http://jp.ufc.com/news/ufc-182-horiguchi-gaudhinot
日本の堀口恭司のタイトル挑戦権へむけ駆け上がる。圧倒的なノックアウト・パワーを有する堀口が、長らくフライ級のトップ戦線に君臨する強豪のルイス・ゴーディノと日本時間1月4日にラスベガスで開催されるUFC 182で対戦する事が明らかになった。両陣営は対戦に口頭での合意に至っている。
日本大会ではクリス・カリアソと対戦予定だったがカリアソの王座挑戦により格下相手にKO勝ちした堀口。UFC4戦目の相手は下位ランカーのゴーディノに。ランキングは堀口13位、ゴーディノ14位。
緑髪の印象が強いゴーディノはTUF14出身で、UFC戦績は1勝2敗1NC。前回はフィル・ハリスに1Rギロチンで勝利したが、試合後のドラッグテストで引っかかりノーコンテストになっている。1勝の相手はジョン・リネケル。
空手バックボーンの堀口に対し、ゴーディノも極真空手で四段を取得している。しかし、試合ではもう一つのバックボーンであるグラップリングを主武器に戦う。最近3勝は全てギロチンが決まり手になっている。
UFC3連勝中の堀口なら、次はトップ10ファイターとの対戦になるかと思ったが、ランカーとはいえまたしても下位との対戦。もっとも、フライ級は層が薄く、上位ランカーも王者DJに挑戦済みの選手が多いので、タイトル挑戦はすぐ目の前まで迫っている。まだ若い堀口は全く急ぐ必要はないし、これでいいのかもしれない。
