結果はこちら。
http://efight.jp/result-20121222_9420
全5試合。メジャー級の選手も出場しているが、もうちょっとゆかりの選手を出せたのでは？SAMURAIの中継でも実質1時間半で全試合終わっていた。
宮田と金原正徳は、相手が2枚以上格下の選手ではあったが、ともに1Rで快勝。北米で戦うことを視野に入れている金原には北米ローカルでけっこう戦績を残しているオルヴィル・”プーさん”・スミスが相手だったのが変更になってしまい気の毒。せっかくの肘ありルールもほぼ出すことなく終わってしまった。来年は定期開催されるというVTJへの参戦を期待したい。
3年前にドローだった金原弘光との再戦に臨んだ桜井隆多はいつも通り序盤パワーで圧倒しつつ、今回は最後まで勢いが落ちなかった。しぶとい金原からきっちり一本をとったのもすごい。逆に金原は良く凌いではいたが、前回の対戦に比べて明確に差がついていた。
高瀬 vs. 桜木はお互いパンチとタックルを警戒して、距離をとっての牽制の蹴り合いが続き、三崎引退興行に似つかわしくない消極的な展開だったが、2Rに間合いを詰めた桜木に高瀬がギロチンを合わせてタップアウト勝利。タイタンファイトで対戦した謎の格闘家を除くと、アンデウソン戦以来実に9年半ぶりの一本勝ち。試合後のマイクで三崎への謝辞に不要な一言を付け加えるあたりがいかにも高瀬だった。
メインはサプライズで三崎 vs. 郷野の公開スパー。試合後、郷野が77kgでの総合復帰を宣言。郷野が一番動けていたのが77kgの頃だったし、一度引退宣言をしたが、まだまだ総合での試合が見たいと思っていたので嬉しい。ターゲットがどこのリングになるか難しいかもしれないが、DEEP王者白井祐矢との対戦が見てみたい。
来年2月16日に行われるDEEP.61のカードも発表。
http://www.boutreview.com/2/news/deep/item_10962.html
第6代DEEPミドル級王者決定戦 5分3R
中村和裕（吉田道場）
RYO（ランズエンド・ZERO-ONE MAX）
第4代DEEPメガトン級（無差別）王者決定戦 5分3R
藤沼弘秀（NEXUSENSE）
長谷川賢（キングダム・エルガイツ）
横田のフェザー級タイトルに挑戦するのは昇侍。10月にチェ・ドゥホとの対戦が組まれていたが、ドゥホが欠場。ドゥホに唯一の黒星をつけている鍵山や長倉を破り現在3連勝中。横田とだとお互い打撃勝負になりそうだが、横田の鉄壁のディフェンスを崩せるかどうか。
前回DEEP初参戦で桜井隆多を破った中村カズは、UFC参戦した福田が返上して以来空位のミドル級タイトルをRYOと争う。RYOは昨年・今年と1試合ずつしか行なっていないが、ここ5年間では6勝1敗2分けで藤井陸平に敗れたのみ。そういえば藤井はどうしているんだろうかと思ったら、今はニコ動で活躍していた。
まだ28歳だが、選手として復帰することはないのだろうか…。岡見級になれる素質もあったのに、もったいない。
