESPN73:メインイベント・ブランドン・ロイバル vs. マネル・ケイプ

フライ級5分5R。ロイバル2位、ケイプ6位。

ロイバルは33歳。UFC7勝4敗(1KO、3一本勝ち)、キャリア17勝8敗(4KO・9一本勝ち)。打撃でのKO・グラウンドでの極めをアグレッシブに狙っていく名勝負製造機で、フライ級最多5回のファイト・オブ・ザ・ナイト受賞歴がある。ここ2戦の平良達郎戦、ジョシュア・ヴァン戦でもファイト・オブ・ザ・ナイト受賞。前戦のジョシュア・ヴァン戦では判定負けしたが、ストライカーのヴァン相手にテイクダウンを狙う素振りを見せず打ち合っていったのは、勝利を目指すうえでは作戦ミスと言わざるを得なかった。今回もまたストライカーのケイプとの対戦だが、また打ち合うのか、組みの展開も考えているのか。

アンゴラ出身・ポルトガル国籍のケイプは32歳。UFC6勝3敗(4KO・一本勝ち)、キャリア21勝7敗(13KO・5一本勝ち)。UFCデビュー以来、度重なる試合消滅(半分は自身の責任)でなかなか上位との対戦が組まれなかったが、今年3月にようやく初メインで、ランキング1位(当時)のロイバルとの対戦が組まれた。しかしロイバルが脳震盪により欠場。ケイプは代役となったUFC4連勝中のアスー・アルマバイエフと対戦し、打撃で追い込んでKO勝ち。試合後にはタイトル挑戦をアピールしたものの、ここまでトップ5ランカー相手の勝利がなかったケイプには、再度ロイバルとの対戦が組まれた。しかし、ここではケイプが足を骨折し欠場。自身の落ち度による試合消滅だったが、再度仕切り直しで同じカードを組んでもらえるあたり、このカード及びケイプに対するUFCの期待がうかがえる。

オッズはロイバル3.50倍、ケイプ1.33倍。ケイプがフェイバリットで、オッズ差も大きい。ロイバルは直近5戦すべてでアンダードッグだが、3勝2敗と勝ち越している(敗れたのはパントージャとのタイトル戦と、前戦のヴァン戦)。

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UFC on ESPN73:セミファイナル・ギガ・チカゼ vs. ケヴィン・ヴァシェホス

フェザー級。チカゼ15位。Tapologyランキングでは79人中チカゼ18位、ヴァシェホス50位。

ジョージアのチカゼは37歳。UFC8勝3敗(3KO勝ち)、キャリア15勝5敗(9KO・1一本勝ち)。キックでは世界タイトルも取っているストライカーで、左右の蹴りが武器。DWCSでは一本負けしたが、ローカルイベントでキャリアを積んで、2019年にUFCデビューすると、そこから7連勝。元トップファイターのカブ・スワンソン、エジソン・バルボーザらから3試合連続KO勝ちで、3試合連続でPOTNを受賞している。ランキングもトップ10入りしたが、そこから4戦で1勝3敗。UFCで戦ううちにMMAファイターとしてのレベルが上がってきているものの、ランカークラスにはテイクダウンディフェンスの甘さをつかれてしまっての負けが続いている。

アルゼンチンのヴァシェホスは24歳。UFC2勝0敗(1KO勝ち)、キャリア16勝1敗(11KO・2一本勝ち)。フェザー級2番目の若さで、3月にUFCデビューしてから、まだ前座クラスで2勝したのみだが、3戦目でセミでのランカーとの対戦に抜擢された。ボクシングが武器のストライカーで、初戦はチェ・スンウからダウンを奪い、パウンドでKO勝ち。2戦目はUFC2勝0敗のダニー・シウバ相手に打撃で上回って判定勝ち。層の厚いフェザー級で、4連勝のコスタですら、まだノーランカーと対戦しているのに、UFC3戦目で早くもランカー挑戦が実現している。

オッズはチカゼ3.50倍、ヴァシェホス1.33倍。上り調子のプロスペクト・ヴァシェホスが、ランカーのチカゼ相手にフェイバリットに。

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UFC on ESPN73:第10試合・セザー・アウメイダ vs. ツェザーリ・オレクシェイチュク

