格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

PANCRASE304:第4試合・内村洋次郎 vs. 亀井晨佑

フェザー級5分3R。10位内村、11位亀井。

ストライカー内村は松嶋や牛久といった若手に判定負けしているものの、勝った試合では3連続KO勝ち中。

22歳の亀井は昨年のネオブラ王者。185cmの長身で、ネオブラ決勝ではバックキックにパンチを打ち込み意識を飛ばしてのKO勝ち。

パンチ、ハイを入れる亀井。パンチラッシュで攻め込む。内村後退しスリップダウン。パウンド。後転した内村にパウンド。1R三者亀井。

2R。内村の右で亀井ダウン!内村ラッシュ!亀井なんとか凌いだ。回復し打ち返す亀井だが、内村ボディロックするとバックにまわりテイクダウン。亀井振りほどいて立つ。が、再び内村の右で亀井ダウン!内村のラッシュをなんとか凌ぐ。二者10-9、一者10-8で内村。

3R。亀井も必死にパンチを打ち込むが内村ヘッドムーブでかわす。ボディロックからテイクダウン。亀井前転し足関狙いから立つとタックルに行くが倒せずブレイク。打ち合いで内村攻勢。タイムアップ。

判定3-0で内村勝利!

PANCRASE304:第3試合・粕谷優介 vs. 菊入正行

ライト級5分3R。

UFCファイター粕谷だが、パンクラスではISAOと松嶋に連続判定負けで勝ち星なし。昨年は試合をしておらず、1年4ヶ月ぶりの試合となる。今回はUFCデビュー戦以来のライト級に戻している。

NEVER QUITの菊入はキックボクシングのプロ経験もある23歳で、ここまで4戦全勝3KO。ついにビッグネームとの対戦に。

粕谷パンチを打ち込み効かせるとタックル。テイクダウン。上になるとパウンド連打。菊入動けず殴られ続けレフェリー止めた!

PANCRASE304:第2試合・ライカ vs. マイラ・カントゥアリア

女子フライ級5分3R。

元ボクシング世界王者のライカは43歳で今大会最年長。前回はブラジルのムエタイファイターながらTDD皆無のトラキナスからテイクダウンを奪いスプリット判定勝ち。

30歳のマイラはMMA4勝3敗1分け1NC。柔術ムエタイがバックボーン。

パンチ、首相撲からテイクダウンしたマイアがハーフからマウント。パウンド。バックマウントになりパウンド連打。バックから腕十字。完全に伸びても耐えていたライカだがタップ!

マイア普通に強い。

PANCRASE304:第1試合・高木健太 vs. 丸山数馬

ウェルター級3分3R。ランキング5位高木。

戦慄の肘を武器に戦う高木だが、パンクラスではこのところは若手の壁扱い。手塚・奈良には勝ったが、阿部・佐藤に敗れると、昨年は中村邦夫に7秒KO負け。

26歳の丸山は鹿児島在住。2015年のネオブラ後はパンクラスには年1ペースの参戦となっているが、前座戦線で現在3連勝中。

蹴り合いから丸山のハイキックに合わせた高木のカウンターがビッグヒット!丸山もんどりうって前のめりにダウン!KO!

PANCRASE304:プレリミナリー第10試合・有川直毅 vs. 中嶋悠真

フライ級3分3R。ネオブラではなくワンマッチ。

28歳K-PLACEの有村と26歳マッハ道場中嶋はともにプロデビュー戦。

テイクダウンした有川がハーフで押さえながら殴ると残りわずかでマウント。亀になった中嶋にパウンドラッシュ。

2R。有川がテイクダウンからパスして肩固め。タップアウト。

PANCRASE304:プレリミナリー第9試合・廣野雄大 vs. 真王DATE

ネオブラ一回戦・ウェルター級3分3R。

パンクラスイズム横浜の廣野は23歳。昨年NEXUSでプロデビューすると初戦は8秒、2戦目は15秒でKO勝ちしたが、12月の3戦目は判定負け。

こちらもパンクラス初参戦のリアルキングは185cmの長身で、ZSTやDEEPなどでは勝った試合はすべてフィニッシュしての勝利だが、2016年6月に後のDEEP王者住村にKO負け。2017年には巌流島にも出場したが、MMAは約3年ぶり。

