格闘技徒然草

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UFC228:ボーナス発表/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:アイリーン・アルダナ vs. ルーシー・プディロヴァ

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:タイロン・ウッドリー、ジェシカ・アンドラ

スターリングとマゴメドシャリポフは5年に一度の決まり手だったので受賞確実かと思いきや、一晩で2回も出てしまったことで価値が薄まってしまったか。どちらかと言えばボーナスはプレリムに出ている選手に出てほしかったので、ファイト・オブ・ザ・ナイトが第2試合に与えられたのは良かったが。

メインはティルがほとんど何も出来ないまま一方的な内容に。1R距離を詰めても手を出せなかったのは、その前のウッドリーのタックルのプレッシャーのためか?早めに展開を変えなければいけなかったが、2R開始早々に前に出てパンチを打っていったところでカウンターをもらってしまった。ウッドリーはこれで現王者で最多となる4度目の防衛に成功。安定王者になってきた。

セミジェシカ・アンドラジが女子ストロー級とは思えない強烈なパンチでKO勝利。テクニックならコバケビッチが上だと思うが、破壊力で上回った。プレリムメインで初代王者をドミネートしたタチアナ・スアレスも次戦はトップ5との対戦だろう。絶対王者のヨアンナが陥落したことで、女子ストロー級も動き始めて面白くなってきた。

 UFCデビューから4試合連続でファイト・オブ・ザ・ナイト受賞というUFC記録がかかっていたフランク・カマチョは受賞できず記録がストップ。今回も沸かせていたが、あまりに一方的過ぎた。もう少し健闘しないとFOTNは難しい。それより1勝3敗(1勝は計量失敗)でリリースの危機に。