格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★前田、今成の足関にタップ

20日の「club DEEP 6th」(福岡パヴェリアホール)で、“足関十段”今成正和パンクラス超新星前田吉朗グラップリングタッグマッチで激突。ともに1本を取る際立った強さを見せた。試合は、前田と烏合会の辻昌樹の組み合わせでスタート。10分3本勝負のこの試合で、前田はいきなりパスガードから腕十字を極め29秒殺。先制した。対する今成もパンクラス稲垣組の武重賢司を相手に負けじと秒殺を狙うが、それを逃れた武重は前田にタッチ。ついに待望の顔合わせが実現した。今成のグラウンドに真っ向勝負を挑んだ前田だが、グラップリングルールで一日の長がある今成は巧みに引き込むと、足関節を極めて1−1のタイに。そのままゴングが鳴り、ドローとなった。

タッグマッチとしてはドローとはいえ、前田にとってはデビュー以来初のタップ。どちらかと言えば打撃が持ち味の選手だし、組み技では今成には勝てなかったか。
しかし、一本を取られたのは果敢に攻めた結果とも言える。まだまだ守りに入るレベルの選手ではないし、今後も負けを恐れずに攻める試合を続けていって欲しい。