格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

Bellator205:メインカード第1試合・パトリッキー・フレイレ vs. ロジャー・フエルタ

ライト級。

2年前に初めてライト級王座に挑んだピットブル兄だが1RKO負け。しかしその後はジョシュ・トムソン、ベンヘン、デレク・カンポスに3連勝中。

4月のBellatorハンガリー大会のメインに代役として出場し、久々にメジャー復帰を果たしたフエルタだがベンヘンにはギロチンで一本負け。

フエルタがUFC時代を思わせるようなアグレッシブな攻めを見せる。大振りのパンチを振り回して前に出ていく。ガードがお留守になっていてカウンターをもらうが構わず打ち返す。フエルタフルスイング。パトリッキーも打ち返し、鼻血を出すフエルタだが、お構いなしで打ち続けると、ガードの上からもらって後退するパトリッキー。残り30秒でテイクダウンしたパトリッキー。上のままゴング。

1Rパトリッキー。

2Rもフルスイングのパンチを続けるフエルタ。付き合って打ち合うパトリッキー。もらってぐらついたフエルタ。左が入りダウン。シングルレッグで凌ごうとするとパトリッキーが鉄槌連打。立ったフエルタだがパトリッキーのアッパーをもらい、うずくまるようにダウン。レフェリーストップ。

会場は盛り上げたフエルタだが完敗。パトリッキーはこれで4連勝。タイトル挑戦をアピール。

UFC:USADAのジョン・ジョーンズに対する出場停止処分が15ヶ月に決定。10月28日より出場可能に。

ufc.usada.org

昨年7月28日の抜き打ち検査で禁止薬物の陽性反応が出たジョン・ジョーンズに対し、USADAは15ヶ月の出場停止処分を下すことを決定。処分は7月28日から遡って適用されるため、ジョーンズの処分は来月28日に明けることになり、11月3日のUFC230への出場が可能となる。

当初は4年の出場停止が予想されていたが、前後の複数回の抜き打ちテストをクリアしたことから、ジョーンズの禁止薬物取得は意図的なものではないとして短縮されることになった。なお、この処分とは別に、ジョーンズはカリフォルニア州アスレチックコミッションより20万5千ドルの罰金が課せられている。

UFN137:オッズ/予想と展望

アゴ・サントス 1.66
エリク・アンダース 2.25

アレックス・オリヴェイラ 1.25
カルロ・ペデルソリ 4.00
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ 3.50
サム・アルヴィー 1.30
ヘナン・バラォン 1.80
アンドレ・イーウェル 2.00
ランダ・マルコス 1.90
マリーナ・ホドリゲス 1.90
シャーウス・オリヴェイラ 1.28
クリストス・ジアゴ3.75
フランシスコ・トリナウド 1.36
エヴァン・ダナム 3.25
ルイス・エンリケ 2.62
ライアン・スパン 1.53
アウグスト・サカイ 1.40
チェイス・シャーマン 3.00
セルジオ・モラエス 1.33
ベン・サンダース 3.40
マイラ・ブエノ・シウバ 2.10
ジリアン・ロバートソン 1.72
ターレス・レイチ 2.00
ヘクター・ロンバード 1.80
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 1.22
ルイージ・ベンドラミニ 4.50
リビア・ヘナタ・ソウザ 1.14
アレックス・チェンバース 6.00

2016年から年イチで6年連続開催となるブラジル・サンパウロ大会。

メインはジミ・マヌワ vs. グローバーテイシェイラだったのがテイシェイラ欠場でミドル級のチアゴ・サントスが階級を上げてマヌワと対戦だったものの、今週に入ってからマヌワも欠場。エリク・アンダースが代役となり、結局ミドル級同士のライトヘビー級戦に。

