格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★SRC14予想と展望

▼第1試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
西村広和(和術慧舟會A-3)
VS
ソ・ジェヒョン(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE

▼第2試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
高橋 渉(Laughter7
VS
曹 竜也(闘心)

▼第3試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
江泉卓哉(総合格闘技道場武門會)
VS
佐藤将光(坂口道場一族)

▼第4試合 SRCバンタム級ASIAトーナメント2010二回戦 5分2R
石渡伸太郎(GUTSMAN・修斗道場)
VS
イ・ギルウ(韓国/CMA KOREA/TEAM POSSE

SRCバンタム級ASIAトーナメントは本戦扱いに。本戦開始前にやった方が良かったのでは。正直、一番実績がある石渡にしても、両国のリングに立つレベルではないと思う。身の丈に合わない舞台では選手にとっても厳しい。
トーナメントの中では江泉vs佐藤しょーこーのパンクラス同士の一戦に期待。

▼第5試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010 リザーブマッチ 5分3R
宮澤元樹(和術慧舟會東京本部)
VS
佐藤拓也(PUREBRED京都)

DREAMではいいところがなかった宮澤が、盟友K太郎に続きSRC参戦。相手はシューターで環太平洋ランキング4位の佐藤拓也。一回級上のライトヘビー級王者だった山下に勝っている宮澤が有利か。宮澤判定勝ち。

▼第6試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン 5分3R
高木健太(PUREBRED川口REDIPS)
VS
Yasubei榎本(Enomoto Dojo

菊田に勝ったYasubeiがトーナメント参戦。菊田戦では得意のグラップリングは封印し、徹底的に相手の嫌がることに専念するというクレバーな戦い方を見せたが、打撃も結構出来るらしいという以外、まだ実力的に未知数。
相手の高木は、トーナメント出場選手ではもっとも実績がない選手だが、公開練習ではビッグマウスを発揮。
http://gbring.com/sokuho/news/2010_08/0813_src.htm

最低でも1分以内に倒します。

「ぬるいというか、和田(拓也)の試合は客から金が取れない。(中村)K太郎も訳が分からない相手をチョコチョコ殴っているだけで、あれじゃお客さんに失礼。自分は客に響く試合をしなきゃいけないと思っているんで。(同じトーナメントに出ている)ニック・トンプソンはエディ・アルバレスに勝って世界のトップにも入っている選手だから、俺がトンプソンに勝てば名前が売れる。奥野(“轟天”泰輔)には悪いけど、1回戦で消えてもらって、俺がトンプソンを倒してアメリカから世界に名前を売りたい」と年上ファイターをすべて呼び捨て!

負ければ単なる勘違いキャラになってしまうが、これだけ言うならどれだけのものか見てやろうという気になる。スタンドでもグラウンドでもYasubeiが上だと思うのでYasubei判定勝ちと予想するが、高木のアップセットに期待したい。

▼第7試合 SRCウェルター級グランプリシリーズ2010一回戦 Bゾーン 5分3R
奥野“轟天”泰舗(CAVE)
VS
ニック・トンプソン(アメリカ/ミネソタ・マーシャアーツ・アカデミー)

2月のDEEPで長谷川秀彦を圧倒して1RTKO勝ちし驚かせた奥野だが、さすがにトンプソン相手では分が悪い。トンプソンKO勝ち。

▼第8試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
山田崇太郎(brave/SRC育成選手)
VS
レオ・サントス(ブラジル/ノヴァ・ウニオン)

グラップリングが得意というか、それ以外があまりできない同士なので、必然的に寝技勝負になるだろう。山田のガードが延々続いてサントス判定勝ちと予想。その通りになったらつまらない試合になりそう。

▼第9試合 フェザー級ワンマッチ 5分3R
日沖 発(ALIVE/修斗世界ライト級王者)
VS
ジェフ・ローソン(イギリス/TEAM BULLDOG)

14勝のうち、実に13勝が一本勝ちというジェフ・“Ippon”・ローソン。ずっと階級上で戦ってきた選手だし、日沖にとっては決して調整試合ではない。それだけに、ローソンをSRCで一回お披露目してから組んで欲しかった。ちょっともったいない。階級上だが、日沖にとってはストライカーが相手のほうがやりにくかったかも。日沖判定勝ち。

▼セミファイナル(第10試合) ライト級ワンマッチ 5分3R
郷野聡寛(フリー)
VS
ジャダンバ・ナラントンガラグ(モンゴル/チーム朝青龍

郷野のライト級転向初戦。ライト級でどれだけ動けるかのテストマッチという意味もあるんだろうけど、SRCではウェルターでもこれまで微妙な相手との試合が続いた(ダンホンも郷野戦の時点ではマイク・パイルに負けた選手でしかなかった)郷野だけに、せめて参戦経験がある選手との対戦が見たかった。ガラグは今は総合を主戦場にしているようだが、実力は良くわからない。
郷野は植松とのトレーニングでグラップリングも強化しているようだが、まだ始めて2ヶ月程度とのことなので、スタイルは今まで通りだろう。MAXに参戦していたガラグ相手に打撃で上回れるかどうかに注目。打撃で互角以上に打ち合えるなら、グラウンドに持ち込むのも難しくないだろう。
郷野腕十字で一本勝ち。
注目の朝青龍は、セコンドとしての登場はないとのこと。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2010/08/21/03.html
さらに追記。会場にも来ないそう。話題性はなくなるが、来たら、試合よりもそっちが大きく取り上げられそうだから良かったか。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/headlines/20100821-00000025-dal-fight.html

▼メインイベント(第11試合) SRCミドル級チャンピオンシップ 5分5R
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル/アメリカン・トップチーム/王者)
VS
三崎和雄(フリー/挑戦者)

やや唐突すぎるタイトルマッチ。いきなりではなく、三崎の復帰戦を挟んでから組んで欲しかったところ。結局三崎の大晦日の裁定はどうなったのか。
前回から1年半たつが、両者の力量はそれほど変わっていないと思う。三崎のGRABAKA離脱がどの程度影響があるのか。一方のサンチアゴも、ハリドヴ相手のKO負け・再戦での苦戦と、絶対王者というほどの安定感はない。ミドル級は中村の離脱もあって、他に選手がいない。三崎が流れを変えてくれることに期待。三崎KO勝ち。
明日午後3時より実況します。
PPV解説は前回同様秋山。そしてゲストも前回と同じく武田幸三
http://www.src-official.com/pc/topics/20100821_313.php
武田はなぜ?吉本興業からの押し込みなのか。格闘家だけど専門ジャンルじゃないし、特にベシャリが際立っているわけでもないのに。