決定カード
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20070725-00000040-spnavi-fight.html
「電撃ネットワークのパフォーマンスと格闘技の融合」というのが最初のコンセプトだったが、こうしてイベントの概要が出そろってみると、格闘技をエンターテイメント化したという感じ。電撃は休憩中の余興程度。ある種、最近の格闘技界においては独自性を出せている。おもしろカードといえばDynamite!!あたりが組むものだが、良く考えたら中小興行の方が遠慮無く色物を出しまくれるもの。これだけのカードが揃うと、純粋な格闘技の緊張感はかえって邪魔。わりといいラインナップになったのでは。
一番の注目はエスパー伊東vs清水健太郎の芸能人最強決定戦。が、清水健太郎はまだ交渉中とのこと・・・。アングルだと良いのだが。しかし、エスパー伊東の最強伝説を検証するには、強面ジャンキーとはいえ５０過ぎの清水健太郎は違うと思う。代役で予定されているアントキの猪木はもっと違うけど。エスパーは「１日１５分のキックの練習を欠かさずにやっている」そうだが、１５分って。試合としてはグダグダになるかもしれないが、それも含めて楽しむ感じになりそう。
他は、滑川vsハミッシュ・ロバートソンの「U系エスケイプルール」も珍しい。U系ルールで最も過去の遺物となったのがロープエスケープ。あえて今そのルールを総合に持ち込んでも何も起こらないと思うが、相手のロバートソンは総合２戦１勝のグリーンボーイなので、滑川が余裕を見せてエスケープ３回とって勝つとか狙ってそうだ。
改めてカードを見てみると、格闘技的に興味が沸くカードはあまりないな・・・。普段格闘技を見ない一般層は呼び込めそう。それにはちょっとチケットが高すぎる気がするが。最初はDEEP GLOVEだから高いのかと思っていたが、来月のDEEP31も同じ値段設定だった。しかしわりとチケットは売れているらしい。２万円のVIP席が完売、１万５千円のSRS席も残りわずかとか。チケットをさばく独特のルートでも持っているのだろうか。
