大場貴弘 vs デニス・カーン
大場は武士道に出るレベルじゃないので、デニス・ケイン=カン=カーンが1Rで極めて圧勝と予想。デニスは83kgGPに出ても優勝は出来ないだろうけど、とりあえず参加資格はあるレベルか。
アマール・スロエフ vs パウロ・フィリオ
ラストワントーナメントは実力均衡で読めない。全部微差の判定になるだろうから、判定のわけわからなさも考慮しないと。なんとなくだけど体格差でフィリオ。
アブダビ王者ではあるリスターだけど、総合での実力は中堅クラスか。モチベーションも考慮して、小路がしぶとく勝ち上がるかと。
中村大介 vs マーカス・アウレリオ
中村大介も武士道に出るレベルじゃない。基本的に体格差があるから健闘するとは思うが、単に「強豪の攻めを凌いだ」というだけでは評価したくない。中村や大場は佐伯広報のコネで出ているようにしか見えないので、そうじゃないというところを「結果で」見せて欲しい。
アゼレドがマッハ相手にぐだぐだな試合をしていたのはもう5年近く前のことだから、それで評価するのはさすがに失礼かも知れない。が、戦績を見てもどれだけ強くなったかは測れない。ブスカペがきっちり押さえ込んで手堅く勝つか。
高瀬大樹 vs ダニエル・アカーシオ
高瀬はグラップラーとやっても絶対盛り上がらないと思うが、打撃系のアカーシオとなら面白い試合になりそう。
高瀬も当然83kgGPの出場は希望しているんだろうけど、高瀬がどれだけ強いのかとか、高瀬と誰かの試合が見たいかとか、イマイチ興味がわいてこない。しかし対日本人なら見てみたい。vs長南とか面白そうだが、チームメイトなのでトーナメントでも決勝まで行かないと当たらないだろうか。
GPに向けてという視点で考えるなら、アカーシオがボコボコにして勝てば、長南が敵討ちみたいな感じで盛り上げられるか。予想もそんな感じで。
MEGATONマッチという方向性はいいが、このカードはどうなのか?大男同士の殴り合いを見せるには、マッチメークに難があると思うが。モラエスはしょっぱいが、かといってアレキがボコボコにして圧勝するほど弱くもない。塩試合濃厚なカードだと思う。それならHERO'SのGGvsカラエフとか、以前やったアレキvsトンプソンみたいな試合の方が、すっきり終わるだけまだマシ。中途半端だ。
試合予想はアレキが上になってのパウンドで勝ち。
桜井隆多 vs ムリーロ・ブスタマンチ
ブス先生も83kgGP出場を睨んでいるのだろうか?だとしたら楽しみだが、やっぱりさしものブスも年齢的にきつめで、この階級でもトップは無理かもしれない。パワーのある隆多相手ではきつい部分もあるが、2Rマッチなのでスタミナ切れになる前には終わるだろう。ブスがポジションで圧倒して判定勝ち。
美濃輪育久 vs ギルバート・アイブル
アイブルが今どの程度総合の技術を身につけているかわからないが、相変わらずロープつかみをやる程度なら、美濃輪の勝ちで問題ないと思う。
しかし美濃輪はレコの時のように、いきなりテイクダウンしての足関くらいしか勝ちパターンがないのでは。アイブルは身体能力が凄いので、押さえこむのも難しい。もし総合への対応力が増しているなら、もたもたしているうちに打撃が当たってKOになるかと。つまりこの試合はアイブル次第。一応、予想としては美濃輪の一本勝ちで。
しかし、バンナvs秋山と同じく、こういうハンディキャップマッチはどうにもノレない。どっちが勝っても何も先につながるものがないし。美濃輪は勝って田村に再戦アピールする気だろうけど、田村が受けるとは思えない。桜庭のアピールを無視している状態で美濃輪の挑戦を受けたりしたらまた顰蹙買うし(しかし、だからこそ逆に受けそうな気もするのだが。ひねくれ者だけに)。
ラストワントーナメント決勝戦
リザーバーはいるのか?とちょっと気になった。多分不要かと思うが。ケガがあったりしたら、敗者復活になるのだろうか。
小路が勝ってくれたらいいな、という程度の興味しかない。そうすればアローナも出られるかもしれないし。それに多分、誰が勝っても1回戦で強豪と当てられて消えそうだし。一応小路勝利の予想で。
勝敗はヒョードルの勝ちで間違いない。が、業界一クレバーな高阪がどういう対応をしてくるかという所が非常に興味深い。多分、ノゲイラみたいに引き込んで下から動きまくるという作戦では(それでは勝てないけど・・・)。
あと、本人は絶対言わないだろうけど、マスコミが敗因について「先週の永田戦で足を痛めたことが影響」みたいなことを書いたらなんか嫌だ。