格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★戦極第六陣予想

本日4時より。PPV実況します。

▼第1試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル
ジョルジ・サンチアゴvsシアー・バハトゥルザダ

ミドル級GP本命のサンチアゴだが、実際どれほどの実力かまだ良くわからない。佐々木戦はかなり苦戦していたし、ローガン戦は快勝だったが相手のレベルがそれほどでもなかった。シアーも同じくどの程度か良くわからない。不調の三崎相手にはかなり押し気味に試合を進めてはいたが。細かいところは良くわからないが、サンチアゴが一段上のレベルだろう。シアーはグラウンドの実力が未知数だし。
サンチアゴが腕十字で一本勝ち。

▼第2試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
中村和裕vs佐々木有生

ミドル級GPは中村−サンチアゴの連勝複式で鉄板だと思うが、中村も前回の試合では減量の影響がどの程度あったのか不透明だった。テイクダウンのパターンも一緒で攻めも単調。たまたま前の試合では引き出しを開ける機会がなかっただけかもしれないが、相手を綿密に研究するGRABAKAだけに、楽に勝たせてはもらえないだろう。しかし地力の違いはいかんともしがたいと思うので、中村判定勝ち。

▼第3試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
横田一則vs廣田瑞人

単純にボクシングの技術がどちらが上かという勝負になりそう。廣田KO勝ち。

▼第4試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008セミファイナル 5分3R
北岡悟vs光岡映二

世間の注目度や海外での評価では北岡が上だが、戦極での2連続秒殺勝ちで過大評価されてるきらいがある。北岡は元々外国人選手には強く、戦極で対戦したシャファーやフレンチ相手に秒殺するのは想定内。パンクラスでは彼らより活躍しているカーロス・コンディット、カート・ペリグリーノ、ポール・デイリーらに一本勝ちしてきているので、戦極の結果だけを見て、特に最近北岡の実力が上がったとは思えない。北岡にとって本当に変わったと言えるのは日本人トップ選手相手に勝った時。この試合が、本当に北岡が変わったかどうかが問われる。光岡に勝てるようなら優勝できるだろう。最近のプチブレイクも、ここで負けてしまったら台無し。これまで不遇続きだったので、ここらでブレイクしてもらいたい。
予想はシビアに光岡判定勝ち。

▼第5試合 戦極ミドル級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
竹内出vsジョー・ドークセン

海外のオッズではドークセン有利。確かに、竹内がこれまで勝ってきたのはローカルレベルの相手だけだし。イズリングが見たいところだが、あのパウロ・フィリオもテイクダウンに手こずっていたドークセン相手にイズるのは難しいか。ドークセンは岡見が活躍しているUFCミドル級では1勝5敗で全く通用しなかった選手。手が届かない相手ではないかもしれないが、相性が悪い。勝って今後の中村・三崎・菊田戦につなげて欲しいが。
ドークセン判定勝ち。

▼第6試合 戦極ライト級グランプリシリーズ2008リザーブマッチ 5分3R
ホルへ・マスヴィダルvsハン・スーファン

ダムにアンラッキーなKO負けをしなければ、トーナメントで勝ち上がっていたであろうマスヴィダル。撃ち合いにこだわらなければ、総合での引き出しの多さでマスヴィダルの勝ちは固い。
マスヴィダル判定勝ち。

▼第7試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラvsモイス・リンボン

選手層はそこそこ厚くなっている戦極ライトヘビー級。なのに一向に始まる気配がなかったが、ここに来てモーというスター候補が出てきたので、ようやく回転し始めた。リンボンは中堅クラスなので、顔見せとしてホジェリオはきっちり一本勝ちして欲しいところ。
ホジェリオがチョークで一本。

▼第8試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分3R
キング・モーvsファビオ・シウバ

モーが勝たないと始まらないかもしれないライトヘビー級。海外のオッズではモー有利になっているが、そうは言ってもモーのキャリアは1戦のみ。前の試合はただのラッキーパンチだった可能性だってある。特にグラウンドの極めに対する対処が不安だが、幸いファビオはそういう攻めをやってこないだろう。打撃勝負のみになったとしてもまだ不安だが・・・。
モーに勝って幻想を膨らませて欲しいところだが、ファビオKO勝ち。

▼第9試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
五味隆典vsセルゲイ・ゴリアエフ

ヒョードルより強い男」のやられっぷりに期待。五味はさすがにここはすっきりKO勝ちしたい。
五味KO勝ち。

▼第10試合 ミドル級GP決勝
中村×佐々木の勝者vsサンチアゴ×バハトゥルザダの勝者

中村vsサンチアゴだろう。前回の試合を見ていると、中村にはかなり不安がある。84kg級第1戦ということで体がなじんでなかったのかもしれない。あれが84kg級での中村の実力ということも有りえるが。テイクダウンは難しくないと思うので、手堅く行けば大丈夫だろう。
中村判定勝ち。

▼第11試合 ライト級GP決勝
北岡×光岡の勝者vs横田×廣田の勝者

北岡vs光岡の勝者がそのまま優勝と予想。楽な試合にはならないだろうが。
戦極最多の11試合だが、初めて完全な無駄カードがないイベント。それだけに見るのがしんどくなりそうでもある。特に前半は重たい試合が続く。途中のワンマッチ3試合が全部すっきりした結末になって、いい息抜きになればいいが。