ダン・ヘンダーソンvs三崎和雄
パウロ・フィリオvs長南亮
郷野聡寛vsゲガール・ムサシ
デニス・カーンvsアマール・スロエフ
かなりどうでもいい組み合わせに。特にダンヘンvs三崎の再戦が不要。ダンヘンにとっては連戦となる。そんな即再戦するほどの内容でもなかったのに。長南や郷野でも再戦になるし（長南は今一緒にトレーニングしたりもしてるし）、再戦しても違う結果が出るという期待が持てないから、だったら一番実力が劣る三崎を当てておこうというのか。あるいはダンヘンプロテクトなのか。
ダンヘンももうフィリオ・カーンには勝てないだろうから、ここでどちらかと当ててフィリオ・カーンの売り出しにした方がいい。特にフィリオ。カーンは前回ニンジャ戦でインパクトを残せたけど、フィリオは未だに地味なままだから。そして長南vs三崎の日本人対決にした方がまだ興味が出る。
フィリオvs長南は結果が見えているとはいえ、２強vs日本人の中では一番期待できるカード。長南は一発の打撃があり、フィリオは一本が取れないだろうから、１５分フルタイム打撃を当てるチャンスがある。ただ大方の予想通りフィリオが完封勝ちしてしまったら「あ〜あ」というような試合になるが。
郷野vsムサシは郷野の勝ちだろう。ムサシは前回実況陣からやけに評価が高かったが、瀧本がダメなだけ。キャリアも浅いし、郷野にとっては一番やりやすいタイプでは。郷野が警戒するのは勢いだけでいい。
カーンvsスロエフは、単に余り者を組んだだけに見える。前回一番地味だったスロエフと一番派手に勝ったカーン。スロエフも地力はあるが、カーンの勢いが上か。
日本人選手がよっぽど頑張らないと、このままウェルター級はライトの刺身のツマで終わってしまいそうだ。
