格闘技徒然草

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UFC on ESPN+54:第3試合・ジェフ・モリーナ vs. ダニエル・ラセルダ・ダ・シウバ

フライ級。

コンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約したモリーナは、4月のUFCデビュー戦で同じくUFCデビューの中国・内モンゴル自治区出身アオリ・チロンと対戦し、打撃のディフェンス甘めのチロンと打ち合いを演じて判定勝ち。盛り上げたことでファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞したが、チロンともどもUFCで戦えるレベルかはまだ不明。ベースはキックボクシング。

ブラジルのシウバはUFCデビュー戦。25歳で11勝1敗。これまでの試合はすべてブラジルローカルで、対戦相手のレベルも不明。アグレッシブな打撃、下からの三角絞めなどで、勝った試合はすべてフィニッシュ勝利。アレックス・オリヴェイラと練習しているとのこと。

強い蹴りを入れていくシウバ。前蹴り。一転タックル。スタンドでバックに回るとそのまま背中に乗る。スタンドのままチョーク。前に落とそうとするモリーナ。落ちたが腕十字に切り替える。しかしモリーナ脱出して上に。密着して肘を落とす。三角を仕掛けるシウバだが、モリーナ上体を起こして外すと鉄槌を落とす。パウンド。入っている。しかしシウバまた腕十字。クラッチして耐えたモリーナ。また上になりパウンド。ガンガン落としていく。スイープを狙うシウバだがモリーナ上をキープ強烈なパウンド。ホーン。

1Rモリーナ。シウバ、下が得意なだけに、安易に下になってしまうが、モリーナ相手には危険。

2R。動きが落ちているシウバ。ローに合わせたモリーナの右がビッグヒットしシウバ仰向けにダウン!パウンドラッシュ!シウバ腕でブロックしたまま打たれ続ける。なおも殴る。うつ伏せになるシウバ。なおもパウンド。とっくに止めていいが、レフェリー止めるタイミングを見失っている。バックマウントでなおも打ち続けるモリーナ。ようやくレフェリー止めた。

モリーナはきっちりフィニッシュしての勝利で2連勝。

シウバ、1Rのグラウンドでの攻めは良かったものの、安易に下のポジションを続けすぎた。スタミナを削られてしまった。