ミドル級。Tapologyランキングでは70人中アウメイダ37位、オレクシェイチュクはデビュー戦のためランク外。

ブラジルのアウメイダは37歳。UFC3勝1敗(2KO勝ち)、キャリア7勝1敗(5KO)。元キック世界王者で、現ライトヘビー級王者アレックス・ペレイラとはキック時代に1勝2敗。MMA経験は浅いがDWCSに抜擢され、判定勝ちでUFCと契約した。UFCとしては、ペレイラの再来を期待しての起用だったのかもしれないが、現状はテイクダウンディフェンスとリカバリーのウィークポイントが大きく、年齢的にも時間を掛けて成長していく余裕はない。1月の前戦では、テイクダウンを混ぜて攻めるアブドゥル・ラザクにパンチでダウンを奪われて大ピンチに陥ったが、ケージに詰めてパンチのラッシュを仕掛けたラザクにカウンターを打ち込み、意識を飛ばしての逆転KO勝ち。強さと弱さの両方を見せた試合となった。

ポーランドのオレクシェイチュクは25歳。UFCデビュー戦。キャリア16勝3敗(9KO・2一本勝ち)。同じミドル級でUFC17戦(9勝7敗1NC)のミハル・オレクシェイチュクの5歳下の弟。今年9月のDWCSではわずか36秒でKO勝ちし、UFCとの契約を決めている。190cmの長身から、突き刺すようなジャブと左ストレートが武器で、DWCSではパンチを効かせた後、タックルでしのごうとした相手に鉄槌連打を打ち込んで秒殺KO勝ちした。現在は兄とともにブラジル・サンパウロのファイティング・ナーズでトレーニングしている。

オッズはアウメイダ2.75倍、オレクシェイチュク1.49倍。中堅ファイターにとどまっている兄に対し、弟のツェザーリはさらに上位を狙えるプロスペクトとして期待されており、オッズはフェイバリット。ただ、得意の打撃で実績が上のアウメイダにどうやって戦うのか。

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UFC on ESPN73:第9試合・メルキザエル・コスタ vs. モーガン・チャイエー

フェザー級。Tapologyランキングではコスタ15位、79人中チャイエーは32位。

ブラジルのコスタは29歳。UFC5勝2敗(2一本勝ち)、キャリア24勝7敗(7KO・8一本勝ち)。シュートボクセジョアオ・エミリオ所属。柔術ムエタイがバックボーン。蹴りの強いストライカーで、グラウンドでの極めも強い。現在4連勝中。今年は5月までに3戦したが、そこからやや間が空いた。皮膚の色素が抜ける白斑を患っており、同じ白斑のスコット・ヨルゲンセンUFCで戦っているのを見てMMAを始めている。

フランスのチャイエーは30歳。UFC3勝2敗(3KO勝ち)、キャリア21勝11敗1分(13KO・2一本勝ち)。ルタ・リーブリ、柔道、柔術がバックボーン。UFC5戦のうち、4戦でボーナスを獲得している(FOTN×2、POTN×2)。フランス出身の選手は恒例となっている9月のパリ大会出場を選択することが多く、チャイエーもUFCデビュー戦から2年連続で地元大会に出場しているものの、今回はより万全を期すために地元大会をスキップしている。

オッズはコスタ1.87倍、チャイエー1.95倍。

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UFC on ESPN73:第8試合・ケネディ・ンゼチュク vs. マーカス・ブシェシャ

ヘビー級。Tapologyランキングでは38人中ンゼチュクは14位、ブシェシャ33位。

ナイジェリアのンゼチュクは33歳。UFC8勝6敗(6KO・1一本勝ち)、キャリア14勝6敗(10KO・1一本勝ち)。211cmの長いリーチからのパンチが武器。18歳の時に一家でアメリカに移住し、23歳でMMAを始める。2年後、プロ2戦2勝のキャリアでDWCS出場。スプリット判定勝ちしたが、キャリア不足のためUFCとの契約ならず。そこからローカルイベントで2連続KO勝ちして、翌年のDWCSでもKO勝ちしてUFCと契約した。ライトヘビー級で6勝5敗の後、昨年からヘビー級に転向。ヘビー級としては軽量で、前日計量では110kg未満となっている。ヘビー級転向後は2連続KO勝ちしていたが、7月の前戦はフットロッカー・ヴァルテル・ウォルケルのヒールホールドで一本負けした。

