格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN121:第10試合・ジェイク・マシューズ vs. ボヤン・ベリチコビッチ

ウェルター級。
18歳でMMAデビューし1年半で6連勝してTUF Nations出場を決めた地元のマシューズ。TUFでは敗退したが、19歳でUFCデビューすると連勝スタート。が、ジェームス・ヴィックに初黒星を喫すると、その後2連勝の後2連敗。ケビン・リー戦の負けは仕方ないが、前回はアンドリュー・ホルブルックに判定負けしてここまで4勝3敗。7戦のうち、リー戦のみがアメリカで、後はオーストラリア・ニュージーランドでの試合という地元枠。TUF前〜TUFまではウェルターだったが、UFCではずっとライトで戦っていた。今回、再びウェルターに戻す。
セルビアで生まれてアメリカに移住したベリチコビッチは柔道・ムエタイがバックボーン。UFC2勝2敗1分け。
マシューズタックルで突っ込んだ。シングルレッグ。片足でこらえて肘を入れるベリチコビッチ。しつこくシングルを仕掛け続けて倒したマシューズ。バックに。立って正対するベリチコビッチ。ダブルレッグに切り替えてテイクダウンを狙うマシューズ。足をかけて倒した。ハーフで押さえ込み。残り1分。ハーフの足に絡んでアキレスを狙うベリチコビッチ。ヒール。回転してのがれてバックに回ったマシューズ。ベリチコビッチ立って投げをこらえる。ホーン。
1Rはマシューズ。今日はしつこくテイクダウンを仕掛けている。
2R。ベリチコビッチ飛び膝。マシューズタックルに入るがベリチコビッチはギロチンに捕らえると上になりマウント!マウントで絞めるが外れた。しかしマシューズ亀になりバックマウントを取られる。マシューズ、1Rの攻めで消耗したのか動きが悪い。表情がきつそうなマシューズ。回転するマシューズだがバックをキープするベリチコビッチ。股下を抜けて立ったマシューズがタックルに入るが止めたベリチコビッチが膝を入れる。離れた。手が出ないマシューズ。ベリチコビッチも攻めない。ホーン。
2Rベリチコビッチ。
3R。ベリチコビッチのスーパーマンパンチにシングルレッグを合わせたマシューズ。ダブルに切り替えてテイクダウン成功。ガードを取るベリチコビッチに密着してコツコツ殴るベリチコビッチ。ベリチコビッチ後転して立った。逆にタックル。尻クラッチからテイクダウン成功。ハーフバックに。両足フックしてバックマウント。背負って立とうとするマシューズだが持ち上げられず。また立とうとする。尻を上げて前に落としたマシューズ。ベリチコビッチも疲れがある。またレイ&プレイに徹するマシューズ。ハーフでコツコツ殴るマシューズ。キムラを狙うベリチコビッチだが外してバックに回ったマシューズ。チョークを狙うがベリチコビッチ外して反転。しかしマシューズまた上に。タイムアップ。
判定29-28、28-29、29-28のスプリットでマシューズ勝利。
1Rのしつこいタックルで自らスタミナ切れしてしまったマシューズ。2Rは弱気の展開になり厳しいと思ったが、3Rに一度上を取り返された後に再度取り返したところは気持ちの強さが見えた。