格闘技徒然草

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★UFN79:第9試合・秋山成勲 vs. アルベルト・ミナ

ウェルター級。
40歳になった秋山。35歳以降は勝利がなかったが、昨年の日本大会では3年半ぶりの復帰戦で判定勝ち。相手のサダローも2年ぶりの復帰戦で、当時のUFCでのランクは不明(サダローはその後試合をしないまま、今年に入ってリリースされている)だが、秋山自身の動きは良かった。
今回の相手ミナはブラジル生まれ・香港在住の柔術家で、MMA無敗であるが、UFC参戦前は世界的に評価できる相手とはやっていない。UFCで戦った相手もウェルター級転向初戦・緊急出場の安西信昌で、やはりUFCのランクでは測れない相手。
鋼のような秋山の肉体。
1R。ローの蹴り合い。リーチで勝るミナがジャブを入れるが、両者距離をキープ。間合いに入らない。ミナタックル。切った。飛び膝につなげたがかわした秋山。間合いが詰まりパンチが交錯する。ミナ最後にタックル。テイクダウン。秋山亀に。腕十字を狙ったミナだがホーン。
打撃の手数では秋山。最後のテイクダウンからの攻めはあったが1R秋山か。
2R。秋山のロー。ちょっと嫌がるミナ。間合いを詰めてパンチを打ち込んだ秋山。ミナのタックルを切る。前に出てアッパーをヒットさせた秋山。またロー。ローにタックルを合わせたミナだが切られる。ミナのパンチが入りまっすぐ下がった秋山。ミナの連打をもらうが組んで凌いだ。ミナの前蹴りがローブローになりタイムストップ。再開。秋山初めて右ハイ。しかしガードの上。ミナのパンチをもらう。ミナ組んで膝。さらにワンツーが入って秋山ダウン!パウンド!亀の秋山にパウンド。秋山ふらつきながらも立つが後方からなぐるミナ。残り時間わずか。ホーンに救われた秋山。
2Rはミナ。秋山のダメージはどうか。
3R。ミナが大振りのパンチを振り回す。秋山パンチを打ち込んでいく。タックルにアッパーを合わせた秋山。ミナ、2R終盤のパウンドでむしろ攻め疲れ?力ないタックルにアッパーを合わせられる。秋山がパンチを打ち込んでいき、ミナ後退。タックルはスプロール。ミナ引きこむも付き合わない秋山。棒立ちのみなにパンチを打ち込む秋山。ミナのタックルはスピードがなく余裕で切られる。パンチを打ち込んでいく秋山。ミナがタックルで倒したが秋山上に。パウンド!ガードを取ると秋山自ら立つ。秋山も両手を膝について疲れを見せるが先にパンチを打つ。ミナ、タックル→引き込みの繰り返し。タックルの切られ際、レフェリーが止めないのに不用意に立とうとしたミナを追いかけて殴る秋山。ミナガード。秋山パウンド。タイムアップ。
29-28、28-29、29-28のスプリットでミナ勝利。ミナ支持のジャッジは1Rミナに入れたか。
KO負け寸前からよく盛り返した秋山だが、1Rのポイントメイクで敗れた。