会場から速報します。
★VTJ6th:第2試合・大澤茂樹 vs. 三上譲治
フェザー級5分2R。
しばらくスタンドで打撃戦が続いていたが、三上の飛び込んでの右が大澤の顔面を捕らえて仰向けにダウン!レフェリー即ストップ。鮮烈KO。
★VTJ6th:第3試合・鈴木隼人 vs. 福田龍彌
128ポンド契約5分3R。
レスラーの鈴木がタックル。切られたがバックに回るとテイクダウン。福田立つが内股でまたテイクダウン。上からパウンドで削る。2R。鈴木またタックルからテイクダウン。パウンド。福田立つと鈴木のタックルを切る。亀の鈴木にパウンド。鈴木仰向けになるが福田はなおもパウンド。拮抗した2Rが終了。
3R。見事なタックルでテイクダウンした鈴木。ハーフから削る。返そうとした福田からマウント!パウンド。福田亀に。チョーク。決まらないが、その後もマウントからパウンドで圧倒。タイムアップ。
磯野29-27、中井&植松が29-28で鈴木勝利。
★VTJ6th:第6試合・弘中邦佳 vs. キム・ドンヒョン
ライト級。
DEEPにも参戦していた同姓同名ドンヒョン。
弘中は3月のパンクラスでISAOにKOされて以来の試合。
首相撲からの膝連打を叩き込むドンヒョン。結構もらった弘中。タックルもがぶられパンチをもらう。スタンドの打ち合いで後退した弘中だが、追いかけてきたドンヒョンにカウンターのタックル。テイクダウン。バックにまわりチョーク狙いから腕十字に抜いたドンヒョン。スタンドでまたドンヒョン優勢だが、弘中またテイクダウン。肘。ホーン。
最後の肘の印象で弘中か。しかしスタンドの打撃をかなりもらっていたので逆もあり。
2R。またドンヒョンの首相撲からの膝をもらう弘中。タックルに入るとテイクダウンは簡単に取れる。バックに。一回は反転して逃げたドンヒョンだが、弘中にまたテイクダウンされると肩固めががっちり入り落ちた。
弘中勝ったが苦戦した印象。組みの実力差は相当あったが。
ISAO戦の敗けを謝罪し、また修斗王者の価値を上げてリベンジしたいとのこと。
★VTJ6th:第7試合・宇野薫 vs. ラージャ・シッペン
フェザー級。
目標とするUFCからはよほどのことがない限り契約はないと言われている39歳宇野。しかしVTJがUFCと提携したことで、開催予定の人材育成プログラムを勝ち上がれば参戦のチャンスがある。
相手のシッペンは11連勝中だが11連勝の相手がいずれもキャリアが浅く、その11連勝を除くと3勝8敗。
打撃にスピードがあるシッペン。様子見の宇野に打撃を入れていく。宇野もクリーンヒットはもらわないが手数で負けてる。何度か蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙うが倒せない。
1Rはイーブンかややシッペン。
2R。また蹴りをキャッチしてテイクダウンを狙う宇野だが倒せず。パンチをもらいフラッシュ気味にダウン。やばい雰囲気が漂い出すが、スタンドで宇野が打撃で攻めるとガードを固めるシッペン。タックル。倒せず引き込むがシッペンは付き合わず。しかし再度のタックルでテイクダウン成功。簡単にマウントに。チョークを狙うと仰向けになり防いだシッペンだが、宇野は肘と鉄槌で削り、バックマウントからがっちりチョーク。シッペンタップ。
宇野マイク。今日が格闘技を始めてからちょうど19年目。こんなに長く続けられたのは家族とファンのおかげ。UFCも含めて、総合格闘技をまだ諦めない、とのこと。、
★VTJ6th:第9試合・リオン武 vs. ISAO
フェザー級。
元修斗世界ライト級王者のリオンは現在4連敗中。DREAMで高谷に敗れてから、VTJでは大沢、矢地に連敗。前回はRebelFCで初めての海外挑戦したものの、初の一本負け。ルミナや宇野にあこがれたリオンはその2人に勝ち燃えるものがなくなったとのことだが、最後の挑戦としてUFCを目指すとのこと。
ISAOは初のフェザー級挑戦。もともとライト級では体格が小さいだけに、減量の不安はない一方で、上の階級から落としてきたアドバンテージも少ない。しかしライト級では修斗王者弘中も下している。
見合いから前に出て押し込み膝を入れるISAO。離れる。リオンのミドルをキャッチしてテイクダウン。リオンはバタフライで浮かせて立つ。ISAOは離れ際に肘。また押し込んだISAO。四つから投げてテイクダウン。ハーフから削る。
2Rはテイクダウンに苦労するISAO。倒しても尻餅まで。それでもスタンドではプレッシャーをかけていく。ケージを背にするリオンは壁蹴りスーパーマンパンチを見せる。終盤、ISAOがテイクダウン成功し肘を入れるがホーン。
3R。リオンのパンチとISAOのローが相討ち。バランスを崩したリオンだがすぐ立つ。ISAO相変わらずプレッシャーをかけタックルに。しかしリオンも防ぐ。残り1分を切ったところでISAOがテイクダウン成功。ハーフから肘でカットした削り勝利を確定付けた。
判定30-27×2、磯野のみ29-28でISAO勝利。
★VTJ6th:第10試合・扇久保博正 vs. シーザー・スクラヴォス
フライ級トーナメント決勝5分5R。
扇久保がタックルでテイクダウン。ケージ立ちしたスクラヴォス。離れ際に扇久保のパンチが入る。扇久保追いかけていくがかわされバックを取られる。バックマウントからチョーク狙い。パウンドを入れて削るスクラヴォス。扇久保反転。上になるとパスを狙いながらパウンド。潜ろうとしたスクラヴォスからマウントを奪うが、ギロチンを狙った所で下に。どちらが取ったか微妙。
2R。スクラヴォスが出てパンチを当てていく。打ち終わりにカウンターを狙う扇久保だが空振り。後半は扇久保が距離を取り、パンチをすかしてカウンターを入れる展開に。このラウンドも微妙。
3R。前に出なくなったスクラヴォス。タックルでテイクダウンを奪うが、また扇久保が反転。
4R。扇久保が飛び付きギロチン。かなり惜しかったが、抜いたスクラヴォス上に。扇久保は蹴り離して立つ。扇久保が上になり削る展開。
5R。タックルに入った扇久保に対し、バックを取られかけたスクラヴォス。ガードにもどしたが、扇久保パス。サイド。スクラヴォスハーフに戻すがまたパス。集中力が切れてきたか。ハーフで固める扇久保。マウントに。残り時間わずかで扇久保突如膝十字。防いでヒールを狙ったスクラヴォスだがタイムアップ。
判定3-0で扇久保が優勝。試合後のインタビューで、UFC出場をかけての元谷との対戦をアピール。