廣野3.9kg超過で失格。

PANCRASE304:プレリミナリー第8試合・渡邊雅祥 vs. 山下剛

ネオブラ一回戦・ウェルター級3分3R。

パラエストラ八王子の渡邊はこれがプロデビュー戦。

29歳マッハ道場の山下は中国でも試合経験があるなど6勝2敗。パンクラス初参戦。

渡邊が距離を取り蹴りやジャブを入れていく1R。

2Rは山下が組みつくが倒せないまま渡邊のミドルをもらう展開。しかし渡邊スリップダウン。上になった山下にキムラを狙うがゴング。

3R。渡邊が外掛けテイクダウンしてマウント。反転した山下。しかしそこから攻められず。

三者フルマークで渡邊。

PANCRASE304:プレリミナリー第7試合・DARANI DATE vs. 名田英平

ネオブラ一回戦・フェザー級3分3R。

昨年ネオブラ決勝まで勝ち上がったダラニ。まだ22歳。

24歳の名田はコブラ会所属で大阪を中心に7勝3敗。東京初進出となる。

タックルでテイクダウンした名田。ダラニホールドするだけ。名田ボディにパウンド。パスを狙う名田。ゴング。

2R。半身で蹴りを入れるダラニ。しかし組まれるとすぐ両脇を差される。カンヌキでケージを背にしてこらえてブレイク。ダラニがタックル。テイクダウン。押さえ込むがゴング。

3R。両脇を差されたダラニが投げをこらえてバックマウントを狙ったが下に落とされる。スイープを狙ったが下のままタイムアップ。

判定スプリットで名田。29-28、29-28、28-29。

PANCRASE304:プレリミナリー第6試合・立成洋太 vs. 塩津良介

ネオブラ一回戦・フェザー級3分3R。

昨年プロデビューし1勝1敗の立成と昨年のネオブラ初戦でデビュー予定だったが試合前検診でドクターストップとなり仕切り直しのデビューとなる広島の塩津。

立成がタックルを切って打撃を入れていく展開。2Rに塩津がステップの際に膝を痛めて倒れる。そこに立成が蹴りと鉄槌。KOだが実質負傷TKOか。

PANCRASE304:プレリミナリー第5試合・鬼山斑猫 vs. 岩本達彦

ネオブラ一回戦・フェザー級3分3R。

3年連続ネオブラ出場となる鬼山。昨年のネオブラはダラニにKO負けしたが、その後2連勝中。

大阪・BLOWS所属岩本は関西を中心に6勝5敗1分け。これが東京デビュー戦。

パンチからタックルに入った鬼山に岩本ギロチンで引き込むが外された。下からヒール。鬼山は上からアンクル。最後にバックに回った鬼山がチョーク。ゴング。

2R。左右のフックをクリーンヒットさせた鬼山がタックルからテイクダウン。パウンド。岩本の蹴り上げをさばいてパスしパウンド。

3R。シングルレッグでテイクダウンした鬼山が担ぎパスからパウンドアウト。

PANCRASE304:プレリミナリー第4試合・平岡将英 vs. 高杉遼介

ネオブラ一回戦・バンタム級3分3R。

3年連続ネオブラ出場のKRAZY BEE平岡。MMA3勝4敗。バックボーンはボクシング。

昨年8月のJMMAFトーナメントで優勝し9月にプロデビューしたレスリングバックボーンの高杉だが、プロデビュー戦は1R一本負け。

頭にテーピングを巻いている高杉。位置的に右耳の負傷?パンチを入れた平岡に高杉タックル。尻餅まで。立った平岡。ゴング。

2R。高杉タックルで尻餅まではつかせるが寝かせられず。立った平岡がパンチで攻めこむ。

3R。高杉タックルで倒したがまた寝かせられず。立たれた。最後にまたタックルに来た高杉。タイムアップ。

3-0で平岡。三者フルマーク。

PANCRASE304:プレリミナリー第3試合・下田洋介 vs. 西村大輝

ネオブラ一回戦・フライ級3分3R。

お互いプロデビュー戦。昨年11月のマーシャルワールド杯ではともに決勝まで勝ち上がり、下田が2R腕十字で勝利している。

西村がテイクダウンを凌ぐとバックに回ったが、乗り過ぎて股下から抜けられる。テイクダウン合戦はどちらも譲らず。

2R。このラウンドは打撃戦のみ。下田がバックスピンキックをヒットさせ沸かせる。

3R。打撃戦からタックルに入った西村に下田ギロチンで引き込む。外れた。西村がインサイドからパウンド。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットで下田勝利。