http://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20120829-1008103.html
米国総合格闘技ＵＦＣの下部大会となる「ジャパンシリーズ」（仮称）が来春から開催されることが２８日、分かった。今年２月に行われ、来春も予定されるナンバーシリーズの主要興行とは別で、日本選手の育成と、日本でのＵＦＣの認知度を高めるためのシリーズになる。
「ジャパンシリーズ」は、この本大会ともいうべきナンバーシリーズとは別で、その下部大会の位置づけになる。
フィッシャー氏は「年１回のナンバーシリーズだけでは話題性が継続しない。何度も日本でイベントを開くことで、ＵＦＣのブランド価値を高めたい」と「ジャパンシリーズ」の狙いを説明した。シリーズ規模は年４回、５０００人程度の会場での開催を目指し、現在調整に入っている。
FuelTVなどのイベントではなく、あくまで日本での選手育成と認知度向上を目指したイベントになる模様。日本のメジャーイベントが壊滅したことで決断したのかもしれない。これはUFCが直轄でやるのだろうか。
他国では現地版TUFを開催することで認知度アップを仕掛けているが、日本の場合だと育成大会実現というのが一番現実的。5000人規模というとTDCホールあたりか？やや小さめだが日本の現状から考えたら妥当か。
修斗VTJやDEEPやパンクラスがやろうとしていた「世界に向けての金網大会実施」を本家にやるとは。日本のローカルイベントに出ている選手をいきなりUFCに上げるのは、UFCにとっても選手にとってもリスクが高い。かと言ってBellatorあたりと契約されるのも困る。それなら自前で育成大会をやるのが一番いい。もっとも、経費を抜きに考えた場合だが。果たして投資に見合ったリターンがあるのかどうか。
