格闘技徒然草

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TUF27フィナーレ:第7試合・アレッシオ・デ・キリコ vs. ジュリアン・マルケス

ミドル級だったがマルケス4ポンドオーバーでキャッチウェイトに。

デ・キリコはイタリア・ローマで自ら設立したグロリア・ファイト・センター所属。UFCでは2勝2敗。前回はオルワレ・バンボゼとの敗者リストラマッチでKO勝ちし、初のボーナス獲得。

マルケス減量苦に定評があり、コンテンダーシリーズでの試合もKO勝ちしたが試合後減量がきつかったことを告白。その反省から栄養士をつけて体重を管理するようになり、UFC初戦はしっかり落としてきたものの、2Rにスタミナ切れして、カウンターのギロチンでなんとか勝利。が、今回は4ポンドオーバーでついに計量失敗。

腹回りがゆるいマルケスデ・キリコ左を打ち込む。マルケスじわじわ間合いを詰めていく。飛び込んで右。デ・キリコは圧されて下がるが、下がりながら左ミドル。ボディにヒット。マルケスケージまで間合いを詰めるがデ・キリコのパンチがヒット。なおも詰めていくマルケスマルケスの左をもらいバランスを崩したデ・キリコ。常にケージを背負っている。残り1分。デ・キリコタックル。マルケスギロチンに抱えたが外したデ・キリコマルケスすぐに立つ。残りわずかで今度はマルケスがタックル。倒せず。パンチが相打ちになりホーン。

1Rはどちらもいい打撃が入っていたが、手数ではデ・キリコ

2R。マルケス間合いを詰めてパンチを打ち込む。もらったデ・キリコ。追いかけてバックキックを放ったマルケスだがこれは浅い。マルケスどんどんプレスしてくる。ケージに詰まったところでバック肘を放ったが、組み付いてバックを取ったデ・キリコマルケス正対するとスタンディングギロチン。けっこう深かったが外れた。マルケス前に出て敗。デ・キリコマルケスの蹴りをキャッチするとドライブしてテイクダウン。しかし寝かせられない。バックに回ったが滑って落とされスタンドに。スタンドでパンチを打ち込むマルケスだがデ・キリコまたタックル。また倒した。マルケス下からキムラ。パスを狙うデ・キリコだがバックに回られる。腕十字を狙ったが腕を抜いてデ・キリコが逆にバックを伺う。マルケス外して立った。ホーン。

2Rデ・キリコ。しかし露骨に疲れているポーズを見せる。

3R。なおも距離を詰めていくマルケス。 下がるデ・キリコ。蹴りで間合いに入らせない。マルケスの右をもらったデ・キリコ。ケージに詰められたところで連打を打ち込まれる。このラウンドは下がる一方のデ・キリコだが、前半でラウンドを取っていて逃げ切り目的か。またマルケスの右をもらったがタックルに。テイクダウン。バックを取らせて立ったマルケス。正対するとキムラに捕らえて後方に投げる。立たれたがボディに膝。残り1分。ダブルアンダーフックで押し込むデ・キリコ。テイクダウンしたがすぐ立たれた。パンチを入れるマルケスデ・キリコ劣勢だがもう逃げ切り狙い。距離を取る。タイムアップ。

30-27、29-28×2の2-1でデ・キリコ勝利。しかし会場はブーイング。