格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

UFN129:第9試合・ヴェロニカ・マシード vs. アンドレア・リー

女子フライ級。

南米・ベネズエラ生まれのマシードだが、ポーランド在住で、これまでのプロMMA経験はすべてヨーロッパ。2016年9月に負傷選手の代役として20歳でUFCデビューしたが、エヴァンススミスに完敗してMMA初黒星。負傷もあり、それ以来約1年8ヶ月ぶりの試合となる。階級も前回までのバンタムからフライ級に。空手・テコンドー・柔術のキャリアがある。

UFC初参戦のアンドレア・リーはニックネームKGB。アメリカ人だが、見た目がロシア人っぽいからついたあだ名とのこと。ムエタイ・キック・MMAでアマチュアのタイトルを数多く獲得しプロMMAデビュー。InvictaFCではTUF準優勝のロクサンにスプリット判定負けしたがトータル4勝2敗。

KGB首相撲からの膝に対応できないマシード。1R終盤には投げでテイクダウンを奪われバックマウントを奪われるピンチ。チョークを狙われるが、KGBは外して肘を入れる。

2R。また膝をもらったマシード。KGB首投げで投げるとマシード下から首に足を絡める。腕十字狙い。KGB離れてスクート。ブレイク。マシードタックルからテイクダウン。強引にバックを取ろうとしたが下に。足関。膝十字。上体を抑え込んで防いだKGB。肩固めのセットアップ。しかしケージ際でスペースがなく決まらない。マウントに移行しパウンド。ケージを蹴って脱出したマシード。ホーン。

3R。スタンドでバックを取ったKGB。前転して足関を狙うマシードだが亀に。またスクート。スタンドに。打撃を入れていくKGB。ケージに押し込んでボディロックから投げた。サイドからマウント!亀になったマシードからバックマウント。肘を入れて腕十字へ。下になったが今度は三角。持ち上げて外したマシード。逆転を狙いギロチンに入ったが抜かれた。タイムアップ。

判定三者30-27でKGBUFCデビュー戦勝利。