格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★中継打ち切り問題続報

この大衆誌というメディアの持つ影響力をバックに、暴力的に私やPRIDEに向けて吹き荒らされたアゲンストな風は、一つ間違うと我々のような弱小企業などはいっきに吹き飛ばされてしまうほどの力がある 〜榊原信行

続報と言っても、今日の時点で特に新しい情報はなし。榊原社長の会見は当初は7日と言われていたが、8日に変更。現時点でDSEはPRIDE・ハッスルのイベントを続行させると発表してはいるが、スポンサーだって地上波放送を前提としてついたのだろうし、実際開催出来る見込みが立っていて言ったわけではないだろう。
4日の武士道中継を見ても打ち切りの予兆は全くなかったし、翌日のPRIDEジム開きにフジの清原Pが来てたりフジが花輪を送っていたりしたのを見ても相当に突然のことであったのが伺える。しかし現場サイドに知らせていなかっただけで、上層部ではタイミングを図っていたのだろう。武士道の翌日というのはタイミングが良すぎる。
マスコミ・ネットの反応を見ると、やはり週刊現代暴力団疑惑記事が原因と見ているものがほとんど。しかし、現代一誌だけのキャンペーンにそれほどの影響力があったのか、甚だ疑問。川又インタビュー以後は目新しい情報もなく尻すぼみになっていたのに。DSEも事実無根と反論して現代を刑事告訴しているし、川又氏の発言以外DSE暴力団のつながりを示す証拠は出ていない状態で、まだグレーゾーン。この状態でスポンサーが手を引くだろうか。全国紙の大新聞ならともかく、単なる大衆週刊誌の情報でしかないのに。それなら、かつて後援会に暴力団幹部がいて一緒に写っている写真まである亀田三兄弟の方が先に消えているのでは。フジが手を引いたのは単なる噂以上のものを知った(そしてそれが表に出るのが避けられないとわかった)からではないのか。今はまだ災害の前にネズミが逃げ出しただけで、本当の事態はこれから始まるのではないかという気がする。
追記・高田がブログでフジ問題に言及
http://www.prideofficial.com/free/takada/?id=1149584654
「すっげえやべえ状況なのに、オラなんだかワクワクしてきたぞ」ですって。高田にとってはフジでの仕事が全部なくなるわけだから、相当厳しかろう。
追記その2・「フジが筆頭株主のスカパーもPPVから撤退するだろう」という見方が強いが、現時点でスカパーのサイトでは全く触れていない。東スポには「スカパーも契約解除を検討」という情報があったらしいが。武士道の再放送も滞りなく行われている。本日のSAMURAI TVにはゲストでハッスルに出場するカイヤが来ていたが、フジ問題に関しては番組冒頭で軽く触れたのみ。