ライト級。
ランキング6位のバルボーザ。タイトル挑戦権内に入って来ているが、上位ランカーではドナルド・セラーニと対戦し一本負け。攻撃力ではライト級トップのストライカーだが、負けた2試合はいずれもパンチでダウンを奪われてからの敗退。
ジョンソンはランキング12位。ローゾン・チバウ・ギラードを3タテしランクイン。しかし、昨年は逮捕された影響でブランクが開き、今回約1年ぶりの試合。レスラーで重いパンチが武器だがグラウンドは苦手。
ヒゲを蓄え別人のような風貌のバルボーザ。蹴っていくがジョンソンは間合いを詰めてパンチを打ち込む。バルボーザにとっては嫌な戦い方。ミドルやテンカオを打っていくバルボーザ。またミドル。パンチを打ち込むジョンソンに対し、距離を取ってキックで攻めたいバルボーザ。バルボーザ意表をついたタックル。しかし切ったジョンソンがパンチを打ち込む。パンチが入って左目から出血するバルボーザ。ボディにバックキックをヒットさせるバルボーザ。間合いが詰まり、ジョンソンのパンチにバルボーザもパンチで応戦。しかし劣勢。ホーン。
1Rはヒット数でジョンソン。ボクシングの間合いになるとジョンソンがリードしている。バルボーザがどう修正してくるか。
2R。距離を取るバルボーザだが、ジョンソンがすぐ間合いを詰めてパンチを打ち込み、キックを放てない。パンチで対抗。ヒット数は互角だが、前に出ている分だけジョンソン優勢に見える。パンチの打ち合い。ややバランスを崩したジョンソンだがダメージはない。ケージまで詰めてラッシュ。バルボーザタックルに入るが切られて逆にテイクダウンを許す。フックガードから蹴り離して立った。残り1分。強烈なローを入れたバルボーザ。大振りの右フックは空振り。また距離を詰めてパンチラッシュするジョンソン。ホーン。
2Rもジョンソン。
3R。下がっていたバルボーザだがこのラウンドはプレッシャーをかけてきた。ジョンソンが出てきたところにカウンターのパンチを打ち込む。ジョンソンが詰めてくるとサークリングしてケージに詰まらせない。しかしジョンソンの前進は止まらない。やや疲れが見えてきたバルボーザ。残り1分。飛び膝を放ったバルボーザだが不発。ジョンソン最後に来てタックル。テイクダウン奪取。ガードで凌ぐバルボーザだがホーン。
29-28、30-27のユナニマスでジョンソン勝利。バルボーザ、ほぼスタンドのみの展開でジョンソンのボクシングに圧されて判定負け。
