ライト級。
Bellator参戦後1勝3敗と結果を残せていなかったベンヘンだが、前戦はすでにトップクラスの実力がないロジャー・フエルタをきっちり仕留めてBellator初の快勝。
アワッドはBellator11勝6敗のベテラン。2013年のライト級トーナメントでは準決勝でウィル・ブルックスを破り準優勝したが、翌年のトーナメントではウィル・ブルックスにリベンジを許している。その後、ライト級で負けた相手はパトリッキー・ピットブルとデレク・アンダーソンのみで4連勝中。
ミドルを入れたベンヘン。アワッドがじわじわ間合いを詰める。前蹴り。ミドル。やや圧されているベンヘン。アワッドの右フックにタックルを合わせたベンヘン。ギロチンに抱えるアワッドからシングルレッグでテイクダウン。亀になったアワッド。足をフックしバックマウント。アワッド回転して逃れた。バックキープしようとするベンヘンだが前に落ちてアワッドががぶるとダースチョーク。首を抜いたベンヘンがパウンド連打。また亀になったアワッドのバックに回りパウンドからチョーク。アワッド逃れてスクートに。ベンヘンは寝ているアワッドのボディに踵落とし。ゴング。
1Rベンヘン。リプレイで1Rのバックマウント時にベンヘンがアワッドのグローブを掴んでいたシーンが流される。
2R。ベンヘン飛び蹴り。バランスを崩してスリップダウンしたがすぐ立つ。左ミドル。ワンツー。ベンヘンタックル。シングルレッグ。ダブルに移行したが、アワッド切り替えして上に。しかしすぐまたそこからシングルレッグに入り上をとったベンヘン。ハーフで押さえ込み肘。バックに回る。しかし前に落としたアワッド。が、即タックルで上を取るベンヘン。ハーフから肩固めに捕らえるが、ケージ際でそこからパスしてサイドに出るスペースがない。ゴング。
2Rベンヘン。まったく息を乱していない。
3R。左ミドルを入れたベンヘン。バックスピンキック。そこからタックル。切ったアワッドが膝をついたベンヘンに膝を打ち込む。ボディを狙ったが顔面に入ったか？レフェリーはスルー。ベンヘンちょっと効いた素振りを見せたがすぐタックルに入り倒した。亀になるアワッド。バックからパウンドを入れるベンヘン。肘。若干垂直肘気味。ここでレフェリー止める。ベンヘンがケージを掴んでいたとのことでブレイク。再開。タックルに入るベンヘン。切った。しかしまたタックル。ベンヘンのローに右フックを合わせた。ベンヘンフラッシュ気味に倒れたがすぐ立つ。そしてタックルでテイクダウン。ハーフ。また肩固め。しかしまたケージ際でスペースがない。アワッド亀になり外したが、ベンヘンがバックマウントからチョークに。タイムアップ。
30-26×2、30-27の3-0でベンヘン勝利。フィニッシュは出来なかったが、らしさあふれる試合ぶり。
