煽りVで作戦を語る青木。ご丁寧にもポルトガル語の字幕付き。作戦は押さえ込み続けて勝つというもの。そうは言ってもやらないかもしれないけど、とも。
いつも通りのバカサバイバーで青木入場。セコンドはいつも通り今成・北岡らNTTのメンバーと中井さん。落ち着いた表情でリングイン。
筋力アップをしてきたという青木。肉体はそれほど変わってないように見えるが。
ゴング。今日はスパッツの上にキックパンツ。ミドルを打っていく青木。スウェイしてかわすシャオリン。シャオリンはパンチで攻める。左ミドルを腕に当てていく青木。シャオリンは距離を詰められない。コーナーに追いつめて組み付くシャオリンだが、青木は首相撲から膝。離れるシャオリン。青木がミドル連打。シャオリンの右腕前腕にヒットし、変色させる。コーナーに詰めて組み付いたシャオリンだが、青木は脇を差して離れ際にパンチ。スタンドのまま５分経過。青木はどんどんミドルを入れていく。シャオリンはキックをスウェイでかわす距離にいるのでパンチが届かない。ローをキャッチしてパンチを入れるシャオリン。残り３分半で両者に積極的に攻めるよう口頭注意。シャオリンがミドルをキャッチしてタックルに。左脇を差して倒しに行くが、倒せないと見て離れるシャオリン。コーナーに詰めてシングルレッグに行くシャオリン。コーナーに寄りかかって防ぐ青木。シャオリン離れる。残り１分。大振りのフックを打つシャオリンだがかわされる。青木はミドル・ロー。パンチを打ちながらテイクダウンに行くシャオリンだが青木は振り払いミドル。ゴング。
まさかのスタンドのみ。ここまではマストで見たら青木というのをシャオリンは分かっているか？2Rは攻めなければいけないところだが。しかしテイクダウンも取れそうもない。下になっても青木から取れるとは思えない。攻め手がないシャオリン。一方青木はこのままミドルを続けるのだろうか。今のままなら負けないと思われるが。
1Rと同じ展開。組もうとしたシャオリンに首相撲を狙い、嫌がった所に飛び膝。そのままバックを取る。シャオリンはローリングするが離れてスクート。すぐ立つシャオリン。パンチで詰めるシャオリンだが、そうすると青木は首相撲。残り３分。シャオリンがダブルレッグでテイクダウン成功。青木はクロスガード。細かいパンチを入れていくシャオリン。パスする気配はなし。SDMで中央に。青木はラバーガード。はずれる。密着したままパウンドを打っていくシャオリン。青木はまたラバー。細かいパンチを打ち続けるシャオリン。ゴング。
両者手を突き上げるが、非常に微妙。ミドルを取るか、終盤テイクダウンし上から攻めたのを取るか。最後は攻められた印象があった。
判定3-0で青木。
実況は「完封勝利」と言っているけど、最後テイクダウンされて失点しているので完封ではないと思う。あの戦法にするなら、最後までテイクダウンされてはいけなかった。どちらとも取れる内容だったので、判定はどっちでも良かったが。ちょっとモヤモヤしたものが残ってしまったのも事実。
マイクで「ムエタイって面白いでしょ？」と言うと会場からはブーイング。このブーイングは想定内だからと語る。１０月にタイトルマッチ、大晦日に川尻との対戦を宣言。
期待した寝技勝負ではなかったけど、二人がどういう戦法を取るのかというのも含めて楽しみだったので、個人的には満足。ただ当分再戦は組まれそうにない。会場は盛り上がってなかったが仕方ない。
