格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFCの重大発表はティト・ビクトーの復帰

http://www.sherdog.com/news/articles/white-on-fedor-we-tried-everything-18850
7/31に予告されていたUFCの記者会見で、ティトとビクトーの復帰が発表。ヒョードルの獲得はならず。やはり共同開催がネックとなった模様。
ティト&ビクトーは当初ティトvsフランクリン、ビクトーvsダンヘンとなるという噂だったが、ティトはイベント未定ながらコールマンとの噂。そしてビクトーがUFC103のメインでフランクリンと対戦に。これは最初組まれていたダンヘンvsフランクリンのリマッチの評判が悪かったため入れ替えたとのことだが、現在はミドル級のビクトーが、この試合ではライトヘビーで対戦することに(追記:MMA Junkieによれば、フランクリンはビクトーの要求で195ポンドのキャッチウェイト戦になると言っています。フランクリン自身は、以前195ポンド級ができればいいのにと言っていたくらいなので、戦いにくくはないでしょうけど)。
宙に浮いたダンヘンは次の試合でアンデウソンのタイトルに挑戦することになったが、時期は未定。UFC101でのアンデウソンvsグリフィンの結果待ちとのこと。

★戦極第九陣の展望

▼第1試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
中尾“KISS”芳広vsチェ・ムベ

オープニングからメガトンファイトで盛り上げ・・・と行きたいところだが、最近の両者の試合ぶりを見ると、いきなりグダグダになる危険も高そう。
6月にパンクラスに来たムベはかなり劣化していたので、中尾が勝つのでは。中尾判定勝ち。

▼第2試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
日沖 発vs金原正徳

準決勝進出者の中では一枚劣ると見られている金原。しかしDREAMウェルター級GPでもノーマークだったザロムスキーが優勝しているので侮れない。でもまあ日沖には及ばないだろう。日沖一本勝ち。

▼第3試合 戦極フェザー級グランプリ2009 準決勝 5分3R
小見川道大vsマルロン・サンドロ

打撃ではマルロンだと思うが、テイクダウンが取れるかどうか。小見川は一回戦で見せた上をキープし続ける戦法をすれば勝機はあるかもしれない。予想は打撃の差でマルロン。マルロン判定勝ち。

▼第4試合 戦極フェザー級グランプリ2009 リザーブマッチ 5分3R
ジョン・チャンソンvsマット・ジャガー

チャンソンは打撃は強いが腰が軽すぎる。相手のジャガースはレスラーのはずだが、マルロン戦では簡単にテイクダウンを取られていたので、その片鱗は見えなかった。ジャガースは特に武器がないので、チャンソンがパンチでKO勝ち。

▼第5試合 戦極ライト級ワンマッチ 5分3R
光岡映二vsクレイ・フレンチ

フレンチってそんなに何回も呼ぶレベルの選手なんだろうか。光岡はわりといつも美味しい相手とやっている印象。光岡が普通にテイクダウンして十字かなんかで一本。

▼第6試合 戦極ウェルター級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛vsダン・ホーンバックル

戦極1戦1敗だが別に雑魚ではないホーンバックル。郷野のデビュー戦にこういう相手と当てるあたり、相変わらず戦極は売り出し方が下手。戦極はラウンド毎のマストではないので、郷野はじっくりいけるだろう。日本再デビューということで気負ってKOを狙ったりしなくとも、普通にやっていればKOできるだろう。
郷野KO勝ち。

▼第7試合 戦極ヘビー級ワンマッチ 5分3R
藤田和之vsブラゴイ・アレクサンドル・イワノフ

ブランク・年齢の影響が心配な藤田。イワノフはすでに国内で総合の試合を10試合以上しているとのことだが、同じブルガリアンのネドコフの戦い方を見ていると、対戦相手はみんな同じようなタイプばかりで、あまり器用さはないような気がする。四つでの膠着で、両者スタミナ切れのグダグダの末イワノフ判定勝ちと予想。

▼第8試合 戦極ミドル級チャンピオンシップ挑戦者決定戦 5分3R
三崎和雄vs中村和裕

普通にやってもそれほど差はないと思うが、三崎のコンディションやモチベーションは当然かなり良くないだろう。中村が押さえ込んで塩漬けにして判定勝ち。

▼セミファイナル 戦極フェザー級グランプリ2009決勝戦 5分3R
日沖×金原の勝者vs小見川×サンドロの勝者

王者決定戦なので5分5Rになると聞いた気がしたが、どこを見ても3Rになっている。さすがに1日2試合で5Rはしんどいので変更したのだろうか。
日沖vsサンドロ以外考えてない。サンドロのコンディション次第。1試合目で消耗していなければ、サンドロが押さえ込んで塩漬けにして勝つと予想。

▼メインイベント 戦極ライト級チャンピオンシップ 5分5R
北岡 悟vs廣田瑞人

世間一般の予想では北岡有利と見られているが、そんなに楽な相手ではないと思う。北岡が焦って足関に行くと、上からパウンドでKO負けする危険も。一本勝ちするとしたら2R以内。それで極められないようなら、後半も無理だろう。廣田はグラウンドを必要以上に警戒しすぎると良くない。足関だけ警戒していれば、一瞬で終わるようなことはないはず。長期戦になるほど打撃有利になるので、じっくり行きたいところ。
いきなり足関に行くと、一本を取るか、KO負けするかのギャンブルになってしまうが、それでも北岡は足関で行くと思う。極まるかどうかは五分五分。極まらなかった場合、廣田がKOするかどうかも五分五分。しかしKOしなくてもダメージは残るはず。極めきれず判定になった場合は廣田。
実力の差はあまりないと思うが、それでも北岡が一本で勝つだろうなという雰囲気がある。格闘技だと、そういう雰囲気が裏切られることも多いが・・・。
北岡がギロチンで一本勝ち。
評判の悪い全員マイクが今回もあるのかにも注目(GPの試合は2試合目もあるからマイクはないだろうけど)。
明日は速報しますが、都合により5時半から追いかけ再生での実況になります。入退場は早送りで飛ばすので、休憩前までには追いつけるんじゃないかと。