格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DEEPが大晦日さいたまスーパーアリーナで興行開催

http://www.tokyo-sports.co.jp/prores/mens_prores/319720/

格闘技の火は消さない DEEPが大晦日さいたまSA興行を開催
さいたまSAでの大晦日格闘技イベントは数々の伝説を生んできた(写真は2007年の大晦日「やれんのか!!」)
 総合格闘技団体「DEEP」が大みそかにさいたまスーパーアリーナ大会を開催することが5日、本紙の取材で明らかになった。“格闘技の聖地”での大みそか決戦はPRIDE、K―1、DREAMが中心となり2001年以降12年連続で開催されてきたが、昨年は行われず日本格闘界の低迷を象徴していた。この現状を打破するためDEEPの佐伯繁代表(45)が立ち上がり、2年ぶりの大会開催を決意。大みそかに再び格闘技の「熱」を取り戻せるか。

昨日パンクラスで勝利し、試合後に大晦日参戦を宣言した北岡は当然参戦なのだろう。
こんな情報も。

フェザー級王者の横田も出場。この辺りのDEEPレギュラー陣は、スケジュールが合う選手は全員出るだろう。
そう言えばDEEPは12月21日にディファ有明大会を予定していて、そこで中村和裕引退試合兼・ミドル級王座防衛戦が行われる予定だったが、こちらはどうなるのだろうか。どうせなら大晦日に統合したらいいと思うが。

「このままやらないと、大みそかから格闘技の火が消えてしまう。春くらいから『誰もやらないのなら俺がやる』と言ってきた。決めたのは9月末です」(佐伯代表)

「誰もやらない」とは言うが、IGFがすでに大晦日の両国大会を発表しているが…。大晦日ならビッグイベントがバッティングしてもいいという風潮はどうなのか。PRIDE・K-1全盛期は地上波テレビ中継があったから、テレビ側の要請として成立していたが、テレビ中継がないのに無理に大晦日にやらなくてもいいのでは。せめて、地上波は無理でもネットPPVはやって欲しい。

 現段階でカードは未定だが、佐伯代表は「マジメにやっている日本の格闘技の現在進行形を見せたい。女子の試合、タイトルマッチや、他団体さんとの対抗戦も組めれば」と明かす。友好団体のパンクラス修斗などにも強力を要請し、運営にあたっては実行委員会も設ける予定。会場も今年9月のUFCさいたま大会と同規模となる。

9月のUFCはやや縮小バージョンで1万2千人。カードのラインナップから言えば、出ていた日本人は1〜2年位前までは後楽園やディファを主戦場としていた選手がほとんど。その対戦相手も有名選手ではないし、UFC0勝1敗やデビュー戦レベルと実力的に同等の選手であれば、日本のローカルプロモーションでも呼べないことはない。が、そういうレベルの選手を集めて今の日本のトップ選手と対戦させるマッチメークで1万2千人が集められるかというと…。UFCはブランド力で集客していたのが大きいし、WOWOWその他でのプロモーション活動も宣伝費をかけて行っていた。カードの質だけでは難しい。
話題性を集めるような隠し球でも用意してあるのだろうか。かと言って、話題性優先で他競技のアスリートやタレントを試合に出すようなら「マジメにやっている日本の格闘技の現在進行形」ではなくなってしまうが。

大会名は「DEEP DREAM IMPACT」となることが決定的。旧PRIDE・DREAMの系譜を意識したものであることは間違いない。

PRIDEはともかく、DREAMはもはや負の遺産でしかない気が…。旧DREAM経営陣は関わるのだろうか。