格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC84

全カード&MMA PLANETの速報ページはこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/3651264/
MMA PLANETによる見所紹介

天才BJペン vs 苦労人ショーン・シャーク 
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吉田&中村カズ、日本人の挑戦
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UFCを狙うブラジル勢の猛威
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ケージフォースのベルト&UFC出場権争奪トーナメントを制してUFC初出場となる34歳の遅咲き柔道エリート・吉田善行。相手はTUF6ウィナーのコッペンハーバー。かつて日本からUFCに出場した多くの選手を悩ませた「リングと金網の違い」「ルールの違い」の影響を受けない吉田がどんな戦いぶりを見せるかに注目。
DEEPでウェルター級王者・長谷川秀彦相手に1勝1分けのスコアを残しているキム・ドンヒョンUFCデビュー。本来なら、この辺の選手がDREAMウェルター級タイトルを争って欲しいところだが・・・。ドンヒョンの相手はUFC1戦1敗(それも1分少々で敗れている)ジェイソン・タンなので、すっきりした勝利が義務づけられている。
同じくUFCデビューとなるブラジルミドル級最強の男・ホウジマール・トキーニョ。ダニエル・アカーシオらが出場したフューリーFCミドル級トーナメントを圧倒的な極めで勝ち抜いた。パウンド・フォー・パウンドとも言われる王者アンデウソンの牙城に迫れるかもしれない選手。
前座では中村和裕vsソクジュという、PRIDEが続いていたら多分組まれたであろう試合もある。ともにUFCデビュー戦はLYOTOに完敗。負けたらリストラされる可能性が高い。LYOTO戦で幻想崩壊したソクジュだが、中村戦でどのレベルの実力なのかはっきりするだろう。
ずっと門番役だったLYOTOはようやく有名選手との対戦。相手のティトはこの試合で契約満了・UFC離脱が確実視されている。来る者をボコってきたLYOTO、去る者もボコれるか。勝てば次はリデル・シウバら本当のトップとの対戦になるだろう。
シウバはUFC2戦目。相手のジャーディンはリデルに勝っているので、結果だけ見たらシウバ<リデル<ジャーディン=山宮となるが、リデル戦では打ち合いを避けて逃げ回っていたジャーディンより、真っ向から打ち合ったシウバの方が、アメリカでの評価も高い。ミドル級転向も検討しているようだが、まずライトヘビーで往年の実力を見せて欲しい。
メインは70kg級の世界最強決定戦。ひたすらテイクダウン→押さえ込みを繰り返してライト級のタイトルを取ったシャーク。その圧倒的なフィジカルはインパクトを与えたが、試合後のドーピングチェックに引っかかってしまいミソをつけた。対するペンはウェルター級のGSPとすら互角に渡り合うが、スタミナ切れで失速する場面も。タイトルを獲得した1月のスティーブンソン戦でも、2R早々に終わったにしては、試合後かなり荒い息をしていた。短期決戦でペン、それを乗り切ったらシャークか。
日本でもお馴染みの選手が大挙出場するラスベガス大会。ノーテレビの前座も注目カードが揃っているので1試合でも多く中継に乗って欲しい。
明日11時より速報します。