格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★3/14、K-1MMAプレ旗揚げ戦

K−1が今年5月から6月に旗揚げを予定するMMA総合格闘技)シリーズが、16人参加のトーナメントになる可能性が浮上した。16日、谷川貞治プロデューサーは、「新日本(プロレス)とも猪木さんともいい関係ができている。16人はすぐ集まる。2大会に分けたトーナメントでGPも開催できる」と爆弾発言。4月、6月、8月に無差別級トーナメントを開催予定の「PRIDE GP」に真っ向勝負をかける用意があることを明かした。
そのプレ旗揚げ戦として3月14日に新潟大会(朱鷺メッセ)開催が緊急決定。ボブ・サップ朝青龍の実兄・ドルゴルスレン・スミヤバザルが5分3RのK−1 MMAルールで戦うビッグカードや、MMA初挑戦となるピーター・アーツ、「Dynamite!!」で鮮烈デビューを飾ったレスリング出身の中尾芳広らの参戦が正式発表された。

サップをエースに、そこそこ話題性のある選手は集められそうなK-1MMAだが、やはりクオリティは低い。見た目は一見豪華だけど、良く見るとあまり楽しみでもないようなカードばかりになりそう。中尾とかアーツと言ってもなぁ・・・。まあ本家のPRIDEも戦闘竜とか言ってるから、あまり変わらないかもしれないが。しかしやっぱりサップの相手になる選手がいないのが問題だ。ジョシュは同門だし。
サップvsスミヤバザルも微妙すぎ。実力がはっきりしない者同士を当ててどうするんだ。でも一般層には「相撲キラーサップvs横綱の兄」で盛り上げるんだろうな。総合の場合、K-1以上に一般層とマニア層の見方は異なると思う。案外谷川イズムで視聴率戦争勝利→PRIDE撃破という展開もあるかもしれない。
戦闘竜の件を見ると、PRIDEも色物路線で対抗しているように見える。どうも総合でのライバル関係は、あまり業界活性化につながらないのではないか。このまま両者とも色物に走って共倒れということだけは避けてもらいたい。