格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★DEEP38

SAMURAIニアライブ観戦

1.[70.3キロ契約 5分2R]
× 雷暗暴(雷道場)(判定3-0)松本晃市郎今田道場) ○

暴は体もゆるゆるで劣化ぶりが悲しかった。

2.[無差別契約 5分2R]
× 誠悟(フリー)(1R 3分30秒、TKO)小阪俊二(ファイテングマスター) ○

メガトンらしい試合。

3.[70.3キロ契約 5分2R]
○ ISE(PUREBRED大宮)(判定3-0)奥出雅之(ゴールドジムサウス東京/チーム09) ×

パウンド有りルールへの適応力の差か。

DJ.taiki&植松コメント

DJがかなり毒舌。「12月はケガで欠場しない人とやりたいです。次は補欠選手を用意しておいてください」。こんだけ言ってて自分が欠場することになったらどうするんだろうと心配になった。試合が流れて腹が立つ気持ちも分かるが。正直延期してまで組むカードとは思っていなかったけど、いい感じに因縁も出来たのでまあいいか。

4.[77.1キロ契約 5分2R]
石川英司GRABAKA)(判定2-0)シメオン・ソーレセン(Team Hellboy) ×

強豪といわれていたシメオンだが、ちょっと簡単に下になりすぎた。ガードから足が利くのはさすがにヨアキムのスパーリングパートナーだけある。下からの蹴り上げで鼻血も出させたが、上からのパウンドできっちりポイントを稼いだ石川が判定勝ち。ドローでもいいかと思ったが、石川は階級を落としてこれで2連勝。ミドルでは5連敗したけど、ようやく勝ち癖がついてきた。

5.[65.8キロ契約 5分2R]
× 金原正徳パラエストラ八王子/チームZST)(判定2-1)大塚隆史(AACC) ○

ブラジルでは一階級上の強豪・ハファエル・ドス・アンジョス相手にホームタウンデジションでの惜しい判定負けだった大塚が、久々に日本の後楽園ホールに出場。ZST最強の男と宣伝された金原相手にパウンドで圧倒。タックルからマウントまでの流れる動きが良かった。しかし、終盤に立て続けに反則があったのは残念。ようやくフェザーでDJとともに三島のタイトルを狙える選手が出てきたという感じ。

6.[83.9キロ契約 5分2R]
福田力GRABAKA)(判定3-0)ジェイソン・ジョーンズ(マイクス・ジム) ×

1R、バックから何度も体を完全に伸ばしてチョークを狙う福田。しかし仕留めきれず。2Rには下になってパウンドをもらう場面も。これもドローに近い勝ちだった。

7.[48キロ契約 5分2R]
しなしさとこ(フリー)(1R 1分32秒、腕十字固め)関友紀子(巴組) ×

特に感想無し。

8.[無差別契約 5分2R]
川口雄介(BLUE DOG GYM)(判定2-0)星龍(日出ノ国) ×

パンチを嫌がって顔を背けるレベルの星龍。その星龍をKOできないメガトン王者・・・。駄メガトンマッチだった。メガトンは1R過ぎるとそうなりがちだが。

9.[83.9キロ契約 5分2R]
桜井隆多(R-BLOOD)(判定2-1)大類宗次朗(SKアブソリュート) ×

何度かアームロックを狙い、2R序盤にはパンチで吹っ飛ばした桜井が判定勝ち。しかし自分は何度も上になってパウンドを落としていった大類の勝ちだと思った。微妙な内容だったので仕方がないが。
解説の郷野による、「竹内の試合を実況していた人たちに、竹内のスタイルは「イズリング」と呼ばれている」というエピソードが笑えた。11/1の戦極でも思う存分イズる竹内を見せて欲しい。

10.[86キロ契約 5分3R]
滑川康仁(TeamM.A.D)(判定0-0)柴田勝頼(ARMS) △

確実に成長が見られた柴田。まあ下にされたら一度も自力では脱出できなかったのは相変わらずだが。後半はタックルを切っての打撃で完全に優位に立った。しかし、3Rにはすっかり手数が減ってしまい攻めきれず。タックルを警戒してスタンドで出て行けなかったのは仕方がないとしても、残り30秒で滑川がタックル失敗してスクートになった時は、ガードの中に入って攻めて欲しかった。実力をつけても柴田らしさがなくなって普通の選手になってしまったらつまらない。初のフルタイムでスタミナもきつかったと思うが、攻める姿勢が見たかった。
でも、はっきり言って事前には出会い頭の打撃くらいでしか柴田の勝ち目はないと思っていたので、ここまでやれただけで十分凄いと思う。桜庭の道場で練習するようになってから確実に技術も身についてきたし、まだまだ成長しそう。ただ、そろそろ「キャリアがないので」というエクスキューズ(本人がしているわけではないが)は聞き飽きた。総合でプロのキャリアも1年半以上になったのだし。次は同じくらいのキャリアの相手とやって欲しい。外岡とか。
滑川はグラウンドにこだわりすぎたか。まあ上になっても腕十字や足関を仕掛けずキープしていたら勝てていたかもしれないけど。柴田はグラウンドの穴が大きすぎるからそちらにばかり目が行ってしまうが、スタンドでも滑川が上だったと思うので、グラウンドにこだわらなくても良かったと思う。3Rにはローもかなり入っていた。
全体に判定が多く、それも圧倒的な内容のものではなかったのでイマイチだった。セミくらいは3Rでいいのでは。前回あたりから、さすがに長時間過ぎるのを反省したのか、進行や試合数を工夫しているけど、逆に「もう1R見たい」という試合が多かった。DEEPでは2Rと3Rでルールも変わるわけだし(蹴り上げありになる)。時短を目指すなら試合数を減らして対応して欲しい。