格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DREAM.1予想

<第1試合 ワンマッチ>
ミノワマン(日本/フリー)
イ・グァンボム(韓国)

前日にようやく発表されたのは総合デビュー戦のキックボクサー。しかし、元プロ野球選手という不要な経歴の方がクローズアップされてしまった。世間的な話題性はそちらが上なのだろうが、プロ野球選手と対戦!といっても燃えるものがない。vs立川をK-1のリングで組めば良かったのでは。
いつも通り美濃輪がテイクダウンから足関で終わらせて、オープニングをきれいに終わらせると予想するのだが、もし序盤で極めきれないと、体格差もあってあっという間にスタミナが切れ、打撃をもらってKOという展開もありうる。さすがにないと思いたいが。

<第2試合 ウェルター級ワンマッチ>
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)
門馬秀貴(日本/和術慧舟會A−3)

なぜ第2試合?というかこの試合自体が必要か?GPはわりと拮抗したカードが多いので、箸休めのワンマッチは金魚を華麗に料理するという試合でいいと思うのだが、直前オファーとはいえ、門馬は金魚と言うには強すぎる。マッハは日本人相手に一本勝ちしたのは、プロデビュー戦となった宇野との試合のみ。以後、勝った試合は全て判定。門馬はしぶといし、大晦日に続いて圧倒しつつもグダグダの試合になりそう。第1試合の熱も冷めてしまうのでは。マッハ判定勝ち。

<第3試合 ライト級グランプリ1回戦>
朴光哲(日本/KRAZY BEE)
ヨアキム・ハンセンノルウェー/フロントラインアカデミー)

去年は光岡がハンセンに勝ち、朴はその光岡に勝っている。あまり参考にならないが。朴は打撃勝負に行くかもしれないが、ウマハノフに打ち負けているので厳しいだろう。ハンセンKO勝ち。

<第4試合 ライト級グランプリ1回戦>
宮田和幸(日本/フリー)
ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

武士道での帯谷戦以来1年半ぶりの試合となるブスカペ。宮田はシャオリンには極められたが、ブスカペはあまり極めがないので押さえ込んでの判定勝ちを予想。

<第5試合 ライト級グランプリ1回戦>
永田克彦(日本/新日本プロレスNEW JAPAN FACTORY)
アルトゥール・ウマハノフ(ロシア/SKアブソリュート

ウマハノフが押さえ込みで塩漬けにされてしまうのではと心配したが、永田が勝っているのは階級下のレミーガや勝村くらいで、Dynamite!!USAでは中堅選手相手にかなり微妙な内容だったので、良く考えたらウマハノフに勝つほど強くはないと思った。ウマハノフ判定勝ち。

<第6試合 ライト級グランプリ1回戦>
石田光洋(日本/T−BLOOD)
チョン・ブギョン(韓国/フリー)

ブギョンの下からの攻めはもうバレているので、怖くはあるが極められることはないだろう。石田が上を取って判定勝ち。

<第7試合 ワンマッチ>
ミルコ・クロコップクロアチア/フリー)
水野竜也(日本/U−FILE CAMP)

さすがにミルコがKOで勝つだろうけど、会場沸くかな?沸くか。

<第8試合 ライト級グランプリ1回戦>
アンドレ・ジダ(ブラジル/Universidade Da Luta)
エディ・アルバレス(アメリカ/ファイト・ファクトリー)

裏メイン。打撃戦ならジダに分があると思う。外国人同士だが放送されて欲しい。ジダKO勝ち。

<第9試合 ライト級グランプリ1回戦>
川尻達也(日本/T−BLOOD)
ブラックマンバ(インド/フリー)

所にしか勝ってないマンバだけに、「HERO'S代表」としてvsPRIDEとの対抗戦みたいな煽りで出てこられると違和感アリアリ(GPに出てくること自体違和感アリアリ)。川尻にとってはやりやすい相手だろうが、宇野・宮田が一本で勝っているだけに、判定勝ちでは満足できないところ。パウンドで川尻KO勝ち。

<第10試合 ライト級グランプリ1回戦>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム

青木のようなタイプとは対戦経験がないJZだが、警戒は十分している模様。グラウンドに付き合うつもりもないだろう。ひたすらグラウンドを避けて噛み合わない試合になったら、展開的にJZの勝ちになりそうで、内容的にも結果的にも相当厳しいイベントになってしまう。青木はもうグラウンドに引き込んで勝負するしかない。1Rで優位に立てれば、1R10分・2R5分なので、1R取るだけでも判定で勝てる見込みが高い。JZも危険を冒して攻めなければ行けなくなるだろう。逆にJZが序盤に組み付いてくるところに打撃を入れてダメージを与えれば、後はひたすら噛み合わない展開でも勝てる。よって序盤の攻防が勝敗を分けると思う。青木が勝つなら1Rで一本勝ち、JZが勝つなら判定で。
宇野がDREAM参戦を宣言したが、今回の欠場はやはりケガとのこと。内外では「ケガではない」とコメントしていたが・・・。2から3までは12日しか間が無く、2で1回戦の試合を行うのは無理だろう。他の選手がこれから1回戦を控えた状態で、一人だけシード確定なんて言われたら、明日試合をする選手が怒るだろうからそう言わなかっただけで。
煽りVはナレーションが会場のみ立木さんになるようだが、別にナレーターは誰でもいいと思う。「新しいものを作る」と言っているのだから、これを機に別の人にしてもいいのでは。地上波だけ別の人にしても、慣れ親しんだ方が良く聞こえるだろうし、定着しないだろう。
先週の内藤vsポンサク戦が高視聴率だったことについて、KamiproHandで橋本宗洋が「DREAMに追い風!」と書いていたが、むしろ逆風だと思う。「追い風」の根拠は、芸能人や巨人などの色物を試合に出さなくても、何か世間に対してのとっかかりがあれば高視聴率は取れるから、というものだったが、そのとっかかりがDREAMにはない。参戦選手の中で世間的に名が知れている桜庭・KID・所・宇野が揃って不出場。ミルコの相手が直前まで決まらなかったのに、試合自体を延期しなかったのも、TV的にはミルコが抜けると厳しいからだろう。しかしミルコも高視聴率が期待できるほどの知名度はないし。取りあえず比較になるのは去年のHERO'Sの視聴率になるが。