スーパーフライ級（56.7kg）5分3R。ランキング2位安永 vs. 4位山本。
奇人の愛弟子・安永は前回DEEPとの対抗戦でDEEP代表の加藤と対戦し、ステップワークでスタンドの加藤を空回りさせた上でテイクダウンで確実にポイントを取る展開で判定勝ち。
山本は日本人屈指のレスリング特化ファイター。ここまでひたすらレスリング勝負をする選手はなかなかいない。所属がフリーになってからの初戦である北郷戦でも、ほぼタックルからのテイクダウンだけで勝負を決めた。
ひたすらサークリングする安永。山本追いかけるが捕まえられない。タックルも距離があり切られる。安永が突如前に出てパンチを入れる。翻弄されている山本。安永タックルでテイクダウンまで奪う。立った山本だが安永またサークリング。山本終盤にシングルレッグでテイクダウン。しかし安永ギロチン。かかりは浅いが抜け出せゴング。
1R三者安永。
2R。安永はタックルとパンチを混ぜる。安永のパンチがクリーンヒット。しかし後半は山本タックルでテイクダウンを奪うようになり判定二者山本、一者安永。
3Rも山本のタックルが冴えてテイクダウンするが、安永はバックマウントを狙う山本の足のフックを許さずに立つ。上になっても攻められず安永が下から三角・オモプラッタ。しかしテイクダウンは取る山本。タイムアップ。
判定29-28安永、29-28山本、29-28安永のスプリッで安永勝利。2Rと3Rが割れた。細かいヒット数までカウントしていないのでただの印象だが個人的には2R安永3R山本。
