格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★高瀬大樹vsダニエル・アカーシオ

煽りV・「背水の寝技アーティスト」高瀬vs「掴むかブラジリアンドリーム」アカーシオ。
スタイルを変えていく必要を実感しているらしい高瀬だが、根本的には変わらず。下手なタックルは全て切られ、すぐ引き込み。そこに顔面蹴りやフットスタンプを浴びせるアカーシオ。スタンドでは、やや打撃で攻めていこうという意志が見られた高瀬だが、一発もらうとすぐ守りに入っていいってしまう。ブスカペの打撃が入る→仰向けに一人引き込みする高瀬の展開が続く。ややアカーシオに疲れが見えたところで1R終了。
2R。序盤にまた高瀬のタックル→切られて猪木アリの攻防となり、両者にレッドカード。しかし展開は変わらず。高瀬、すっかり元に戻って撃ち合いを避けての引き込みをやり始めるが、アカーシオは付き合わず。猪木アリ状態で、フットスタンプから顔面蹴り、パンチのラッシュの猛攻。そこは凌いだ高瀬だが、すでに戦意喪失状態。朦朧とした状態の高瀬、何もされないのに仰向けに倒れるなど、不可解な行動。そこにアカーシオが顔面蹴り、逃げた高瀬だが、完全に無防備に寝っ転がり、レフェリーが慌てて止めに入ると同時にタオル投入。
高瀬は最後なんだかまともな状態じゃなかったように見えた。気持ちが切れていたのか、ダメージのせいなのか。後味が悪い結末だった。決意を持って望んだ試合で、全く変わったところを見せられず。今後も続けていくなら、根本的に変えていかなければいけないだろう。
アカーシオ、けっこう高瀬のパンチをもらうなど、打撃もそんなには良くなかった。普通に打撃が出来る相手だとどうか。気持ちは強そうに見えたが。