■「ＰＲＩＤＥ 男祭り ２００５ 頂−ＩＴＡＤＡＫＩ−」
１２月３１日（土）さいたまスーパーアリーナ １３時開場、１５時開始
＜ＰＲＩＤＥスペシャルチャレンジマッチ＞
金子 賢
チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネット
金子よりDSEにとってのチャレンジという感じ。多少体格差があるとか、ベネットがグラウンド苦手だとか言っても、素人に負けてはいけない。金子はテイクダウンして見せ場を作れたらもう十分。間違って勝ったりしたらPRIDEのレベルが鼎の軽重を問われることになるし、ヤオという声も出てくるだろうから、DSE的にも根性を見せた上で負けてくれた方がいいのでは。
ベネット1RKO勝ち。
美濃輪が桜庭を決められるとは思えないし、後半スタミナが切れるだろうから桜庭が勝つとは思う。でもどれだけ圧倒出来るか。序盤互角で、スタミナが切れたら優勢になるというくらいでは、今後ミドル級で戦っていくのは無理だろう。あと、全盛期のように動きまくる試合になるのかどうかも注目。動く美濃輪をどっしり受け止めるというような展開になりそうだが。
桜庭の判定勝ち。
エメリヤーエンコ・アレキサンダー
パウエル・ナツラ
ナツラを潰してアレキを売り出すためのマッチメークか。でもオンエアされる確率は低そうだけど。
アレキが1RにパウンドでKO。
一番どうでもいい試合。シルバももう総合の練習なんかしてないだろう。
ゴング＆ダッシュでトンプソンがKO。
打撃でもそんなに差がないかもしれない。中村が打撃勝負を避けてテイクダウン→押さえ込みに徹してくれるなら、近藤にとっては迷いが減ってむしろ楽。打撃で攻めて、その間にテイクダウンを狙われる方がやっかい。その場合でも、フィニッシュはやっぱり押さえ込みだけど。下になったら、ラウンド終了まで抜け出すのは厳しいと思う。近藤はやっぱり終盤勝負か。
完全な願望だけど、近藤3RKO勝ち。
瀧本 誠
菊田早苗
菊田の勝ちは動かない。あとは一本取れるかどうか。菊田も、勝ち負けじゃなく一本取れるかどうかが問われるとわかっているのでは。それでも取れるかどうかはフィフティ・フィフティだと思うが。
菊田が腕十字で一本。
マッハじゃなくても、今の五味の牙城を崩すのは不可能だろう。今こそペンとの再戦が望まれるところ。全盛期のマッハだったらどうだったかなと思う。後輩に負けて、今後はどうするのだろう。
五味2RKO。
＜ＰＲＩＤＥウェルター級ＧＰ決勝戦＞
ダン・ヘンダーソン
ムリーロ・ブスタマンチ
トーナメントは二人とも順調に勝ち上がったが、さすがにこの日のカードに入ると埋もれてしまう。
打撃で上回るダンヘンが有利と見て1RKO勝ち。
K-1でもミルコが勝っているが、最近の二人の打撃レベルがどうなのかわからないので読みにくい。ハントに至っては１年ぶりの試合だし。基本はミルコ有利だけど、テイクダウンを取るのも難しいだろうし、取れても一本は厳しそうなので、やっぱり決着はスタンドか。ハントには一発があるだけに、どんなに有利でも100％勝てるとは言えないところ。
それでも予想はミルコの1RKO。
＜ＰＲＩＤＥミドル級タイトルマッチ＞
ヴァンダレイ・シウバ
ヒカルド・アローナ
前回の試合展開は事前にシウバもわかっていた上で、それでもアローナが上回った。今回も当然アローナは同じ戦法で来るだろう。
前回と違うのは3Rあるということ。前回はアローナの完封勝ちではあったが、何か一発だけでもシウバが入れていれば互角になったレベルの差だった。2Rまで同じ展開でも、3Rにシウバが打撃で攻められたら印象的にシウバの勝ちになるかも。
微妙だけどシウバ判定勝ち。
ズールが勝つことは当然期待していないけど、何か面白いものを見せてくれるかというのも期待出来そうにない。
ヒョードルが1RKO。
体格差もそんなにないし、総合への対応力では吉田が遙かに上。でも問題は吉田のみ道衣を着ていると言うこと。今も柔道のトレーニングをしている小川にとってはやりやすいだろう。それでも吉田が勝つと思う。一本を取るのは難しいだろうが・・・。
吉田判定勝ち。
試合数が多いが、緊張感がある試合が多く疲れそう。この上Dynamite!!もあるし。