ブラジルのブシェシャは35歳。UFC0勝1敗、キャリア5勝2敗(1KO・4一本勝ち)。柔術世界選手権で100kg超級&無差別級を計13度制しており殿堂入りしている他、ノーギ、ADCCも制しているトップグラップラー。2021年にONEでMMAデビューすると、4試合連続で1Rフィニッシュ勝利したが、5戦目で現王者のオマール・ケイン相手にタックルを切られる展開で消耗し、判定負けで初黒星を喫した。今年7月にUFCデビューし、いきなりランカーのマルティン・ブダイと対戦したが、やはりテイクダウンと打撃の穴が大きく、2R以降にグラウンドで上を取った場面でもスタミナ切れして仕留めきれず判定負け。今から相当のレベルアップをしない限り、今後の見通しは厳しい。

オッズはンゼチュク1.79倍、ブシェシャ2.06倍。

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UFC on ESPN73:第7試合・キング・グリーン vs. ランス・ギブソンJr.

160ポンド契約。グリーンはTapologyランキング92人中33位。今週に入ってから急遽追加されたカードのためキャッチウェイトに。なぜ急に組まれたのか不明だが、今回を逃すと、次回大会のUFC324・325はほぼ出場選手が固まっており、来年2月以降になってしまうため、ギブソンにとっては良かったかもしれない。

グリーンはUFC13勝12敗1分1NC(3KO・2一本勝ち)、キャリア32勝17敗1分1NC(11KO・9一本勝ち)。バックボーンはレスリングだが、試合ではノーガードで構えてフリッカージャブを打ち込む独特なスタイル。長らく中堅以上・ランカー未満のポジションだったが、UFCデビューから1分を挟んで8連勝中だったグラント・ドーソンとの対戦で、序盤にパンチを効かせてわずか33秒でKO勝ちし、ランクインした。しかし、その後は大ベテランのジム・ミラーに勝ったのみで、ランカークラスには1Rでフィニッシュされて1勝3敗。ランキングからも外れている。試合4日前の出場決定は、キャリアで最短とのこと。

ギブソンは30歳でUFCデビュー戦。Bellatorで5勝1敗。キャリア9勝1敗(4KO・3一本勝ち)。レスリングがバックボーンで、キックボクシング主体のストライカー。修斗でタイトルマッチに出場し、UFCでも1勝1敗のランス・ギブソンを父に持ち、義理の母はBellator女子フェザー級王者のジュリア・バッド。二世代UFCファイターはライアン・クートゥア、エライジャ・スミスに続いてUFC3組目。父の影響で物心つく前からMMAを始めている。レスリングエリートと2世ファイターを育成することで定評のあるBellatorに参戦し、育成マッチ(本来Bellatorと契約するレベルではない、育成選手のレベルに合わせた実力が近い選手との対戦)で5連勝。23年3月の6戦目で、Bellatorレギュラー選手のウラディミール・トコフと対戦したが、秒殺KO負けしている。その試合を最後にPFLの買収前にBellatorから離れた。ここ2戦はローカルイベントで1Rフィニッシュ勝利。試合後にUFC参戦をアピールしていた。

オッズはグリーン1.48倍、ギブソンJr.2.80倍。代役でもなく、DWCSを経ずに直接契約されたギブソンJr.だが、Bellator時代の連勝は、経験を積ませるため明らかに勝てる相手をあてがわれていただけで、現在の実力がUFCレベルにあるかどうかは微妙。今回はギブソンJr.の出場が決まって、その相手としてライト級の選手にオファーがあったものの、2人に断られて、グリーンのもとにオファーが来たのは3人目だったとのこと。ギブソンJr.のキャリアからすると、グリーンは厳しすぎる相手であると思われるが。

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UFC on ESPN73:第6試合・ニール・マグニー vs. ヤロスラフ・アモソフ

