格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC109展望

カードはこちら。
http://www.ufcjapan.jp/card.php?belong=1&eid=00024
メインはクートゥアvsコールマンのレジェンド対決。ヘビー&ライトヘビーで5度のUFCタイトルを手にしたクートゥアと、UFC・PRIDEというMMA史上に残る2大プロモーションでともに初代ヘビー級王者となっているコールマン。二人とも生きた伝説と呼ぶにふさわしい。そして、二人ともライトヘビー級に転向し、前回若手中堅選手を破って生き延びたという点でも一緒。勝ち残った方はライトヘビー級のタイトル戦線に残る可能性があるが、敗者はおそらく二度とタイトルにたどり着くことはないという、サバイバルマッチでもある。
コールマンは前回ボナー相手にアップセットを起こしたが、過去5年間ではそれ以外にはショーグン戦でのアクシデント勝利しかない。どちらかと言えばクートゥアの方がコンスタントに厳しい相手と戦ってきていて、負けた試合でも善戦している印象がある。試合はスタンドレスリング勝負で膠着しそう。
セミはマーコートvsチェール・ソネンのパンクラシスト対決。勝った方がアンデウソンのタイトルに挑戦する流れになると思うが、すでに4月にビトー・ベウフォートとのタイトルマッチが決まっているので、挑戦できたとしても今年の後半か。
レジェンドマッチはもう一つ。ウェルター級でマット・セラvsフランク・トリッグも組まれている。トリッグは4年ぶりのUFC復帰戦ではコスチェックに秒殺負けし、過去のファイターという印象がついてしまった。元王者のセラも連敗中。負けた方のリリースもあり得る。
前座で注目はホーレス・グレイシーグレイシー一族のUFC出場はホイス以来2人目。まだキャリア3戦ながら抜擢されたので、てっきりメインカードに出場すると思っていたのだが、PPV前の前座(というか第1試合)からの出場となった。相手は同じくUFCデビューとなるジョーイ・ベラトラン。無名だが、ヒューストン・アレキサンダーに勝っているので油断はできない。
7日正午より、WOWOWで生中継(放送時間は15時半までの予定だが、変更の可能性あり)。また、6日15時20分から事前番組が無料放送される。UFCオフィシャルのネットPPVでも26.99ドルで観戦できる。早期に事前購入すると、前座カードも無料で見られる模様(録画)。
当日はパンクラス観戦のため、生視聴はできません。サマータイムなら11時開始で午後2時までだから見られるのだが……。