ストライカー対決。普通に組まれていても面白いカードではあったが、メインにしては弱い。直前出場のアンダースは厳しいか。

サントスKO勝ち。

セミ前に登場するレジェンドのホジェリオは1年10ヶ月ぶりの試合。最近4戦は1勝3敗。負傷での欠場期間が長く、試合数が少ないためそこまでダメージの蓄積はないものの、もう42歳になった。アルヴィーとボクシング勝負になったら打たれ弱いホジェリオが不利なので組みで勝負したいところ。

バンタム級王者バラォンはこれが41戦目。最近5戦で1勝4敗。なぜここまで弱体化したのか…。相手がUFCデビュー戦のイーウェルなのに、オッズはほぼ五分。

この2試合はブラジルの観客にとっては残念な結果になりそう。

今回は全14試合で、アーリープレリム5試合・プレリム4試合・メインカード5試合といういつもと違う構成。メインカードの開始時間も11時半という半端な時間になっている(理由は不明)。第1試合は7時半開始。速報します。

UFN137:今週末のサンパウロ大会のメインに出場予定だったジミ・マヌワが欠場。エリク・アンダースがチアゴ・サントスと対戦。

mmajunkie.com

今週末のUFN137サンパウロ大会のメインでチアゴ・サントスと対戦予定だったジミ・マヌワが欠場。理由はまだ不明。

当初はジミ・マヌワ vs. グローバーテイシェイラの予定だったが、テイシェイラ負傷欠場により、ミドル級のチアゴ・サントスが階級を上げてマヌワと対戦する予定だった。しかし、マヌワの欠場により代役としてサントスと対戦するのは同じミドル級のエリク・アンダースに。ただし、減量の準備期間がないこともあり、試合は当初の予定通りライトヘビー級で行われる。

エリク・アンダースは今年2月のブラジル・ベレン大会でメインに初登場し、地元出身のLYOTOと対戦したが判定負けでMMA初黒星。一ヶ月前のUFN135で再起戦を行い、UFC0勝1敗のティム・ウィリアムスに手こずりながらも3Rにグラウンドから立とうとしたウィリアムスにハイキックを叩き込んでKOした。

DEEP JEWELS21:メインイベント・前澤智 vs. パク・ジョンウン

アトム級・肘有り5分3R。

ステップしてジャブを入れる前澤。右を入れて組み付くと首投げを狙うが、こらえたパクが裏投げで豪快に投げる。立った。右を入れた前澤。パクも右を打ち返す。組みに来た前澤にパクが飛びつきギロチン。立ったままこらえている前澤。マットに叩きつけた前澤。パクはギロチンを放さないが、ただ抱えているだけ。こつこつ殴る前澤。ブレイクがかかる。前澤がパンチを出していく。パクは手が出ない。ゴング。

1R前澤。

2R。またステップしながらパンチを入れていく前澤。タックル。テイクダウン。ハーフで左腕を枕にして固めて殴る前澤。動けないパクだが残り1分半でようやく立った。パンチで攻めるパクだが組み付いてきたところに前澤が首投げで投げる。パウンド。パク抜けて立った。前澤が投げを狙ったが、パクこらえた。しかしパンチで出る前澤。パク後退。ゴング。

3R。パンチを打っていくパクだが前澤がタックル。切りきれずにギロチンに抱えたパクだが首を抜いた前澤がパウンド。立とうとしたパクをまた投げて上に。ハーフでまた枕を取って固める。身動きが取れないパク。密着したまま殴る前澤。パク下から逃げられず。フックスイープで浮かせたが前澤が押さえ込みをキープ。タイムアップ。

29-28×2、30-27の3-0で前澤勝利。

DEEP JEWELS21:セミファイナル・空手こまち vs. ひかり

フライ級・肘有り5分3R。
ひかりが計量オーバーのため、こまちが勝った場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストに。ひかりに減点2。