ウェルター級。Tapologyのランキングでは78人中、マグニー30位。

元Bellator王者・アモソフのUFCデビュー戦で、今大会の裏注目カード。

マグニーは38歳。UFC24勝12敗(7KO・3一本勝ち)、キャリア31勝13敗(9KO・5一本勝ち)。UFC12年のベテランで、ウェルター級での36戦、24勝はいずれもUFC最多。現在もコンスタントに年間3試合前後をこなしている。長いリーチを活かした打撃・組みが武器で、判定勝ち14回もUFC最多。長らくランカーの門番として下からの挑戦を退けてきたが、イアン・マシャド・ガリー、カルロス・プラテス、マイケル・モラレスといったプロスペクトには踏み台にされ、現在はランク外となっている。しかし直近の3勝はいずれもフィニッシュ勝利となっており、まだ一定の実力はキープしている。初参戦のアモソフの実力を測るには、ちょうどいい相手。

ウクライナのアモソフは32歳。UFCデビュー戦。キャリア28勝1敗(9KO・11一本勝ち)。バックボーンはコンバットサンボ、レスリング。プロデビューから27連勝し、Bellatorでウェルター級王座を獲得した。2022年にロシアがウクライナに侵攻した際には、国を守るために一時選手活動を休止している。復帰後、暫定王者のローガン・ストーリーに勝利して初防衛に成功したものの、23年11月のジェイソン・ジャクソン戦ではジャクソンのプレッシャーに押される展開となり、3Rにパンチを効かされてKO負け。MMA初黒星を喫している。その後、契約が移管されたPFLでは試合をせずにフリーエージェントとなり、UFCへの出場をアピール。今年3月にローカルイベントで元UFCファイターのカーティス・ミランダーに勝利し、改めてUFCとの契約を要望したものの、UFCからは声がかからない状況が続いていた。UFCで戦う実力があることは間違いないにもかかわらず契約に至らなかった理由として、Bellator王者時代の戦いぶりがやや地味だったからという見方もあったが、年末になって急遽UFC参戦が決定。今年はパトリシオ、ミックス、ピコら元BellatorのトップファイターがUFCデビュー戦で敗れているが、ノーランカーのマグニー相手にさすがに負けるわけにはいかない。

オッズはマグニー4.00倍、アモソフ1.25倍。

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UFC on ESPN73:第5試合・ジョアンダソン・ブリート vs. アイザック・トムソン

フェザー級。Tapologyのランキングでは79人中ブリート30位。

ブラジルのブリートは30歳。UFC5勝3敗(3KO・2一本勝ち)、キャリア17勝5敗1分(8KO・7一本勝ち)。テイクダウンから攻めるスタイル。DWCSではUFC325でタイトルに挑戦するディエゴ・ロペスに勝利している。UFCデビュー戦で敗れた後、5連続フィニッシュ勝利をし、昨年7月にはランカーのダン・イゲ戦が組まれたものの負傷欠場。9月に復帰したが、ウィリアム・ゴミス相手にバックマウントを取った直後に反転され、終盤は距離を取っての打撃をもらう展開で判定負けで連勝がストップした。今年4月の前戦では、グラップラーのパット・サバティーニにテイクダウンされると、そのままリカバリーできない展開が3R続いて完敗している。

本来はブリートとメルシック・バグダザリアンの対戦が組まれていたが、直前でバグダザリアンが欠場。急遽、トムソンがUFCと契約してデビューすることになった。

オーストラリアのトムソンは23歳。キャリア9勝2敗(4KO・1一本勝ち)。バックボーンは幼少期から始めた空手・キックと柔術で、9歳の時にISKA(国際スポーツ空手連盟)のBJJルール世界王者になっているとのこと。キックプロモーション主催の柔術大会だが、何人が出場し、どの程度のレベルだったのかは不明。現在は柔術茶帯。14歳の時にMMAファイターとなるために学校を辞め、両親が経営する格闘技ジムで働いていた。現在はチーム・アルファメール所属。

オッズはブリート1.44倍、トムソン2.85倍。

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UFC on ESPN73:第4試合・ショーン・シャラフ vs. スティーヴン・アスプルンド

