昨日の記者会見はだいたい
http://www.daily.co.jp/ring/2006/06/09/0000047758.shtml
のように報道されているが、これは事実と違う。正確にはこうだ。
- フジから「信用、品位、イメージに対する保持、配慮をドリームステージが怠った」として契約解除
- その具体的内容については守秘義務もあり話せないが、思い当たる節はない
- ただ、週刊現代の記事によって間違いなくフジテレビの信用、品位、イメージは傷つけられたと思う
こういう流れで、最後は微妙に関係ないことを言っている。
フジは契約解除の際に具体的な契約違反の内容を語っているはずで、それが「不適切な事象が起きている疑惑」であるはず。それを現代に責任転嫁している。フジはDSEに問題があるとみなしたから契約解除したのであって、現代の記事で噂が広まったから契約解除したのではない。もし後者であれば、榊原社長は「守秘義務がある」と言いながら、契約解除の理由を全部語っていることになる。逆に言うと、語ったということはそれが守秘義務にあたる内容=フジの主張ではないということ。あくまで悪いのは現代ということにしたいのか。
最後に、今日発売のフライデーに関連記事あり。詳しくは
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20060609#p1
で。
記事の最後には「格闘技界に黒い噂があるのはPRIDEだけじゃないだろ。K-1はどうなんだ」とフジに問い詰めている。DSE問題が格闘技界全体に広がる様相を呈してきた。