格闘技徒然草

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★M-1Global:エメリヤーエンコ・ヒョードルvsジェフ・モンソン

なかなか始まらない。なんらかの時間調整?控え室のジェフ・モンソンが映っているが、ライブ映像なのかは不明。今シューズを履いているところ。
ようやくリングアナのコールで煽りV開始。ヒョードルを生い立ちから紹介する煽りV。PRIDEっぽい。BGMは白鳥の湖から「情景」。
モンソン入場。なぜかヒョードルのコールだけレニー・ハート。さすがに会場人気は凄まじい。セコンドは弟。そしてレフェリー島田裕二。両者コール。大・ヒョードルコール。体格はほぼ同じ。
パンチで出たヒョードル。モンソンの足へのタックルは遠すぎてかわされる。パンチで牽制するヒョードル。距離は詰めない。モンソンはタックルに行くがスピードがなく余裕で見切られる。ローを入れるヒョードル。最近になく慎重な戦いぶり。2分経過。
ヒョードルロー。さらにパンチ。しかしローブロー?再開。組み付いたモンソンだが、ヒョードルがすぐに体を入れ替えて上に。ハーフ。潜ろうとするモンソンだがヒョードルはすぐに立ってスタンドへ。またロー。パンチでダウンを奪う!追い打ちを仕掛けるが、モンソンそれほどダメージはなさそう。潜ろうとしたらまた立たれる。タックルをパンチで迎撃するヒョードル。1R終了。
ヒョードル、かなり慎重に戦っている。今のところ危なげないが、グラウンドの展開は相当警戒している様子。モンソンのダウンは嫌倒れという感じ。ダメージはそれほどでもないが、まったく組み付けないでいる。このままだとノーチャンスだが。
ヒョードルの右でモンソンダウン!しかし追い打ちをかけず立たせるヒョードル。モンソンのタックルは正面からスローに入っていくので完全に見切られている。ヒョードルの右でまたモンソンダウン。モンソン、半分は自分で倒れてる?今成戦法か。ダメージももちろんあるだろうけど。タックルがまた切られる。今度はタックルのフェイントでフックを入れるが空振り。ヒョードルがパンチで出る。モンソンのガードの上。モンソンがよろけるが、付き合わないで立たせる。残り1分。残り20秒。タックルから潜るモンソン。ヒョードルは重心を落として返させない。ゴング。
ここまでヒョードルが圧倒しているが、このままだと判定になりそう。とにかくグラウンドには付き合わない作戦のようだ。次が5分3Rの最終ラウンド。
組み付いて投げるヒョードル。投げられるモンソン。ヒョードルは当然立たせる。パンチでまたダウン。しかしスクートで見合い。ブレイク。タックルに入くところにパンチをあわせるヒョードル。島田がタイムストップ。モンソンの口の出血のドクターチェック。
再開。残り1分半。同じ展開が続く。残り15秒でまたダウンを奪うヒョードルだが、それでも追い打ちに行かない。タイムアップ。PRIDEでのミルコ戦以来、6年ぶりの判定決着。
判定は当然ユナニマスでヒョードル勝利。
リングでプーチンが演説。モンソンはセコンドの肩を借りて退場。蓄積したダメージは大きかったか。
全く危なげのない勝利ではあったが、モンソン相手にこの戦い方で判定では、「復活」とは言えず。最後くらいはKOを狙っても良かったと思ったが、地元・連敗中ということで、絶対に負けられない戦いだったのだろう。今回ばかりは相当モンソンのことを研究してきていて、勝つための戦術をしっかり守って戦っていた。
とりあえず勝ったことで次へつながった。リング上ではワジムもインタビューに答える。次の試合については、石井戦の噂が出ている。