ヘビー級。Tapologyのランキングでは38人中シャラフ35位。

パレスチナアメリカ人のシャラフは32歳。UFC0勝1敗、キャリア4勝1敗(4KO勝ち)。昨年10月、自宅がハリケーンの被害に遭ったクリス・バーネットの代役として、試合3日前にUFCデビューが決定。ローカルでのキャリアはわずか4戦で、全試合1RKO勝ちだったが、相手のレベルは不明だった。UFCデビュー戦は、ジュニア・タファとの対戦で、1R終盤にテイクダウンからのパウンド連打でKO寸前まで追い込んだものの、フィニッシュできずスタミナ切れ。2Rにはタックルを切られて打撃をもらう展開でKO負けしている。

アスプルンドは27歳。UFCデビュー戦。キャリア6勝1敗(5KO勝ち)。LFAでは、先月のカタール大会の第1試合で、両者お見合いの末に判定勝ちしたデンゼル・フリーマンにニンジャチョークで一本負けを喫しており、これがキャリア唯一の黒星。その後2連勝し、今年9月のDWCSに2週間前の代役で出場。激しく打ち合うDWCSらしい展開から、左のショートアッパーでダウンを奪い、わずか16秒でKO勝ちしてUFCとの契約を決めた。しかし、LFAでのフリーマン戦では簡単にテイクダウンされてポジションを取られており、組み技のレベルは低い。格闘技を始める前は体重が240kg近くまで増えてしまったため、シェイプアップした現在も体の皮膚が余ってしまっている。父のケビン・アスプルンドもキャリア17勝12敗のMMAファイター(ただし、キャリア初期の15連勝は相手の戦績も怪しく、その後のまともなプロモーションでの戦績は2勝11敗だが)。

オッズはシャラフ3.00倍、アスプルンド1.43倍。両者がアグレッシブに攻めて豪快な決着にならなるか、グダグダな試合になるかの二者択一になりそうな試合。

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UFC on ESPN73:第3試合・メリッサ・クローデン vs. ルアナ・サントス

女子バンタム級。サントス15位。Tapologyのランキングでは31人中クローデン20位、サントス10位。

カナダのクローデンは34歳。UFC1勝0敗(1KO勝ち)、キャリア7勝2敗(6KO・1一本勝ち)。バックボーンはテコンドー・キックのストライカー。10月に地元のカナダ大会でUFCデビューし、UFC2勝1敗のタイナラ・リズボアと対戦。2Rにダウンを奪い、3Rも打撃で攻勢で、判定になっても勝ちは確実だったが、最後までしっかりと仕留めに行くフィニッシュ意識の高い戦いぶりを見せた。

ブラジルのサントスは25歳。UFC4勝1敗(1KO・2一本勝ち)、キャリア9勝2敗(1KO・5一本勝ち)。UFCでの4勝のうち、2勝はフライ級で、バンタムでの2勝のうち1勝は体重オーバーしてのもの。バックボーンは柔道で、カデット時代には国際大会で優勝している。柔道の投げからの極めに加え、スタンドでは荒い打撃で攻めるスタイル。こちらも前戦はタイナラ・リズボアで、テイクダウンから押さえ込み、最後こそアメリカーナで一本勝ちしたが、グラウンドでの上をとってもダメージを与える展開が乏しかったことが気になった。

オッズはクローデン2.05倍、サントス1.80倍。

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UFC on ESPN73:第2試合・アレン・フライJr. vs. ギリェルミ・パッチ

ヘビー級。両者ともUFCデビュー戦。

フライJr.は27歳。キャリア6勝0敗(6KO勝ち)。大学時代はバスケの選手で、プロを目指しており、卒業後はバスケのコーチをしていたが、その後MMAに転向。ここまでプロでは全試合KO勝ちだが、今年9月の前戦を除いて、キャリア1勝か2勝の相手のみのため、実力は未知数。

ブラジルのパッチは31歳。キャリア5勝0敗(4KO勝ち)。バックボーンはムエタイのストライカー。昨年8月にLFAデビュー戦でKO勝ちし、今年9月のDWCSに出場予定だったが欠場。パッチの代役でこの後の第4試合に出場するアスプルンドが出場し、KO勝ちでUFCとの契約を決めている。DWCSでの試合がなくなったパッチだが、そのまま本戦デビューすることに。こちらもローカル時代の相手の戦績は微妙。

オッズはフライJr.2.50倍、パッチ1.57倍。

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