曙がピンチに追い込まれた。16日の公開スパーリングで大相撲の技である張り手を応用したオープンブロー使用を公言した曙について谷川貞治プロデューサーは17日、「K−1ルールの盲点だが、角田競技統括プロデューサーは、『流れの中で当たってダウンした場合は仕方ないが、故意に行った場合は反則を取る』と言っている。グローブの薄い部分での殴打は危険すぎる」と原則的に禁じ手とする考えを示した。
こんなところで石頭になってどうする。タイソン弟とか負傷中のグレコをリングに上げる方がよっぽどルール違反じゃないのか。
まともにやっても曙が100％勝てないことは、大晦日の試合を見た人なら誰でも分かる。いや、事実は違うとしても、ほとんどの人がそう思ってることが問題。だったら、少しでもやる意義を持たせるために、張り手くらいOKにするのが観客論ではないのか。
でも、一方では「もしも戦う両者が納得した場合は特別ルールになる可能性もある」という発言もしているので、単なるアングルかもしれない。たまアリのチケットは売れていないらしいし。どうせならルール問題を当日まで引っ張って、リング上で「両者の体重差が100kg以上ありますが、体重の軽い武蔵選手が張り手を認めたため、特別ルールで行われます」とアナウンスすれば盛り上がるかも。
