格闘技徒然草

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★UFC84:ティト・オーティズvsLYOTO

ティトは星条旗を掲げて入場。LYOTO29歳、ティト33歳。ティトは相変わらずの人気。
見合い。ティトコールが起こる。LYOTOはローを入れていく。タックルのフェイントでプレッシャーをかけるティト。が、タックルは切られる。組んでいったティトだがLYOTOは引き離す。ティトは組んでからの膝も狙っている。見合いが多い展開だが、あまりブーイングは起きない。LYOTOのハイ。ガードの上。ローからハイ。ティトのミドルをスウェーでかわす。左ロー・右ミドルのダブルキック。さらにLYOTOが胴タックル。後方に倒してテイクダウン成功。サイドに着いている。ティトの右手を足で固定してパウンド連打。ここでホーン。もうちょっと時間があったらKOできていたかもしれない。ティトはダメージはなさそう。
ティトのタックルを警戒しつつローを入れていくLYOTO。タックルをかわしてミドルを入れる。コンタクトがない。さすがにブーイングが起こる。ローのフェイントからハイを入れるLYOTO。ティトが前に出てくるとすぐに下がって距離を取る。ティトのタックルをがぶる。ティトはガードに。残り1分。金網を伝って立ち上がったティト、LYOTOは膝を一発入れて離れる。下がって逃げる一方のLYOTOにティトは苛立ちを見せる。打ってこいというアピールも。ホーン。このラウンドは微妙だが、やはりLYOTOか。ティトは前には出ているが攻撃がほとんど当たっていない。
徹底したアウトボクシングLYOTO。回って下がろうとするレフェリーがこけて歓声が起こる。組み付くティトを引きはがすLYOTO。手数が少ない両者にブーイングが飛ぶ。ティトが前に出てパンチ、さらに首相撲から膝。密着した体勢からアゴに肘を入れる。タックルに切り替えたがこれは切られた。残り2分。金網際で四つ。ブレイクがかかる。LYOTOはやや疲れているか。LYOTOが前に出てボディに膝が突き刺さる。腹を押さえてダウンするティト。すかさず上になってパウンドを落とすLYOTO。残り30秒、なんとティトが下から三角に捕らえる。決まりかかって場内と実況大興奮。なんとか抜いた。ホーン。健闘を称える両者。会場からも拍手が。
三者30-27でLYOTO勝利。ブーイングと歓声が交錯する。LYOTOは完勝だがちょっと逃げすぎ。前回返上したと思った塩ファイターのイメージがまたついてしまった。KOも出来ると思ったが。UFCラストファイトとなったティトに惜しみない拍手が贈られる。