格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN71:第2試合・ケビン・ケイシー vs. イルデマー・アルカンタラ

ミドル級。
ヒクソンの亡くなった長男・ハクソンの親友であり、ヒクソンの愛弟子の触れ込みでHERO'Sのミノワマン戦でMMAデビューしたケイシー。TUFに参加したがフィナーレ大会で敗れて契約ならず。その後、RFAで下積みをつんで再契約を果たし、初戦でTKO勝利したが、ドラッグテスト陽性でNCに変更になった上、1年の出場停止。今回の試合が処分明け初戦。
アルカンタラはライトヘビーでデビューし、階級を2つ落としてウェルターで4戦した後、今度はミドルに上げている。通算4勝2敗。初戦は足関での一本勝ちだったが、その後5試合連続判定。
パンチで先手を取るケイシー。アルカンタラは距離を取って蹴り。ケイシー飛び込んで胴タックルに入るが押し倒されてマウントを取られる。バックマウントになるが反転して上を取り返したケイシー。足をさばいてハーフに。強めのパウンド。アルカンタラガードに戻すが、三角をさばかれまたパスを許す。亀になりバックを取られる。ケイシー片足を差し込みバックからパウンド。けっこう強めに殴られているアルカンタラだが亀のまま耐えている。ケイシー仰向けにしてパウンド。ガードに戻したアルカンタラ。ホーン。
1Rはケイシー。
2R。身長で勝るアルカンタラが距離を取って打撃を入れる。ケイシーが出てくるとテンカオ。ケイシーのヒットが少なくなった。しかし両者手数が足りない。アルカンタラ露骨に距離を取る。ケイシーが前に出て右フックがヒット。さらにもう一発顔面に入った。ケイシーそのまま出て組み付くと押し倒してテイクダウン。インサイドからパウンド。ホーン。
前半の打撃の差が大したことなかったので終盤の攻めで2Rもケイシー。
3R。KOするしかないと思うアルカンタラだがやはり2R同様距離を取る。飛び込んできたケイシーにパンチをヒットさせスリップダウンを奪うが追い打ちはなし。ケイシー前に出て右を打ち込む。さらにもう一発。出て行かないアルカンタラ。ケイシーが出たところにテンカオを打ち込むが、ガードされパンチを貰う。四つに組み付いたケイシーだが無理せず離れる。残り15秒でもう一度組み付くと今度は外掛けでテイクダウン成功。しかしホーン。
3Rは微妙だがアルカンタラか。勝利をアピールするアルカンタラ...。
三者30-27でケイシー。勝利をアピールしていた割には不満そうなそぶりもなくケイシーを称えるアルカンタラ。2Rまで取られてるのに3Rもカウンター待ちで倒しに行く気持ちが全く見えなかった。こんな試合ばかりだし、もう見たいとは思わないが、連敗じゃないからまたチャンスは与えられるか。