DEEP佐伯代表の自伝的著書「日本格闘技界のウラ・オモテ」を読んだ。内容に関しては実際に読んでもらうとして、ここではちょっと興味深い小ネタを紹介してみたい。
- PPVは「2000件でまあまあ」
DEEPのPPVは有明コロシアム大会で1万2千件売れたが、その後どんどん下がっていって、DEEPvsルチャ対抗戦(DEEP9th。後楽園大会)では2000件しか売れなかったとのこと。スカパーのPPVの売上は、基本的にスカパーとそれぞれ50%ずつ取り合う(個別にパーセンテージを交渉したりはあるようだが)ので、当時2100円のPPVで10万円200万円ちょっとの収入になる。驚いたのが、この件数は当時としては駄目な数字だが、今ならまあまあとのこと。今のPPVをやっているイベントの売上もこの数字とそれほど大きく変わらないということだろうか。
- フューチャーキングトーナメントはプロ扱い
菊野がアルバレスに負けた時、TKが「プロでは初黒星」と言っていて(DREAMで紹介される戦績も同様)、フューチャーファイトの戦績はカウントしていなかったが、少ないながらもちゃんとファイトマネーを出していて、DEEPではプロ扱いとのこと。
- 小路が来年現役復帰
DEEP50で古木とエキシビションを行った小路が、来年現役復帰してDEEPで戦っていくとのこと。今のところ最後の試合はPRIDE最終興行のアイブル戦で、ブランクは約3年。まだ36歳なので、メジャーは難しくてもDEEPのリングを面白くしてくれそう。。