パンチで出てくるひかりに肘を入れたこまち。ひかりちょっとぐらついた。左右のパンチを入れていくこまち。組んでまた肘を入れた。ひかりはシングルレッグに。切られて立つ。パンチをもらい効いたひかりが背中を向けてしまう。後ろから殴るこまち。向き直ったがまた殴られ嫌倒れ。亀のひかりにパウンドを入れるこまち。また立ったが後ろから殴られる。投げたこまちだがひかりがスクランブルで上を取る。が、こまち立った。右ミドルからパンチ連打を入れるこまち。ゴング。

2R。ひかりがパンチから組み付いていき、タックルに。こまちがぶった。脇腹に膝。ひかりタックルで上を狙ったがこまち立った。こまちのパンチが入り背中を向けたひかり。さらにパンチを貰ってダウン。ようやくレフェリー止めた。

DEEP JEWELS21:第7試合・長野美香 vs. ジェット・イズミ

ストロー級5分2R。

ジャブを出していくジェットに対し長野は様子見。長野タックルに。しかしジェットがダブルアンダーフック。しかし膠着しブレイク。パンチで出たジェットだが長野がテイクダウン。すぐにパスしてニーオン。逃げるジェットのバックに付く。残り1分。腕十字に。クラッチが切れてタップアウト。

DEEP JEWELS21:第6試合・アミバ vs. 奈部ゆかり

55kg契約5分2R。

パンチを入れていく奈部。コーナーに押し込んだ。奈部投げてバックに回りチョーク。体を伸ばして絞めるがアミバ反転して外した。しかしまた亀になり殴られる。仰向けに戻りマウント。パウンドを入れていく。肩固め。浅い。袈裟固めに移行。またバックに回りチョークを狙う。上を取り返そうとするアミバに腕十字を仕掛けたがアミバ起き上がり上に。奈部起き上がりコーナーに押し込む。ゴング。

2R。奈部がパンチを入れていく。コーナーに押し込む奈部。離れたがまたコーナーに押し込む奈部。膝の打ち合い。奈部離れた。アミバのパンチをかいくぐって組み付くとテイクダウンしマウント。また肩固めに。しかしマウントに戻し自ら外す。アミバシザースで脱出。パンチ・ローで出るアミバだが奈部のタックルで倒された。またマウント。肩固め。決まらない。奈部は袈裟固めからパウンド。タイムアップ。

20-17、20-18×2の3-0で奈部勝利。

DEEP JEWELS21:第5試合・Yuko.S vs. 川村虹花

アトム級5分2R。

Yukoがパンチを打ち込む。川村ローを入れるがYukoタックルに。ロープに押し込むとシングルレッグ。膝を入れる川村。Yukoコーナーに押し込み膝を入れる。入れ換える川村。膠着ブレイク。またタックルに入るYuko。今度はテイクダウン。川村立とうとしたがバックに回ったYukoがチョーク。タップアウト。

DEEP JEWELS21:第4試合・ARAMI vs. 青野ひかる

アトム級5分2R。
ARAMIが計量オーバーのため、青野が勝った場合のみ公式記録とし、それ以外はノーコンテストに。ARAMIは減点2。

青野がタックル。ARAMIこらえた。青野の首投げもこらえるが、オーバーフックしての投げでテイクダウンを許す。ARAMI立った。ボディロックから逆にテイクダウン狙い。投げてテイクダウン。サイドからマウント。返そうとする青野に腕十字を狙うが腕を引いてディフェンスする青野。足をさばいてパス。サイド。バックを狙う青野。ガードを取ったARAMI。ゴング。

2R。ARAMIのタックル。投げた青野だがARAMIすぐ立つ。ブレイク。青野がパンチからタックル。テイクダウン。ARAMI立つとまたボディロックしてテイクダウン狙い。前への投げから逆に後ろに振ってテイクダウン。マウント。チョークを狙うARAMI。落とそうとする青野だがARAMIがバックキープ。ややずれていてチョークは決まらないがバックキープが続く。完全なバックマウントになるが時間がない。

三者19-17で青野が減点込みで判定勝ち。