ファイト・オブ・ザ・ナイト:カルヴィン・ケイター vs. シェイン・バーゴス
パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:ダニエル・コーミエ、アブドゥル・ラザク
メインは不利を予想されていたミオシッチがテイクダウンを武器に完勝。が、テイクダウン能力というより、ガヌーのスタミナ切れが勝因だろう。1Rのままの展開がずっと続けばどちらかがKOして終わると思ったが、2R開始時点でガヌーは早くもスタミナ切れ。それを仕留められないミオシッチもけっこう消耗していたが、長期戦の経験の差か。ガヌーも再戦の際にはペース配分ができるようになっているかもしれない。
ミオシッチはこれでヘビー級王者が今まで越えられなかった3度目の防衛の壁を突破。次はファブリシオか?ヘビー級はベテランが多いこともあって、年内の防衛戦はあと1回くらいか。
コーミエは下馬評通りの完勝。未知数な部分が大きかったオズデミアだが、テイクダウンされたら予想以上に脆かった。ただ、コーミエほど簡単にテイクダウンできる相手はあまり多くないかもしれない。ライトヘビーも上位陣が固定されてきた。今のところコーミエの牙城を崩せそうなのは1度挑戦してスプリット判定負けしたグスタフソンか。